動画編集ソフトFilmora(フィモーラ) 使用レビュー | AIが編集を楽しくする仕組みが満載!【PR】

動画編集がまったく初めての人から、音楽や文字をたくさん入れてガシガシ編集したい人まで、幅広い要望に応えてくれるのが、今回レビューするワンダーシェアー社の「Filmora(フィモーラ)」。

洗練された直感的な操作感で、動画や写真をポンポン置いていくだけですぐに動画が完成します!

カンタンなだけで細かいことができない動画ソフトもありますが、Filmoraは細かな動画の調整、凝ったエフェクト、音楽の微調整まで、プロが使うようなテクニックまで搭載しているのがポイント。

さらに最新バージョンでは、動画から文字(字幕)を起こしたり、逆にテキストから音声ナレーションにしたりなど、従来ではむずかしかった素材作りまで手軽になっています!

メーカーよりライセンスを提供いただきましたので、さっそく使い勝手をレビューしていきたいと思います!

  • 見やすく、操作が軽い編集画面
  • AIやクラウドを活用した、いままでにない素材作り
  • CPU内蔵エンコーダーやGPUを活用できる、処理の速い仕上げ

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初めてでもわかりやすい画面

さっそく使ってみましょう。

最初の画面は、動画編集ソフトとして一般的な、大きく3つに別れた構成です。

  • A 素材を入れる場所
  • B 動画や素材を確認したり、現在の動画を確認できるプレビュー
  • C 素材を置いてつながるタイムライン

Aに素材を入れておき、Cでつなげていき、Bで確認という順番になります。

Filmora基本編集画面

素材をつなげてすぐに動画に!

まずはトップメニューから「メディア」を選び(スタート時には最初に選ばれています)、ここに自分の動画や写真など、素材を入れます。

ファイルをそのままドロップすればOK!

素材を入れたところ

 

FilmoraではGIPHY、Pixabay、Unsplashといった無料の素材集に接続し、そのまま動画に使用することができます。

 

次にその動画をタイムラインに置いていきます。

素材をタイムラインにドロップする

動画を置けば動画の長さ(秒数)に、写真を入れると約5秒間表示される長さになります。このような感じで、ひとまず一直線に並べます。

 

並べ終わったらおもむろに右上の「再生」ボタンを押しましょう!

Filmora 再生ボタン

たったこれだけで、すぐに素材がつながって1つのムービーとして動きます!感動するほどカンタン!

 

タイムラインの動かし方はライバルソフトでもだいたい同じですが、Filmoraは動かすカーソルが大きかったり、置く場所のハイライトが明るい緑色だったりと、比較的見やすい感じがします。

たくさんの効果が使いやすい!

動画をつなげるだけではおもしろさはなかなか伝わりません。

タイトルや字幕を入れたり、色を変えたりズームしたりといった、さまざまな効果をかけたくなります。

Filmoraではそのような効果もほとんどワンタッチで入れられます!

上部メニューから「テキスト」や「エフェクト」を選ぶと、使える素材がずらっと表示されます。

動画の編集同様、好きな効果をタイムラインへドロップするだけ。結果はすぐにプレビューできます。

 

タイムラインは「上のラインが、素材の重なりの手前」となっています。見えない場合はラインの上の方へ並べてください。

赤い宝石のようなマークが付いているものは、有料の別オプションが必要な素材です。

音声合成が苦手なナレーションをカンタンに!

最近搭載された機能でとても良さそうに感じたのが、AI合成音声による「テキスト読み上げ」

ナレーションを付けたいけれど声に自信が無い・・・そう感じてナレーションを付けられない人も多いと思います。

また、安いマイクや家庭内での録音は、ノイズが多かったり家庭内の音が入ってしまったりと、使いにくいこともあるはず。

そのとき、Filmoraの自動文字起こしは非常にベンリです。

 

まず映像にテロップなどを設置します。今回は下図のようなテロップを付けました。

Filmoraテロップ

 

中段のバーにある「テキスト読み上げ」を押します。

ちょっと見づらいですが、この小さな黄色のアイコンです。

Filmoraテキスト読み上げ

 

声の速さ、高さ、ナレーターを選ぶ画面になります。好きな設定にしてあとはOKを押すだけ!クラウドで音声に変換され、音声ファイルとして動画に挿入されます。

音声も多少は不自然なところはあるものの、動画で流れていく状態では人間に近いと感じました。少なくとも僕の声よりは聞き取りやすい。(笑)

3つのナレーターでテストしてみました。聞いてみてください。

 

しかもこの変換、16もの言語に対応しています。英語圏や中国語圏の人に伝えたいけど発音に自信が無い、そんなときにも使えそうです。

 

ただし、この機能は制限があり、無料では月間5000文字までとなります。それ以上の変換には月間10万文字までのプラン、20万文字までのプランのサブスクリプションが必要となります。プランを見てみましたが、それほど高くはありません。

月に数本の動画ぐらいなら無料範囲でも十分に足りると思います。

Filmora テキスト読み上げ有料プラン

仕上げはアップロードまでカンタン

動画ができあがったら最後は仕上げです。1本の動画ファイルとして完成させます。

ここでもFilmoraはカンタンです。

動画が完成したら上の「エクスポート」ボタンを押します。

上部のエクスポートボタン

 

出力形式を選択できます。標準的な「MP4」や、Appleでよく使われている「HEIC」など、多数の形式に対応しています。解像度やフレームレートも自由に変えられます。

多数の形式にエクスポートできる

 

YouTubeやVimeoのアカウントと連携し、仕上げたらすぐにアップロードすることも可能です。出力するたびにYouTubeを開いてアップロードしなくてよくなり、作業が高速化します。

YouTubeと連携できる

自動でYouTubeにアップロードされ、URLが発行された

 

DVDビデオディスクのイメージ(ISO)を出力したり、そのままディスクに書き込むこともできます。(書き込みにはDVD書き込み対応ドライブが接続されている必要があります)

DVDビデオディスクのイメージとしてそのまま出力できる

 

設定を決めたら「エクスポート」ボタンを押すだけ!

あとは待っていれば完成します。

NVIDIA GeForceやAMD Radeonといったグラフィックス専用チップが搭載されていれば、変換が非常に高速化されます。毎日のように動画を作るなら搭載をおすすめします。

毎月のように更新される機能

Filmoraは更新もひんぱんです。毎月のように新たな機能が搭載されていきます。

執筆時点では、上記のテキスト読み上げに加え、

  • HDRへの対応
  • 音声からテキスト(テロップ)への文字変換
  • SRTファイルによる字幕の追加
  • オーディオをスペクトラムにして動画に表示

このような機能が追加されていました。

 

音声からテキストテキストから音声の両機能は、字幕が必須となってきているYouTubeでとても便利そうだと感じます。ナレーションや字幕がある方が、視聴数も高くなると思います。

 

オーディオスペクトラムはライブ映像やダンス映像で音の迫力を表現したいときなどに使えそうです。

動画の音声や流れている曲に合わせ、スペクトラムがアニメーションします。音が大きなところでは大きく、小さなところでは小さく表現されます。

動画の飾りとしてはもちろんのこと、たとえば音を出せない状況だけど音楽の雰囲気を知りたい、といったたときに、スペクトラムが動いているとリズム感やステージの感触をつたえられるかもしれません。

Filmora オーディオスペクトラム

WTS的まとめ

各部の操作感が練り込まれており、とても扱いやすいソフトです!

初心者からハイアマチュアまで、幅広く対応できる機能が揃っています。操作も軽くて反応が良いので、カメラで撮って、タイトルやエフェクトをパパッと付けてすぐにアップロード!といったテンポのよい作業が可能です。

僕はいままでナレーションが苦手で悩んでいたので、テキストを読み上げてくれるのもありがたいポイントでした。

体験版もあるので、自分にとって使いやすいかどうか、事前に判断できるのもありがたいですね!

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