どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
ドスパラから販売されているタブレットサイズの小型ディスプレイ「DG-NP09D モバイルモニター」のレビューです。今までのレビューはこちら。
今日はこれをノートパソコンにつなぎ、わずかなスペースでデュアルディスプレイを実現してみよう!という実験です。
デュアルディスプレイは何が便利かといえば、例えばAdobe Lightroomなどの写真編集ソフトは拡大写真と全体図を映しておくことで、細かな部分の修正をしながら全体のバランスを見られて超便利です!拡大、全体を行ったり来たりする無駄時間が大幅に減ります。
使いながら便利な点を探っていきます。
モバイルモニタ
入手したのはモニタはドスパラという会社から販売されているモバイルモニタ「DG-NP09D」。まるでタブレットのように見えますが、れっきとしたPCモニタです。
給電はUSB端子なので、パソコンにつなぐ場合は別途電源を探す必要はありません。空いているUSBポートに挿すだけでOK!これも便利。
さらにバッテリーも内蔵しているので、数時間は電源なしで表示も可能。
接続はmini HDMI。フルサイズHDMIへの変換ケーブル(下写真)も付属しますが、よりスマートにつなぐならmini HDMI → HDMI端子の専用ケーブルを買った方がスマートですね。
ノートパソコンをデュアルディスプレイに
さっそくノートパソコンに繋いでみましょう!
HDMI端子、USB端子両方をパソコンに接続します。しばらくすると自動でNP-09Dにデスクトップが表示されると思います。
もし表示されない場合は、ケーブルが正しく接続できているかを確認し、設定の「表示」からセカンドディスプレイに表示される設定になっているかを確認してください。
下記は繋いでちょっと設定してしまった状態ですが、Windows 10ではドライバのインストールも必要なく使用できました。
Adobe Lightroomを使ってみる
当ブログの写真はAdobe Lightroom(現在はLightroom Classicですね)で編集しています。
まず色合いですが、ThinkPad X1 Carbonと比べるとすこしコントラストが浅い感じです。ですがそこまで大きな差はなく、どちらの画面を見ても調整に問題はありませんでした。
次に画面の拡張です。NP09Dを使うことでいろいろな拡張が可能です。
大きな画像と大きなサムネイル
メイン画面に1つの画像、サブディスプレイに大きくサムネイルを表示してみます。前後の写真が見えているので採用する画像のセレクトに便利です。
画面下のフィルムストリップでも前後の画像は見れますが、小さすぎてピントやヨゴレがわかりません。NP09Dを使うことで細かな部分までチェックしながら良い写真だけを選べます。
原寸表示と拡大表示
メイン画面に原寸、サブディスプレイに拡大表示をします。
普通は拡大と縮小を行き来しながら細部を調節していきますが、NP09Dで常に拡大表示することで、見比べが劇的に速くなります!
マウス操作も大幅に減り、多数の写真編集の場合、手の疲れがかなり減った印象。
編集表示とサムネイル
メイン画面で編集、サブディスプレイでサムネイルを表示します。
通常はグリッド表示と編集表示を切り替えながら作業していきますが、この表示を使えばほとんどグリッド表示に戻る必要がありません。
今何番目の画像をいじっているのか、採用か、不採用かをざっと把握することができます。
WTS的まとめ
今回の使い方はほんの一例です。組み合わせの方法を変えたり画面をつなげて使ったりすれば、さらに便利な使い方もあると思います。
サブディスプレイ表示機能のあるソフトを使っていたら、ぜひ一度使い勝手をためてしてもらいたいですね。もしかしたら作業時間が半分ぐらいになるかもしれません。