小さなパソコンだいすきな太田アベル(@LandscapeSketch)です。ですこんにちは。
今日はZotacから販売されている Intel Celeron N2930搭載の超小型ベアボーンZBOX nano CI320を買ったのでレビュー!
用途
先日は家庭用サーバーとしてCeleron J1900を搭載したShuttle X35V4を購入していますが、今回はデスクトップの軽作業用として購入。
作業は軽いのですが24時間点けておく必要があり低消費電力が求められます。というかほぼサーバーじゃん。
あと設置場所が狭いので超小型のものを探したところ、ZBOX nano CI320がピッタリということで購入!
スペック
とりあえずスペックです。
注目はCPU。Celeron N2930は超低消費電力ながら4コアを搭載。やっぱり小型でも4コアは必要ですね。(?)
| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Intel Celeron N2930 (1.83GHz/ターボ 2.16GHz クアッドコア) |
| メモリスロット | DDR3L 1スロット |
| ドライブスロット | SATA 3.0Gb/s 1スロット |
| グラフィックス | Intel HD Graphics |
| HDMI | あり |
| DisplayPort | あり |
| USB 3.0 | 4ポート |
| USB 2.0 | 2ポート |
| 有線LAN | 1000Base-T 1ポート |
| Wi-Fi | 802.11ac WiFi、Bluetooth 4.0 |
| カードリーダー | 3 in 1カードリーダー |
| サイズ | 127×127×45mm |
小さい!
箱から出すとその小ささに感動!本当に片手サイズ。

ポート類しっかり
この小ささなのに入出力ポートは異様に充実。USBは6ポート、HDMI、DisplayPort、音声入出力、カードリーダー、有線LANとまったく不足なし。
さらにWi-Fiは最新の11acに対応しているので対応環境ならかなり速いでしょう。


組み込みはカンタン
組み込みは非常にカンタン。

本体の足の部分がネジになっていますので4箇所を抜きます。

裏ブタがパカっと開きます。

HDD用ステーを外し、HDD(SSD)を固定、はめ込みます。

メモリを差し込みます。DDR3Lという1.35Vの低消費電力タイプなので購入時は注意です。(メモリはドスパラが安いよ)

組み立ててみるとHDDのステーのネジがメモリにギリギリです。1mmぐらいしかスキマがないかも?ちょっとこれは怖いですね。
丸頭のネジを用意したほうがいいかも。

フタを戻して終了!
むずかしい部分もなく、自作初心者でもまったく問題ありません。
操作はサクサク!
Windows 8.1を入れ、起動しました。
操作感はかなりサクサクしています!
Microsoft Officeも入れてみましたがSSDと4GBメモリのおかげで起動も速く、もたつきもありません。クアッドコアのCPUも効いていますね。
ウェブブラウジングは多数のタブ(20個以上)を開くと遅くなってきますが、通常に使う分ならまったく問題なしです。
消費電力
消費電力も調査してみました。
電力は非常に低く、デスクトップが表示されている(ログインしている)状態でもなんと10Wを切っています!(上が電気料金、下がワット数。写真は8.3W付近)

24時間経過後の電気料金はわずか1.85円と表示されています。1ヶ月24時間動かしていても30日で55.5円。本当にわずかな金額で使用可能ですね。
WTS的まとめ
こんなに小さくて低消費電力なのに、軽作業なら十分にできる能力です。ポート類も充実しているのでUSB HDDをつないでのファイルサーバ、24時間の監視カメラシステムなども対応できそう。
もちろん単純に省スペースのパソコンとしても活用できますね!付属のプレートでディスプレイの裏側に取り付けることもできます。
今回はHDDやメモリがないベアボーンキットでしたが、64GB SSD、2GBメモリ、Windows8.1 with Bingを搭載した「すぐに使える」タイプもアマゾンなどで売っています。
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