先日は外観、ベンチマークをお伝えしたG-Tuneの小型デスクトップ・ゲーミングマシン「LITTLEGEAR [リトルギア]」。
今日は購入時にどうしても気になる動作音についてです。
小型筐体ということでやはり気になるのは騒音。熱がこもりやすいからかなり音も大きいのでは?と思ってしまいますが、これが意外に静かなんです!
アイドル時は非常に静か
まず電源を入れてからデスクトップが出るまでの音。
電源を入れると「フォン」と初期の排熱のためにわずかな時間だけ高速回転し、起動後はすぐに低回転へ落ち着きます。
アイドル時はかなり静か。普通のオフィス用スリムデスクトップとたいして変わらないほどです。
音質は「フォォォー」という低音で、騒音計で計測したところアイドル時はわずか41~44dBAでした。ささやき声が43〜47dBAぐらいなので、いかに音が小さいかわかるはず。(静かな室内が38~40dBA。音響室ではありませんのでおおざっぱな数字です)
この小さい筐体でGTX 980を搭載しているので、もしかしたらとんでもない爆音になるのでは?という不安はありましたが、ぜんぜんです。はっきり言って数年前の標準デスクトップ機のほうがうるさいぐらいです。
技術の進歩ってすごいなぁ。
高負荷
次はベンチマーク時。(ちなみに非常にパワフルだったベンチマーク結果は、前回のレビューをご覧ください。)
高負荷状態ではさすがに風切音が大きくなってきますが、やはり音は低く、それほどうるさくは感じません。騒音計で測ってみても49〜51dBAほど。静かな夜なら気になる程度で、日中の生活音の中ではまったく気にならないでしょう。
というかゲームに熱中していて音が気になるのか?という疑問はありますが。
冷蔵庫
ちなみに参考までに冷蔵庫を計測してみました。
コンプレッサーがそんなに回っていない、平常時の音は45dBAと出ました。つまり冷蔵庫の音ぐらいを参考にするといいと思います。
WTS的まとめ
小型でも非常に静音化されているマシンです!ゲーム用ではなくオフィス用ハイパワーマシンとして活用したりする場合も、騒音に悩まされることは、ほぼないでしょう。
LightroomのRAW現像、Premiereの書き出しもテストしましたが、とてもスムーズでした。