TEAM XTREEM ARGB DDR4 ホワイト 実機レビュー | パステル調で魔法の石のように光るLED付きメモリ

「ゲーミングマシン = LED電飾」と直結で考えるほど、LEDによる光の演出が定着してきました。メインメモリも、各社からさまざまなデザインで発売されています。

僕はいままでG.SkillのTrident Z Neoシリーズを好んで使ってきました。ソリッドなデザインと明るいLEDが印象的です。

 

久しぶりにインテルCPU(Core i5-12600K)に乗り換えということで、メモリメーカーも心機一転!TEAM XTREEM ARGB ホワイトモデル(TF13D416G3600HC18JDC01)」を購入してみました!

 

エッジの立った硬質なデザインは、停止時はまるで白い石のように見え、起動すると内側からふんわりと光を放ちます。まるで魔法の石のような雰囲気!

光はちょっとパステルカラーでギラつかないのも好印象。

LED演出をいろいろな角度から確認し、ついでに(!?)性能試験もしていきます!

  • 明るいホワイトのすっきりしたデザイン。白いPCにもフィット
  • パステルカラーでやさしい色合いのLED
  • 安定したXMP 3600MHz動作
  • 各マザーボードメーカーのRGB制御に対応

記事中の商品/サービス

※Intel用、AMD Ryzen用でメモリが分かれています!違うものを取り付けるとフルスピードが出ないときがあるので、十分ご確認ください。上記商品はIntel用です。

デザイン

しっかりとした2重の箱に収まっています。

 

内箱は質感の良いブラックの紙製。TEAMのゲーミングブランド「T-Force」のロゴが箔押しされ、高級感を感じさせます。

 

メモリ本体。

TEAM XTREEM ARGB ホワイト (TF13D416G3600HC18JDC01)

 

鋭角でカドの立ったデザイン。硬くてひんやりとしており、まるで切り出された石のようにも感じます。冷却効果も高そうです。

明るいホワイトは、流行のホワイトケースにもぴったりです。Snowカラーなど、かなり明るい白でもマッチしそうだなと感じます。

明るいホワイトでホワイトケースにも合いそう

 

中央部分はミラーリング処理されています。鏡のように反射します。

中央の帯部分はミラー加工。くっきりと反射します。

 

上面には「T-FORCE」のロゴ。

 

側面から見ると、LED拡散部分(半透明)を白いパネルが覆っていることがわかります。

 

裏面も同じく白いパネルで包まれています。

パステルカラーで全体が光る

とにもかくにも、まずはライティングを試してみたい!

さっそく組み付け、起動させてみます!

ホースがジャマですみません

 

最初は全体がふわっと白く光り出し、ちょっと蛍光灯のようにも見えます。

 

しばらくすると明滅し始め、そしてカラフルな光へと変化していきます。

ホワイトボディを通過した光はパステルカラーに変化し、やわらかくてかわいらしい光に!クレープやアイスクリームのショップのような雰囲気ですね。

 

全体が光るので、ホワイトモデルだと感じさせません。そのため、ブラックのマザーボードやPCケースと合わせても違和感が少ないでしょう。

ボディーカラーだけではなく、光の好みで選択することができそうです。

ホワイトモデルは上面もきれいに光っている

 

ライティングはASUS Aura Sync / ASROCK POLYCHROME SYNC / MSI Mystic Light SYNC / GIGABYTE RGB Fusion に対応しています。

各社マザーを使っている場合は、マザーボードのライティングソフトで統合管理が可能。ケース全体のライティングが統合できる上、余分なソフトを入れなくてもよいので手軽です。

 

黒っぽいネイビーブルーモデルも用意されています。こちらはホワイトよりも少し暗く、くっきりした光になります。(明るい店頭で見ただけなので、光の強さは筆者の感覚です)

XMP設定

XMP 2.0に対応しており、XMPに対応したマザーボードを使えば、ほとんどワンタッチでオーバークロック動作をさせることができます。

今回はIntel Z690を採用したMicro ATXマザー「ASUS PRIME Z690M-PLUS D4」を使用。

BIOS(UEFI)画面でXMPを「有効」にすれば、すぐに「XMP DDR4-3597」の表示が現れました。非常にカンタンです。再起動もすんなりと通り、無事Windowsにも認識されました。

スペック

ベンチマークも取ってみます。

まず今回のメモリのスペックです。同スペック品を4枚使用しています。

  • 容量:8GB
  • モジュール規格:PC4-28800(DDR4-3600)
  • メモリタイミング:CL18-22-22-42
  • 動作電圧:1.35V(XMPでオーバークロック時は1.45V)

ベンチマーク

PCMarkのメモリテストでは3654ポイント

PassMarkの結果

一般的なメモリは2000程度、世界の平均値は2500程度に対して、3600ポイント越えを記録しています。しっかりとPC4-28800の動作速度が出ています。

いまはDDR5よりもDDR4がお得感が強い

第12世代インテルCPUはより高速なDDR5メモリも使えますが、折からの半導体不足で入荷が少なく、かなり高価。(当記事の執筆は2022/5/20です)

メモリは速ければ速いほどいいのですが、実際のところよほど巨大な3DCGを作ったり、激重のAAAゲームでもプレイしない限り、メモリ速度の恩恵というものはほとんど体感できないものです。

それならば商品も幅広く在庫も豊富な、XMP対応の高速なDDR4を選ぶというのが現実的ですね!

DDR5が豊富になって価格が下がってきたらまた乗り換えるというのも、良い選択でしょう。

WTS的まとめ

正直に言いますと、今回は光で選びました!(笑)

この直線的でちょっとパステルな色は、光モノのなかでもけっこうめずらしいと思います。

ギラつく感じがなく、PCケース内をやわらかく演出します。どちらかといえば女性のウケがいいのではないでしょうか。(そもそもLED電飾に興味のある女性がどれほどいるのか、という問題がありますが・・・)

もちろんメモリとしての素性(すじょう)は一流。オーバークロックでもしっかり安定しており、ベンチマークでも不審な挙動は一切ありません。

光りかたで選んでも、性能で選んでも、満足できるメモリです!

コメント