で、電源がっ!?予想外のできごとに!Lenovo Legion C530限界突破!魔改造スレ2【改造編】

マザーボードを外す

いよいよマザーボードを外します。(本当はメモリなど、外せる部分は全て外した方がよいです。時間短縮手順でやってますのでご了承ください。)

マザーボードは8カ所程度のネジで止められています。これらを全て外します。

フチを持って持ち上げます。抵抗なくゴソッと動くならOK。そのままフレームに接触しないように持ち上げて取り出します。もし抵抗がある場合は、ネジが残っている可能性があります。無理に引かず、見直してください。

取り外したC530のマザーボード

CPUを交換!

CPUを交換してきましょう!

純正クーラーを外します。

上からネジ4本をゆるめきり、クーラーを持って軽く左右に回転させると、グリスがはがれやすくなります。

 

取れました。

 

次にマザー背面のバックプレートを外します。これはかなり強力な両面テープでくっついています。無理にはがすとマザーが曲がり、ハンダやコネクタが割れる可能性があります。4隅から均等に力を入れて、慎重にはがしていきます。

 

取れました。両面テープはおそろしく強力。

 

現状ではCore i7-9700が搭載されています。こちらをCore i9-9900(無印)に交換!

 

8コア/8スレッドから、8コア/16スレッドとなり、スレッド数は一気に2倍!LGA1151では最高クラスとなります。

ただし熱量もそれなりになるので、CPUクーラーも交換していきます。

Cryorig M9 Plusを試してみるが・・・

CPUクーラーは手持ちのCryorig M9 Plusと、SCYTHE 大手裏剣 参(ビッグシュリケン スリー)を用意しました。

 

狭いケースなので、風はなるべく前方から後方へ一気に通過させたいところ。そのためにはサイドフロータイプのCryorig M9 Plusがベストなのですが、高さが問題!

とりあえず仮組みし、マザーを納めてみましたが・・・

みごとにサイドフレームからはみ出していますね・・・

 

1mm、2mmではなく、7~8mmほど出ています。もちろんサイドパネルは閉めることができません。

サイドフロータイプでは最小クラスのM9 Plusでさえ入らないので、Legion C530でサイドフローは搭載不可能といえるでしょう。

 

ということで、SCYTHE 大手裏剣 参を搭載します。

 

大手裏剣 参は、12cmの大型ファンを搭載したトップフロー型クーラー。全高は69mmに抑えながらも、可能な限り面積を大きくしたヒートシンクには、5本のヒートパイプが通っています。高い冷却力を発揮します。

 

ファンは25mmではなく17mmの薄型を採用することで、さらに高さを抑えています。もし冷却力が足りないと感じたら、25mmタイプにも交換することも可能。25mm用のネジも付属します。

上から風を吹き付けるので、CPUの周りに拡散し、メモリやVRMなど周辺冷却もされるのがうれしい。

大手裏剣 参を4方向から見ると、ヒートシンクの形状が全て違うことに気づきます。これはメモリ部分のカットが違うのです。大型トップフロー型は、メモリと干渉して取り付けられなくなることがありますが、大手裏剣 参なら方向を変えるだけで、さまざまな高さのメモリに対応できます。これは親切!

 

今回はごく普通の純正メモリなので、低い方でも十分に空間があります。

オフセットはわざと中心からズレており、4方向でそれぞれでファンの位置が大きく違うことに注目です。マザーボード側に大型のヒートシンクや化粧パネルが付いている場合も、うまく避けて取り付けできそうです。

詳しくは単体のレビューに書きました > こちら

大型ファンが静かで冷える!SCYTHE(サイズ) 大手裏剣 参 トップフローCPUファン 実機レビュー
先日からLenovo Legion C530を魔改造しておりまして(笑)、高さが低くて高い冷却力をもつCPUクーラーを探していました。 トップフローではNoct...

 

大手裏剣 参なら、高さはまったく問題ありません。

ケースに仮に納めてみると、下のフレームがわずかに当たりそうですが、ギリギリ収まりました!よかった~~

わずかに触れるか、触れないかレベルのスキマ

ケースに収めることは成功した

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