どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
先日から快適に使用中の自作の小型PC「DeskMini 310」。過去のレビューはこちら。
今日は運用を開始した2018年10月24日から、およそ5か月となる2019年3月17日までの、消費電力の集計を発表します!
まずはおさらいで現在のスペックを。
パーツ | 商品イメージ | スペック |
---|---|---|
ベアボーン | ASRock DeskMini 310 | |
CPU | Core i5-8400T | |
CPUファン | Noctua NH-L9i | |
メモリ | DDR4 SO-DIMM 16GB | |
メインSSD | WD Black (NVMe 250GB WDS250G2X0C) | |
データSSD | Samsung 860 Evo (2.5インチ SATA) |
消費電力グラフ
さてまずはグラフを出してみます!
結果は
1日平均 | 446.13Wh(0.4KWh) |
1か月平均 | 13300Wh(13KWh) |
となりました!
改造で停止していたりする日など大きく変動する日もたまにありますが、ほとんどの日で24時間稼働をし、300~500Whの間で収まっています。
24時間稼働して、たったの446Wh。
基本料金を無視して考えれば、24時間稼働してもわずか10円ほどの電気料金!
1か月使用しても300円ほどに収まっています!
ちなみに一般的な10畳ほどの空気清浄機は、省エネモードで稼働させると1か月に180円といわれています。
つまり空気清浄機をちょっと強めにかけている程度で、かなり高性能なパソコンが使えていることになります。
どんな作業をさせているか
もちろんパソコンなので、多量の計算をさせたりゲームをしたりすれば、消費電力は上がっていきます。僕はどんな作業をしているかというと、
- Adobe PhotoshopやIllustratorでデザイン作業
- Adobe Lightroomでの写真整頓、現像処理(一番多い)
- プログラムの開発(複数のDocker、仮想OS使用。IDEでDelphi、PHPStormなどを使用)
- データベースサーバ(MySQL、CouchDB)
- 自動処理ソフト数本(バックアップ、ウェブ巡回など)
- その他軽作業(書類づくりやブラウジングなど)
こんな感じになっています。
本体が熱くなるほど、パワーを使うことはあまりないですね。
ただ、どの作業も非常にサクサクと動き、遅いな~と思うところはほぼありません!
PhotoShopで2GB、40レイヤの巨大ファイルを開いたとしても、スイスイと作業できます。
ウェブ開発でDockerマシンを3台、Vagrantを2台(LAMP環境)同時に立ち上げていても、応答速度はほぼ変化しません。
RAW写真を100枚JPEG出力するとなると、別のデスクトップマシンのCore i7マシンよりは遅く感じますが、ノートパソコンのCore i7よりは速い時が多いです。
低消費型CPU(Core i5-8400T)といえど、はっきりいって十分な余裕があります。
24時間動いているからできることが多くなった!
24時間動いているので、できることも多くなりました。
いままでは省電力サーバとして、データベースやバックアップなどの、いわゆる「裏方」マシンと割り切っていましたが、DeskMini 310にしてから、いつの間にかメインマシンとなってしまいました。
スリープすらしていない、いつでもアクティブ状態なので、一瞬で使い始められます。
「うわー!時間がない!資料をすぐプリントしたい!」というときでも、瞬間的に操作ができるのでとにかく速い!
さらにiPadからリモートデスクトップで接続すれば、iPadでフル機能のPhotoShopすら使えます。
操作はかなりきびしいですが、色の変更やレイヤの入れ替え程度なら、iPadでリモート作業し、そのままPSDをOneDriveで共有、なんてこともできます。
フル機能のアプリケーションがすべて使えるので、外出時のデータの心配がほぼなくなりました!「どこにいても安心」という、心強さが全く違います。
WTS的まとめ
電力は予想よりもかなり低くて、うれしいですね!
CeleronやPentiumなどよりスペックの低いCPUにすれば、さらに抑えることも可能でしょう。(Celeron G4900Tならたった25W)
使えば使うほど、大きな可能性を感じるマシンです!
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