どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
先日レビューしました薄型・小型のデスクトップパソコン「NEC Lavie DT」。
Lavie DTは昔ながらのデスクトップパソコンの形で、比較的自由にパーツの拡張、追加ができるのがポイント。ケースなんかはネジ2本でカンタンにここまで開きます。
CPU速度は十分ですが、グラフィックボードがなくグラフィックに関してはかなり非力なので、ちょっとイイヤツを積んでやろうか・・・とGTX 1050 Tiを買ってきました!
が、とんでもない事態に!
買ってきたもの
買ってきたのはGTX 1050 Tiを搭載し、高さが低い「ロープロファイル」にも対応しているMSI GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP (VD6238)。
2連ファンを搭載しながら、追加の電源が必要ないというのもポイント。省スペースPCのパワーアップにうってつけなのです。
取り付け・・・できない!?
さて取り付けはカンタン。
GTX 1050 Tiの背面プレートをロープロファイル用に交換し、本体ケージをすべて開き、PCIeコネクタに挿すだけ。
が、ここでとんでもないことに気づく!
Lavie DTは実は前後長が短い!なんと、ドライブケージが接触して閉まらない!!なんてこった!
あと1.5cmぐらいなのに~~!!
といってもどちらも曲がるものじゃないので、1mmでもはみ出せばアウト~です。つまり、Lavie DTではGTX 1050 Tiは使えない!
はい16,000円が無駄になりました~(´;ω;`)
実際何センチならOK?
ではLavie DTは何センチのカードまでなら搭載できるのでしょうか?
測ってみますと・・・だいたい130mm~135mmぐらいが限度でしょうね。
搭載できるカードは?
その長さで搭載できるグラフィックボードを探してみましたが、実はものすごく少ない。
というか、現役世代(10シリーズ、20シリーズ)のGeForceではほぼ全滅です。最低でも140mmぐらいなので、搭載不可能です。
そして現状販売していて、確実に入りそうなのは「ELSA GeForce GT 730 LP 1GB GD730-1GERL」ぐらい。(※追記 この後調査を継続し、こちらのカードならGT 1030が搭載できることが判明しました!下記記事をご覧ください)
3世代前のGT 730、1GBのDDR3メモリを搭載。サイズは130×68.5×17.9 mmで、要件を完璧に満たしています。
さっそく搭載してみますと、無事に入りましたね。
搭載してみるとあと1cmほど余裕がありますことがわかります。ということは、140mmまでならギリギリいけるかもしれません。
ただし、ドライブケージはナナメに持ち上がるので、あまりにギリギリなカードでは接触して閉まらない可能性もあります。挑戦は自己責任で。
端子の増加もポイント
グラフィックボードの増設はグラフィックの強化だけではなく、出力端子が増えるのもポイント。
2画面、3画面出力ができるようになるので、写真編集やデザイン作業は非常にやりやすくなります。
WTS的まとめ
とりあえずパワーアップはできましたが、GT 730では最近のCPU内蔵グラフィックチップと比較し、それほど大きく差はでません。
Lavie DTを動画もガンガン編集できるマシンや、ゲーミングマシンにするのは、かなりムズかしいかもしれませんね。
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