Skylake搭載の小型ゲーミングマシン LITTLEGEAR[リトルギア]を最速レビュー!

小型ゲーミングマシンが一気に勢力を拡大してきました!

ドスパラ S9シリーズ、ツクモ G-Gear miniシリーズ、パソコン工房Level ∞ C-Classと立て続けに小型マシンが登場する中・・・なぜかいつも1、2位を争って飛び込んでくるはずのマウスコンピュータ(G-Tune)はなぜか沈黙・・・

なにか秘蔵マシンがあるな・・・と思っていたら、満を持して出してきました!

最新”Skylake” CPUを搭載した小型ゲーミングマシン、LITTLEGEAR [リトルギア]です!

記事中の商品/サービス

LITTLEGEAR

“LITTLEGEAR [リトルギア]”という名前、「久しぶりに聞いたな~」という感慨を覚える人もいるはず。

その通り、この名前は数年ぶりの復活です。当時も小さな筐体に見合わぬ高性能ぶりで、かなりの人気を博しました。ただ、当時はいわゆるコンパクトPCという位置づけで、机の面積が狭い人にむけて、性能をある程度絞り小型化したPCといった感じでした。

そして今回登場の新LITTLEGEAR

マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 004

小型デスクトップ路線でありながら、G-Tuneブランドの強力なゲーミングマシンとして大きく姿を変えました!

Mini ITXを採用し全体をコンパクトにまとめつつ、カード長30cmクラスのハイエンドGPUを搭載可能と、信じられない拡張性です。電源もATXで最大700Wを選択できますから、GTX 980Tiでも余裕を持って駆動できます。

そして注目は・・・

Intel “Skylake” CPU搭載

Intel Skylake

なんといっても、このサイズの小型ゲーミングマシンとして初となる、Intel “Skylate”シリーズの搭載でしょう!ドスパラ、ツクモ、パソコン工房の同クラス機種はいまだにHaswell Refreshですので、一歩リードしての搭載です。

この件についてマウスコンピュータに聞いてみたところ、「Skylakeでクラス一位を取るために、あえてHaswell Refreshを見送りました」という答えが!なかなかの策士!

SkylakeはCPUの高速化と省電力を実現する、まったく新しい世代となります。今回レビューしている機種はCore i7-6700を搭載します。

スペック

レビュー機のスペックです。LITTLEGEAR i310PA1

GTX 980を搭載したプラチナモデルです!

項目 スペック
OS Windows 10 Home 64-bit
CPU Intel Core i7-6700 (4コア / 8スレッド)
メモリ 8GB
メモリスロット (空きスロット) 2 (1)
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB)
ストレージ SATA 931GB
光学ドライブ HL-DT-ST DVDRAM GS40N
ディスプレイ I/F 4 (DVI-I×1、DisplayPort×3) (DVI-HDMI変換コネクタ付属)
キーボード・マウス I/F 1 (PS/2 Mini DIN 6ピン)
ポート類 USB2.0 x4、USB3.0 x4、サウンド、イーサネット
有線LAN あり
サイズ 178×395×298 【本体ケースのみ】
178×395×330 【ハンドルを含む】
178×420×330 【光学ドライブ使用時】
重量 8.3kg
電源 700W [80PLUS GOLD]

外観

長々とすみません。では外観を見ていきましょう!

全体を黒でまとめ、非常に落ち着いた印象になっています。ゲーミングマシンとしても、ハイパフォーマンス・ビジネスPCとしても違和感なく使えそうです。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 003

電源をオンにするとモビルスーツっぽく光る、赤い帯状のランプがかっこいい。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 026

両サイドはメッシュになっていて、熱が高い高性能グラフィックカードでも、余裕で冷却できそうです。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 001

背面も面積は小さいながらも、ポート類は充実(後述)。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 009

内部

内部をちょっと見てみましょう。

内部にアクセスするには右パネルを外します。手で回せるネジ2本で留まっており、ツールレスで作業可能。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 012

パネルを外すとすぐにCPU、メモリ、ストレージが見える状態となります。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 015

CPU部分とGPU部分がざっくりと2層に分かれるようなレイアウト。熱い空気を互いに吸い込み合わないように、うまく流れる構造になっています。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 017

CPUクーラーはCoolerMaster製の静音タイプ。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 016

なんだこの取っ手は?

LITTLEGEARの外観で一番気になる点は、やはりこの「取っ手」。
どう見ても持ち上げるための取っ手です。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 008

LITTLEGEARは本体重量8.3kg(レビュー機)という、デスクトップとしては軽量にまとめられています。そのため「ハイパフォーマンスなデモ機」として持ち運ぶことを考えてあるそうです。

「でも壊れそう」と不安に思うかもしれませんが、持った感じものすごい剛性感で、ちょっとやそっとではゆがむことすらなさそうです。設計上はなんと50kgまで平気で耐えられるそうです!
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 006

中に10kgの金ののべ棒を入れてもまだまだ大丈夫なのです!(テストしたいのでだれかください)
gold-bar-146539_640

 

Oculus VRなど、最新のVRシステムはノート型マシンでは(チップセットの構造上)うまく動かないことがよくあります。ソフトによってはどうしてもデスクトップ機が必要になるのです。

ですが20kgもあるタワーデスクトップを会場まで持ち運ぶなんて、考えたくもありません。(;´∀`)

そんなときLITTLEGEARなら、取っ手もあり持ちやすく、がんばれば片手でも持つことができます。GTX 980を搭載すれば現場でAAAクラスのゲームを披露することも可能でしょう!モチロンVRも問題なし!

豊富すぎるディスプレイポート

背面を見てみます。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 009

GTX 980ということもあり、4画面以上の出力も対応!Display-Portが3つ、HDMIが1つ、DVIが1つあります。もちろんマザーボードのD-SUB15ポートも使用可能。
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 010

ゲーマーでは使っている人も多いPS/2のマウス、キーボードポートも残してあります。USB端子も6口もありますから十分。

よほどとんでもない環境を作らないかぎり、ポートが足りなくなることはないでしょう。

しっかりとフィルタ付き

ホコリを吸い込みやすい下面にはフィルタ付きです。掃除しづらい底面も、フィルタを引き出して数だけなのでカンタンですね!
マウスコンピュータ LITTLEGEAR Review 013

WTS的まとめ

ということで今日は外観をざっと点検しました。

次回はいよいよCore i7-6700 と GeForce GTX 980の実力をベンチマークしていきます!

 

最高クラスの性能と引き締まった外観、そして手ごろな価格が魅力!

 

■価格やスペックについて■

価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。