こんにちは、太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日は小さくて軽く、ノートパソコンからタブレットに変形する”2-in-1ノートパソコン“「hp 11-ab000」をレビューしますよ!。
真っ白で手ざわりの良いコンパクトなボディ、ノートの良さとタブレットの良さをあわせ持つ使いやすさがポイント!
- 真っ白でやわらかな色合いのボディ
- ノート型とタブレット型に自在に変形
- 11インチで小さめのバッグにも入れられる
デザイン
明るめの白で包まれたボディです。

全体がプラスチックではありますが、布のような模様を与えられていて、手触りもやわらかです。すべり止めの効果もありそうです。

ディスプレイ
ディスプレイは11.6インチワイドHD。光沢画面のため写真や映像が非常に鮮明に見えます。

もちろんタッチ機能にも対応しています。

半面、屋外や蛍光灯の真下では多少の映り込みを感じます。細かな文字を読む作業が多い場合は映り込みで読みにくさを感じることもあります。
IPS液晶ではありませんので、上下左右の急角度からのぞくと白っぽくなったり色が薄くなったりする現象があります。とはいえ、ノートパソコンは通常正面から見るものなので、大きな問題はないでしょう。
ディスプレイはぐるっと裏側に回すことができ、タブレット型に変形します。

また途中で止めることで、このように立てて使うこともできます。

キーボード
キーボードもボディに合わせて、真っ白です。統一感がありますね。

小さいながらも面積をめいっぱい使い、可能な限り大きなキーにしています。この大きさですが打ちにくさはありませんでした。

キーの打ち心地も適度の反発力で、打ちにくくはありません。

タブレット型になったときは裏面がキーボードになります。これでは持つのに気をつかうのでは?と思ってしまいますが、キーボードは無効化されますので、キーを押しても画面が動いてしまうことはないので安心です。
ただ触り心地は気になりますね。ここは慣れでしょう。

タッチパッド
タッチパッドは1プレートタイプ。左下/右下を押し込むことで左/右クリックが可能です。タッチパッドも同色で、統一感があります。

もちろん画面もタッチパネルなので、画面タッチでも操作可能です。
ポート類
小型なのでポート数は制限されていまいますが、従来の大きさのType-Aポートが3つあります。
カードリーダーも備えているので、デジカメの写真がすぐ取り込めるのもいいところ。カードを挿しっぱなしにして、セカンドストレージとして使うことも可能です。
またHDMI端子も備えますので、拡張機器を使わずに大型ディスプレイに接続することも可能です。
静粛性
ファンは付いていますが、普段使っているときは非常に静かで、意識して聞こうとしない限り聞こえません。非常に静かな機種だと言っていいでしょう。
ベンチマークをかけて高音になってくると、「シュー」というわずかなファンの音が聞こえてきます。それでもかなり静かな方です。音に敏感な人も安心して購入できます。
スペック
今回テストをしているモデルのスペックです。
より詳しい情報はHP公式サイトにてご確認ください。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| OS | Windows 10 Home 64-bit |
| CPU | Intel Celeron @ 1.60GHz |
| CPUコア/スレッド数 | 2コア / 2スレッド |
| メモリ | 4GB |
| グラフィックス | Intel HD Graphics |
| ストレージ | 128GB SSD |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | 11.6インチ HD タッチパネルディスプレイ |
| 解像度 | 1366×768 |
| ポート類 | HDMI 出力端子×1、USB3.1 Gen1×1、USB2.0×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
| Bluetooth | あり |
| 有線LAN | なし |
| サイズ | 約 306 × 208 x 18.5(最薄部) |
| 重量 | 1.4kg |
ベンチマーク
グラフィックがどの程度の能力を持っているか、ベンチマークをかけてみました。
3DMark
ゲームベンチマークとして、ほぼ業界標準となっている3DMarkにてテストをしました。
| ベンチマーク | スコア |
|---|---|
| Ice Storm | 19130 |
| Ice Storm Extreme | 14034 |
| Cloud Gate | 1575 |
| Sky Diver | 1019 |
ごく軽いテスト~ミドルクラスまで動かしてみました。
ごく軽いテストではなかなかなめらかな映像を見せてくれましたが、少し上のテストではコマ落ちも激しく、実用的ではありません。
YouTubeなどの映像ならいいですが、ゲームをプレイしたりグラフィック処理をしたりするのはきびしそうです。
WTS的まとめ
コンパクトで1.4kgしかないので、いつでも持ち運ぶパソコンとして活躍しそうです。タブレット型にもなるので、ちょっと立てかけて映画やYouTubeを見るのもいいですね。
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