先日Planexのお安い(が色がビミョー)な無線LAN親機 FFP-1200DHPの購入レビューを書きました。
11ac接続では11nの2倍程度の転送速度が出て非常に満足です。
とはいえ、テストしたマシン(NEXTGEAR-NOTE i5700)は11ac 433Mbpsまでしか対応していません。866Mbpsをぜひ試してみたくなってしまった僕は、対応子機Planex GW-900Dを衝動買いしてみました!
またしても色はビミョーだが速い!
同じ色
先日お伝えした親機FFP-1200DHPと同じ、ビミョーな薄緑です。
大きさはUSBメモリを横幅2倍にした感じ。ちょっと幅があるので隣のUSBポートが使えなくなる場合もあります。
866Mbps
今回はMacBook Pro Retinaに接続してみます。GW-900D(FFP-900D)はMacでもWindowsでもドライバが提供されています。
- ドライバをインストールし、再起動、GW-900Dを接続すると緑のランプが点滅します。
- WPSボタンを押し、本体のFFP-1200DHPの裏側にあるWPSボタンも押します。
- すぐに認証が行われ、接続完了!
ネットワークユーティリティから見てみると、866Mhzが出ています!
(ネットワークユーティリティは10.9 Marveriksから場所が変わっています。 /システム/ライブラリ/CoreServices/Application/ の中にあります。)
あれ?あんまり速くない・・・
さて前回同様1GBのファイルを転送して速度を測ってみたのですが、433Mbpsで41秒だったのに対し、GW-900D 867Mbpsはなぜか1分02秒・・・なぜ!?
これは困りました。リンク速度が速いのに転送は遅いです。
調べてみるとネットワークユーティリティでの受信エラー数がかなり出ています。たぶん原因はここらにありそうです。現在調査中です。
一部屋離れると・・・切れる
少し使ってみたところ、11ac(5GHz)は感度がちょっと悪い感じです。
一部屋離れ、部屋の扉を閉めてしまうとかなり途切れ途切れになります。信号を2.4Ghzに変更すればつながりますが、この場合は11acは使えません。
近くにいるときは5Ghz、離れるときは2.4Ghzと使い分ける必要がありそうです。切り替えはドライバに含まれているPlanex Network Managerから操作可能です。
ちょっと動くとすぐにリンクスピードが落ちる感じで、ルーターの位置やパソコンの場所でかなり違いが出そう。扉の開いた部屋でも300Mbpsを切るときもあり、最高スピードは親機に近くないと出ない感じです。
WTS的まとめ
866Mbpsはやっぱり速い!大型のファイルでもスパスパと送信してくれます。でも電波の弱さがネック。また鉄筋や3階建てでは、中継機を入れないと安定した11acはむずかしいだろうなと感じました。