コンパクトで静か!TV録画にも対応したUSB HDD 東芝 Canvio Desktop HD-TDA6U3-B/Nレビュー

こんにちは、太田アベル(@LandscapeSketch)です。

NASの容量が増えてきたため、バックアップディスクを大容量のものに変えました!

今回買ってきたのは「東芝 CANVIO for Desktop」の6TBモデル(HD-TDA6U3-B/N)です。販売元はバッファローとなっていますが、箱や本体のロゴは東芝になっています。もちろんHDDは安心の東芝製

コンパクトでとても静か。そしてTV録画にも対応しています。

さっそくレビューしてみます!

  • 過去のUSB HDDと比べ一回りほどコンパクト
  • 非常に静かな動作音
  • 信頼度が高い東芝製HDD

デザイン

本体は非常にコンパクト。HDDサイズギリギリの大きさに作ってあるような印象です。

 

いままで使っていたHDDと比較してみました。幅が5mm、長さ10mmほど小さいですね。

 

エッジの立ったデザインで、カチッとしたモダンな印象。こういうデザイン好きです。

 

ケースはプラスチック製ですが、アルミのヘアライン加工のような表面処理がされており、重厚感があります。ロゴは正面に一カ所のみ。

本体は縦置き、横置きに対応。

背面にはACアダプタとUSB 3.0(micro-B Super Speed)のポートがあります。

 

LEDのアクセスランプは、アクセスがあるとふわり、ふわりとゆるやかに点滅します。

他のほとんどの機種は、アクセスごとにチカチカとすばやく光りますが、目に見えるところに置くとけっこう気になります。チカチカ光ると、なんとなく「いっしょうけんめい書き込んで消耗している!」みたいな印象もあります(あくまで印象ですが)。

このゆるやかな光りかたはいいですね!人によっては安心感にもつながるかもしれません。

付属品

付属品はUSB 3.0ケーブル(Type-A to Micro-B)、ACアダプタ、日本語の簡易マニュアルです。

ディスクの詳細と転送速度

ディスクの詳細をチェックします。

東芝製の製品だけあって、ディスクはもちろん東芝製。型番は「東芝 DT02ABA600V」となっています。東芝製HDDは信頼度が高く、人気があります。

 

 

NTFSでフォーマットすると、実容量は5589.03MB(5.45TB)となりました。

 

CrystalDiskMarkにてベンチマークを取ってみました。

シーケンシャルアクセスは読み込み、書き込みとも190MB/sを超えており、HDDとしては速いほうです。ただ、このディスクはまだ新品なのでこの速度であって、書き込みが多くなりプラッタの内側を使うようになると、少しずつ遅くなります。

データが多くなると、平均120MB/s程度になるのではと考えています。

かなり静かに動く

音はかなり静かなタイプです。

ディスクの回転音は「コー」というような、ささやかな音。1m離れれば、生活音と判別するのはむずかしいほどです。

HDDはアクセスするとカリカリというような音(シーク音)を立てますが、この機種はシーク音もほぼ聞こえないほどに抑えられています。耳をはり付けるほど(1cmほど)まで近づければ、わずかに「ココココ」と聞こえる程度。

日中はもちろん、夜間でもほぼ気になることはないでしょう。

静かなオーディオルーム、ムービールームで使用しても、音響のジャマになることはそうそうなさそうです。

録画用ディスクとしても使える

TVやブルーレイレコーダーなどでUSB録画に対応している機種なら、このHDDを取り付けることで録画ディスクとして使うことが可能です。

アイリスオーヤマの液晶TV「LUCA 4K(LT-43B620)」に接続し、録画を試してみます。

 

接続後はディスクの初期化(フォーマット)が必要です。

 

初期化が終わると、すぐに記録できる状態になりました。そのままリモコンの「録画」ボタンを押すだけで記録が始まりました。非常にカンタンです。

 

転送速度も申し分なく、FULL HDの地デジ放送なら、まったく処理オチのようなものはありません。

故障見守りソフトウェアが付属

購入してからすぐにWindowsなどにつなぐと、ディスクの中にバッファローの「みまもり合図」が付属しています。

これはWindowsにインストールすると、接続されたHDDの状態(S.M.A.R.T.(スマート; Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)情報)を常時監視し、異常を未然に知らせてくれるというもの。

非常に大容量なディスクなので、故障すれば一大事。このようなサポートソフトがあると心強いですね。

ただし、あくまで目安。HDDは突然壊れることもあり、故障予測が出る前に読み書き不能になることも、現実的にあり得ます。

大切なデータを失わないよう、データは日常的なバックアップやコピーを欠かさず行いましょう。

WTS的まとめ

いままでのサイズよりだいぶコンパクトで驚きでした。3.5インチHDDを薄皮でつつんだ(笑)という感じです。

6TBもあればだいぶ長く使っていけそうです。

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