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こんにちは、太田アベル(@LandscapeSketch)です。
リモートワーク全盛の近ごろ。
移動の手間が少なくなるのは良いのですが、家ではどうしても緊張感が抜け、イマイチ集中できないという人も多いのでないでしょうか。
そこで役立つのは音楽！
仕事モードのBGMを選定しておけば、家にいながらも頭を切り替えることができます。そしてなにより、いい音でリラックスして仕事ができるのは、やはりリモートワークならでは。
今日は省スペースながら、迫力の重低音とクリアな中～高音を再現する、Boseの定番スピーカー「Bose Companion 2 Series III マルチメディアスピーカーシステム（長！以下Bose C2S3）」を買ってまいりました！
さっそくレビューしてみますよ！
- 片側8cm x 15cmという小さな設置面積
- 大きさからは想像できないほどの重い低音
- しっかりと伸びる高音とクリアな中音
- Boseとしては比較的安価
デザイン
さっそくやってきました。
箱を開けるとスピーカーや配線がひとかたまりのブリスターパックになっています。こんな入れ方、初めて見ました。まるでサイコロ。
1ユニットの大きさは 19 cm（高さ）x 8 cm（幅）x 15 cm（奥行き）の、手ごろな大きさ。デスクトップPCのディスプレイの両脇はもちろん、ノートPCといっしょに使ってもいい感じです。
縦長で手ごろな大きさ
右スピーカーには電源兼音量ボリュームがあります。
ボリュームはWindowsなどと連動はせず、スピーカーのみ変更できる
一番下まで回すと電源が切れ、右に回すと電源入／音量アップとなります。
ボリュームスイッチは直感で操作できますし、さっと回して大まかに調節できるので、僕は一番好きですね。
スピーカーは少し上に向くように、20度ほどかたむいています。
20度ほどかたむいている。机に置くとちょうど顔に向かって音が発せられる
端子類のチェック
端子類は右スピーカーに集まっています。
右スピーカー背面は電源入力のほか、左スピーカー接続端子、AUX入力（3.5mmピンプラグ）、PC入力（3.5mmピンプラグ）の3端子があります。
また前面には、3.5mmピンジャックのヘッドホン用出力端子も装備。
右スピーカー背面
左スピーカーには、右スピーカーとの接続端子のみとなります。
左スピーカー背面
さっそく聴いてみる！
ではいよいよ体験です！
僕は基本的にiTunes（Apple Music）で音楽を聴いています。特にハイレゾ音源などは使っていませんし、配線やサウンドボードにもこだわってはいません。
なにもチューニングもせず流したのに、いきなり低音の膨らみに驚きます。吸い込まれそうに下がっていく音がすごい。かといってボワボワとうるさいわけではなく、自然な重い音が出てきます。
中音は非常にクリア。重い低音が鳴っている中でもヴォーカルの声がしっかりと聞き分けられます。映画の台詞シーンでも、英語のRとLのような微妙な発音も感じ取れます。
さらに高音。低音のみを重視して高音が消えてしまうスピーカーも良くありますが、かなりの高さまで伸びきります。キンキンした音はまったくなく、管楽器の音が艶を持って感じられます。
交響曲 新世界で、多くの弦楽器がいっせいに音を合わせても、混ざり合ってしまうことなく高く奏でてくれます。
うぉぉ・・・さすがBOSE！👍
ゲームや映画も観てみました。
映画の爆発シーン、モンスターハンターで巨大なモンスターが暴れるシーンなどは、重い音が体の横からも響くように感じられ、迫力は十分。ズシン、ドスンという重さのある音が臨場感を感じます。
レース映像では、3000ccエンジンを積んでいたころのF1の、あの耳を刺すようなエキゾーストノートが再現されていい感じです！
バックストレッチをフル加速で通り過ぎるとき、全身にトリハダが立つ高音を、久しぶりに思い出させてくれました。
つややかさとボリューム感がすばらしい
全体的なまとめとしては、つややかさとボリューム感が十分に発揮される、といえるでしょうか。
左右で80cmほどの間を開け、少し内側にかたむける状態が一番良い「音場」が作れました。わずかなかたむきでけっこう音の入りが違うので、ポンと置くだけではなく、ぜひ微調整をしてみてください。
頭を包み込むように音が広がり、イヤミではない程度に響く低音が、非常に良いバランスです。
まさにBoseサウンド！
お気に入りのBOSEヘッドホンといっしょに
もしかして製造終了？
初めてのPCスピーカーとしてかなりオススメしたいところなのですが、もしかしたらこの機種、すでに製造終了なのかもしれません。
Amazonでは2021年5月12日現在、並行輸入品しか在庫がありません。
楽天、ヤフーショッピングでは、出てくるものがほとんど中古品。もしくはAmazonと同じく並行輸入品でした。（Amazonにメーカー新品があるうちは、並行輸入品はなるべくさけてください。保証の問題などがあります。）
次の新製品が出てくるのを待つか、並行輸入品でも手に入れるか、ちょっと考えどころです。次の製品は特にアナウンスも無いので、出るかどうかも怪しいところ。
まあスピーカーはそうそう故障はしないでしょうから、並行輸入品でもいいのかもしれませんが、保証などを考えればやっぱり国内正規品がほしいですよね。Boseにはぜひ商品の補充をお願いしたいところ。
とはいえ、Bluetoothが主流になりつつあるので、有線スピーカーは少なくなる運命かもしれません。最近はBoseも、Bluetoothスピーカーのほうが充実しています。
WTS的まとめ
前回レビューしたノイズキャンセルヘッドホン「Bose Noise Cancelling Headphones 700」同様、さすがBoseサウンドと言える、迫力と繊細さを兼ね備えたスピーカーです。20,000円以下で手に入れられるスピーカーとして、非常に高いパフォーマンスを持つ製品だと感じます。
とはいえやはり問題なのは国内正規品がすでに入手困難なところ。中古か、並行輸入品か、悩まされますね。（※現在アマゾンに新品が入荷しています。またいつ無くなるかはわかりませんので、気になったらお早めに！）
さらにクリアで太い音を再生しようと、お手ごろ価格のUSBポータブルアンプを買って来ました！Bose C2S3と併用したらかなりイイカンジだったのでお伝えします。
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