どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
かなり良いバランスのゲーミングノートパソコンが登場しました!
- 最新第8世代で6コア12スレッドを駆動するCore i7-8750H
- 強力なグラフィックGeforce GTX 1060
- 余裕のあるツインストレージ設定も可能な拡張性も確保
パソコン工房「LEVEL∞ Nシリーズ(LEVEL-15FX095-i7-RNSS)」は価格も手頃で、初めてのゲーミングマシンとしてもオススメです!
さっそくレビューしていきますよ!
デザイン
全体がマットブラックでまとめられた、シンプルなデザインです。

ゲーミングパソコンで搭載されがちなLEDもなく、このジャンルにおいては派手さを抑えたモデルです。レベル∞のブランドロゴが唯一の飾り。

とはいえ、ボディ全体は随所にエッジを立ててあり、さながら軍用マシンの雰囲気。「武器」としてのパソコンである、というメッセージも受け取れます。

ディスプレイ
ディスプレイは15.6インチ 非光沢タイプ。
周りの光が映り込みにくく、細かな描画もしっかりと見えます。また光沢タイプよりも目が疲れにくいとされていて、長時間の使用でも集中力が続きそうです。

さらにLEVEL∞ Nシリーズで注目したいのは「120Hz駆動」という点。
これは何かというと、従来のディスプレイは通常60Hzという単位で駆動しています。60Hzとはざっくりというと「画面を1秒間に60回更新」するという意味になります。(厳密な技術としてはもう少し違うのですが、おおよその意味としてとらえてください)
最近のゲームは画面移動がかなり激しくなっており、1秒間に60回という高速な表示でも、画面にブレや残像が見えるほどになってしまいました。ひどくなると「ティアリング」と呼ばれる、帯状に映像がチカチカとズレる現象も現れます。

これを抑制するには、60回以上に高速表示させなければなりません。それを実現したのが120Hz駆動液晶です。
実際にゲームをプレイしてみると、FPSやレースゲームで激しく画面が左右に動いても、景色や敵の動きが良く見えます。「チラチラしない」という感じでしょう。
さらに通常のWindows操作でも、マウスカーソルの動き、ブラウザのスクロールが妙になめらかです。特にブラウザのスクロールはサーっと下に下げている最中でも、文字が少し読めるほどです。普通のディスプレイでは文字として認識できないほどパラパラと見えるはずです。
スクロールがなめらかなので、たくさん読んでも心なしか目の疲れが少ない感じがします。(筆者の個人的な感想です)
パソコン工房ではパネルの詳細は公開されていませんが、色合いなどからVAもしくはTNディスプレイだと思われます。
これらの液晶方式は斜めから見ると色が変わってしまうという弱点がありますが、LEVEL-15FX095-i7-RNSSは上下左右の急角度からのぞいても色合いは多少変わる程度で、見づらいほど色変化は感じません。
コストを削減するためにTNディスプレイを使うことはありますが、そのような低価格ディスプレイはまったく違うと感じます。

キーボード
キーボードは10キー(数字キー)も備えたフルサイズタイプ。

手の大きさと比較。キーは十分な大きさです。

オーソドックスな配列で変則的なキーはないので、誰でもすぐに使い慣れることができそうです。

タッチパッド
タッチパッドは1プレート+2ボタンタイプ。サラッとしていて、指のすべりは上々。反応も問題ありません。

分離したボタンがあるので、1プレートタイプに比べ正確なクリックが可能です。
特にゲームプレイでは正確なクリックが要求されますので、あえて2つのボタンを分離させている点に注目。
ゲーミングマシンを多く販売しているパソコン工房だから、ゲーマーの要望をわかっていると感じます。
ポート類
ノート型ながらも、ポート類はデスクトップマシン並に多数装備されています。
ディスプレイ端子だけで計3ポート(HDMI 左側面×1、Mini DisplayPort 左側面×2)があり、本体だけで3つの外部ディスプレイに接続できます。
USBは4ポートも搭載。しかもそのうち1ポートは最大10Gbpsもの転送力を持つ、最新のUSB3.1 Type-Cポートです。ThunderBolt 3にも対応していますので、外部SSDなども快適です。
マウスやデジタルタブレット、外付けディスクなど、つなぎたいものが多くてもハブを買う必要はありません。
静粛性
この薄さに強力なGPUを搭載したということは、熱がこもって、さぞかしファンの音もひどいだろうな・・・と先入観がありましたが、通常使用時は驚くほど静かです。
裏面には多数のスリット、その中に銅製の太いヒートスプレッダが見えます。強力な冷却を行っています。

テストで高負荷をかけたときにファンの風切り音が出てきますが、最高潮でもファンの音は低音で、耳障りな高音はほとんどありません。
もちろん高負荷で長くプレイしていればファンの音も上がってきますが、数年前のゲーミングマシンのような、ヘッドホンをしていないと耐えられない音とは全く違います。時代は変わりました。
続いてはベンチマークを見ていきましょう。
ベンチマーク
3DMark
ゲームベンチマークとして、ほぼ業界標準となっている3DMarkにてテストをしました。
Sky Diverまでは非常になめらかで、ミドルクラスのゲームをラクラク動かせる能力があることを示しています。
最上位のFire Strike、Time Spyは少々重く感じる場面も多いものの、価格とのコスパを考えれば十分だと感じます。
| ベンチマーク | スコア |
|---|---|
| Ice Storm | 155345 |
| Ice Storm Extreme | 152957 |
| Cloud Gate | 33840 |
| Sky Diver | 28691 |
| Fire Strike | 10205 |
| Fire Strike Extreme | 5303 |
| Time Spy | 1825 |
PCMark 10
パソコンの全体的な性能を試験するベンチマークです。
インターネットブラウズや文書作成、画像処理など、普段よく行う作業がどれだけ快適になるかが分かります。
平均的なパソコンが2000程度なので、4980で十二分に快適だと判定されました。

ドラゴンクエストX
オンラインゲームのドラゴンクエスト Xのベンチマーク。軽めのソフトのジャンルとなります。
こちらも十分すぎるほどのスコア。最高設定、FULL HD (1920×1080)でもまったく処理落ちはありません。

CineBench 15
CPUとOpenGL能力を計測するChineBench 15です。
OpenGLは100超え、CPUは1000を余裕で超える1222cbをマーク。非常に高い処理能力を持つことが判明しました。

一気に6コア/12スレッドなので、12コマのレイトレーシングが走ります。とても気持ちがいい!

ファイナル・ファンタジー XV (FF15)
ファイナル・ファンタジー15は最新技術を多数使っていて、重めのゲームです。
高品質、FULL HD (1920×1080)では「普通」となりました。ただ、そんなに大きくカクつく場面はありませんでした。品質を標準にすると安定してなめらかでした。

どのテストからも、十分なゲーミング能力を持っていることがわかります。
ただ、画質「高」や「最高」にすると重くなるゲームもあります。画質は「標準」程度にすれば、最新ゲームでもほとんどがなめらかに動くと思われます。
120Hzディスプレイで、画面がしっかりと追従してくる点も魅力です。
スペック
レビューしている「LEVEL-15FX095-i7-RNSS」のスペックです。
もしたくさんのゲームをプレイするのなら、240GBのSSDではちょっと容量が心配になります。できれば512GBへの選択変更、またはセカンドストレージとして1TB HDDなどを追加することをおすすめします。
後からの増設は裏面パネルを外しての分解作業が必要になり、上級者向けです。改造に慣れていない方は購入時に変更することをお勧めしますよ。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| OS | Microsoft Windows 10 Home (x64) |
| CPU | Intel Core i7-8750H |
| CPUコア/スレッド数 | 6コア / 12スレッド |
| メモリ | 8 GB |
| メモリスロット (空きスロット) | 2 (0) |
| グラフィックス 1 | Intel UHD Graphics 630 (CPU内蔵) |
| グラフィックス 2 | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB |
| ストレージ | 240GB SSD |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | 15.6インチ 120Hz高速液晶 |
| 解像度 | 1920 x 1080ピクセル |
| ポート類 | ヘッドフォン / スピーカー出力×1 ,マイク入力×1 ,USB 2.0×1 ,USB 3.0×1 ,USB 3.1×2(Type-A×1/TYPE-C×1) ,ディスプレイ出力(HDMI×1/miniDisplayPort ×2) |
| Bluetooth | あり |
| 無線LAN(Wi-Fi) | 802.11ac/a/b/g/n対応 |
| 有線LAN | あり |
| サイズ | 約幅381mm×奥行267mm×高さ37mm(※最大突起物を含まず) |
| 重量 | 約2.34kg |
| バッテリ駆動時間 | 5.2時間 |
WTS的まとめ
ゲームに必要な機能がコンパクト&薄型にまとまっていて、とてもいい感じです!GTX 1060は現在販売されている大半のゲームで、高設定のグラフィックを選択することができます。
ゲーミングマシンの入門機としても、毎日プレイするハードゲーマーでも、おすすめできる機種になっています。