どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はHPから販売されている、11インチで1.18kgという小型軽量ノートパソコン「HP Stream 11-r000」のレビューです!
パッと目を引くコバルトブルーのボディと、コンパクトながら一通りそろった機能、そしてわずか27,700円(税別)からという非常に手頃な価格も見どころです。
スペック
まずはスペックを見てみましょう。
OSは最新のWindows10を搭載しています。
ストレージは32GBと容量はちょっとギリギリですが、HDDよりもアクセス速度が早いeMMCを採用しています。メインメモリも2GBと、Windows10では必要最低限の容量です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 |
CPU | インテル Celeron N2840 (2コア / 2スレッド) |
メモリ | 2GB |
メモリスロット (空きスロット) | 0(0) |
ディスプレイ | 11.6インチ |
解像度 | 1366×768ピクセル |
ポート類 | HDMI 出力端子×1、USB3.0×1、USB2.0×1 |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
有線LAN | なし |
サイズ | 約 300 x 206 x 18.4 mm |
重量 | 約1.18 kg |
鮮やかな色!
まず目につくのはその色!非常に鮮やかで濃いコバルトブルーです。
hpのロゴマークも青い鏡面塗装。
内側には美しい木目模様
内側ももちろんコバルトブルー。ただ外側と少し違うのは、このようにうっすらと木目のような模様が入っています。青い色なのに木目、という組み合わせが新しい。
キーボード
キーボードのキーは白。ブルーとの対比がきれいですね。
キーの配列はごく普通。変則的なキーはほとんどなく、誰でもなじみやすいでしょう。カーソルキーの上下が少し小さいので、エクセルなどで多用する人は使いにくいかも。
他の文字キーは大きさも十分で、ストロークはおよそ1mm。キーのタッチ感もよく、打ちやすいと言えます。
軽量でコンパクト
重量はわずか1.18kg、大きさもA4用紙ほどの面積しかありませんから、持ち運びにはとても便利。
厚さも18.4mmと2cmを切っていますので、女性の小さめのカバンでも収まりやすいかと思います。白いカバンに入れると、ブルーとの対比とてもマッチしそうですね。
タッチパッド
タッチパッドは1プレートタイプ。もちろん色が統一されています。
左下、右下を押し込むとクリック/右クリックが行えます。クリックは少々固い。
ディスプレイ
ディスプレイは光が反射しづらく、見やすい非光沢タイプ。1366×768ピクセルの解像度で、比較的広く画面が使えます。
斜め横から見ても色の変化は少ない。
ただ、斜め上から見ると画面が白っぽく変化してしまいます。とはいえこのような角度から見る使い方はほぼしないでしょうから、実用上の問題はないでしょう。
ファンレスで無音
ファンレスなのも見どころです。
Stream 11-r000はメインストレージが音をまったく出さないeMMC、さらに冷却ファンが無いので、音を出す部分が一つもありません。なのでとても静か、というか無音です。
図書館や夜中の作業など、非常に静かな環境でも気にならないでしょう。
クラウドストレージ OneDriveが100GB 2年間使える
メインストレージは32GBと使い込むには心もとない容量ですが、その代わり、マイクロソフトが提供するクラウドストレージ「OneDrive」の100GBを2年間無料で使えるのもポイントです。
100GBってどれくらい? という試算が公式ページに掲載されていますが、
ファイル | 枚数 | およその容量 |
---|---|---|
画像 | 32,400枚 | 24GB |
音楽 | 6,000曲 | 24GB |
文書 | 720,000個以上 | 24GB |
映画 | 28本 | 28GB |
合計 | 100G |
これだけのファイルを詰め込むことができます。
またクラウド型なので、同じファイルをスマホやタブレットで参照、編集することができ、非常に便利。もちろん別のパソコンで見ることもできます。
ポート類
小さいながらも拡張ポート類はひと通りそろっています。USB端子は2つ、映像出力用としてHDMIも備えます。またマイクロSDのみとなりますが、カードリーダーもついています。
USB機器の同時使用、大画面への出力もこの一台のみで可能です。
WTS的まとめ
ちょっとした用事から、軽いビジネス用途まで、安いながらもいろいろ活用できそうな機種です。色も質感も安さを感じさせない作りで、3万円以下の激安レンジのパソコンの中では、選ぶ理由の多い一大となりそうです。