どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日は先日購入したIntel NUC i5マシンのメインストレージとして購入した、NVMe対応 M.2 SSD WD Black 256GB WDS256G1X0Cをベンチマークしてみようと思います。
NVMe対応256GBではかなり安い部類となる9千円台後半という価格ながら、最大読み込み速度 2050MB/s、最大書き込み速度 800MB/sの高性能、5年もの長期保証を備えます。期待できそうです。
さっそくベンチマークしてみました!
スペック
今回のパーツの詳細スペックです。256GBと512GBの2モデルがあり、今回は256GBモデルを購入しました。
項目 | スペック |
---|---|
容量 | 256GB |
インターフェース | PCIe Gen3 8 Gb/s |
フォームファクター | M.2 2280 |
シーケンシャル読み取り | 最大2,050 MB/s |
シーケンシャル書き込み | 最大700 MB/s |
パッケージなど
さて届きました。
箱はシンプルでスペックがわかりやすい。
本体はヒートシンクがない、基盤むき出しのタイプ。
Intel NUC i5にインストールしました。最新のIntel NUCはありがたいことに、内部に熱伝導シートと金属フレームがあり放熱は万全です。SSDと接触している薄緑色のシートがおわかりになるでしょうか。
センサー状況を見たところ、室温22℃の状態で、ベンチマークを通しても最大58℃で抑えられています。サーマルスロットリングも起こりにくそうです。
ベンチマーク
Crystal Disk Mark、AS SSDで容量を変えてベンチマークを取りました。
結果は最大読み込みは1,595MB/s、書き込みはCrystal Disk Markでは711MB/sを記録したものの、AS SSDではだいたい670MB/s程度でした。読み込みはほとんど1,600MB/sを超えることがありませんでした。
また、1GBを超える書き込みでは平均270MB/sまで落ちました。これが内部キャッシュの限界値かもしれませんね。
注意点として、今回は超小型で能力を抑えられているIntel NUCを利用しているため、PC側の制限が多いかもしれません。Core i7などの高速なCPUを搭載したフル機能のデスクトップなら、公称スペックまで伸びる可能性があります。