Windows10の導入前には必ずバックアップ!タブレットにはこのUSBメモリが便利

いよいよ明日、Windows 10公開ですね!楽しみにしている太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。

Windows 10は7月29日から一斉配布の予定となっています。Windows 7 SP1、Windows 8、Windows 8.1を使っているひとはそのまま無料でアップグレードできます。

Windows アップグレードシステムからカンタンに導入可能・・・とはなっていますが、いきなり導入するのは考えものです。

 

いくらテストしてあるOSでも、使っている環境は人それぞれ。導入したら「あれ?いつも使ってるソフトが動かなくなったぞ?」「プリンターがつながらなくなったぞ?」という場面はよくあること。

また、突然の停電などアップデートに失敗し、Windows自体が起動しなくなることもあるでしょう。

必ず導入前にはバックアップを取りましょう!

今日はWindowsタブレットでバックアップを取る際に便利なUSBメモリをご紹介。

USB-A + USB-マイクロB

タブレットのUSBコネクタは一番小さな「マイクロB」の規格が多いです。
(写真の下側。よく見えないですねすみません)
Yoga Tablet2 Review 004

対してUSBフラッシュメモリの端子はほとんどが写真のようなAタイプ
drw-usbメモリ

もちろんこういう変換コネクタを使えばOKですが、いまいちスマートではありません。
USB-MicroBtoA Review 009

そこで、こんなUSBメモリを入手!SanDisk SDDD2-016G ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0 です。

USB-MicroBtoA Review 001

SDDD2-016G

SDDDでなんかすごい型番ですね。
スドドドみたいな。(どうでもいい)

 

この製品、何が便利かというと、まずこちらは普通のAタイプ端子。
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そして後ろに・・・なんとマイクロB端子が!
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2つの端子のハイブリッドなのです!これならパソコンにもタブレットにも変換コネクタ不要で挿せます。スマホからパソコンへのデータコピーにも便利でしょう。

変換ケーブルを忘れた!ということもありません。

妙にちぐはぐな外観

USB-MicroBtoA Review 004

外観は、半分には模様が付き、半分はツルツルという不思議な組み合わせになっています。どういう意図なのかはちょっとわかりませんが、チグハグな印象ですね。

黒一色でもいいと思うんですが。

転送速度が早い

メーカーはフラッシュメモリで有名なSanDisk。このSDDD2-016Gは公称値130MB/s(読み込み)と、かなりの高速です。

実際にコピーなどを行ってみましたが、ストレスの溜まらない速度です。もちろん超高速のSDCZ80と比べれば遅いですが、他の激安メモリよりはかなり速いです。

書類のバックアップ

まずバックアップしておきたいのは書類や写真、ムービー、メールデータなど。

OSやアプリケーションは何かが起こっても戻すことができますが、自分で作ったファイルが消えてしまったら二度と戻せません。(EaseUS Data Recovery Wizardなどを使うのも手ですが、100%は戻せない可能性が高いです)

アップグレードまえにまずは全書類をバックアップしましょう

 

おすすめのバックアップソフトはEaseUS Todo Backup。わかりやすい画面で、標準的な書類やメールならワンタッチで保存できます。

参考記事:パソコンの完全故障にも備えるバックアップ方法

Todo Backup Review 101

OS回復ドライブ(回復メディア)の作成

OS回復ドライブ(回復メディア)も作っておくと便利です。これがあれば、最悪買ったときの状態に戻すことが可能です。(※この方法はOSを回復させるだけで、書類は回復できません。書類は別途バックアップを!)

重要な注意
回復メディアの作成は、書類をバックアップしたものとは別のUSBメモリを用意してください。回復ドライブ作成はUSBメモリを全消去してしまいます。

Windows 8の回復ディスクは8GB以上のUSBメモリ(機種によってはさらに必要な場合もあります)を用意する必要があります。USBメモリの内容は全て消去されますので未使用のものが望ましいですね。

Windows 8での手順です。

まずUSBメモリをタブレットに挿します。

チャームを開き、「設定」を押します。設定の中から「コントロールパネル」をタップ
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次に「回復ドライブの作成」を選択するのですが、かなり見つけにくいので、検索右上のボックスに「回復」と入力すると簡単に見つけられます。
見つかりましたら「回復ドライブの作成」をタップ
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注意が出るので読んで、次へ。
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ドライブが選択可能なら自動で選ばれます。
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USBメモリは全部消去されるので、必要なデータがないか再度確認しましょう。問題がないのなら「作成」ボタンを押します。
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作成されるまで5~20分ほどかかります。機種によってはさらに時間がかかります。その間はなるべく操作しないように待っていましょう。
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「回復ドライブの準備ができました」と表示されたら完了です。
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書類はクラウドストレージもオススメ

書類をバックアップするたびにUSBメモリを挿すのも面倒です。

Windows 8から標準で搭載されているMicrosoft OneDriveDropBoxGoogle Driveなどクラウドストレージに保存するようにすれば、常にバックアップされた状態になるのでさらに安心ですね。

 

ちなみにぼくは有料(1200円/月)でGoogle Driveを使っています。1TBもの容量がありますので過去から現在まで、あらゆる書類が入っていて、いつでもどこでも引き出せます!

なので出先で「あ、あの書類持ってきてない!」という事態はほぼありません。
たまにありますが。(←ダメじゃん)

WTS的まとめ

Windows 10の登場は待ち遠しいですが、アップデートでは何が起こるかわかりません。ぼくですら失敗することもありますから、バックアップは必ずとってから行いましょう

書類だけでも保存されていれば失敗のショックは少ないです。

無線LANでコピーすると何時間もかかる場合があるので、こういった高速USBメモリを活用するのをオススメします。