ペンはけっこう細い
純正のペンは本体横に入れられます。これなら落とす心配がありませんね。
ペンはけっこう細いです。標準的な鉛筆より一回り細い感じです。手の大きな人には握りにくいかもしれません。
文字認識は?
ペンで文字認識をしてみました。Windows8標準の手書き認識です。
日本語や数字をごちゃ混ぜに書いてみましたが、かなりの精度で認識します。適当に書いた文字でもある程度判別してくれました。
ただCPUがATOMというローパワーなものであるためか、認識完了まで若干ですが間があく感じはあります。
USBキーボードもOK
USBポートも搭載してますので、標準的なUSB機器はなんでも使えます。USBメモリはもちろん、プリンター、デジカメ、キーボードなどが使えます。
フル機能のWindowsなので特殊な部分がなく、ほとんどのドライバが手に入りますので安心ですね。
持つ位置で明るさが変わる
明るさセンサーが右上辺りにあります。ここを塞ぐように持ってしまうと画面が暗くなったり明るくなったりしますので、抱えるように持つと気になるかもしれません。
Office 2013を入れてみた
Office 2013を入れてみました。Windows 8 Proなので通常版のOfficeがインストールできます。(Windows RTというタイプでは見た目はほとんど変わりませんが、いままでのWindowsアプリは一切動かすことができません。)
Officeはそんなに遅さも感じず、普通に使えます。
ただ画面がもともと10インチなので、文字の大きさが小さくなってしまい、拡大にも一手間かかるためエクセルを快適に打ち込むことはむずかしいです。目がつかれました。
パソコンで仕上げた書類の確認や手直し程度がちょうど良いでしょう。
Officeはタブレットにしっかりと対応していて、写真を拡大するように画面を動かせます。パワーポイントはお客様に見せるのがおもしろそうかな、と思いました。(カタログとか)
バッテリ
5時間ぐらいは持ちそうな感じ。
ただ連続して使ってはいないので、完全に計測はできていません。
価格
ThinkPad Tablet 2の価格は
エントリーパッケージ ¥54,970
タブレット・ペン対応 バリューパッケージ ¥58,960
となっています。(2013/9/8現在 公式サイト)
ThinkPad Tablet 2はなによりこの価格が魅力!MicrosoftのSurface Proは10万円近くしますし、他のWindows 8 Proを採用しているタブレットもたいてい6〜7万円前後。しかもThinkPad Tablet 2より厚いものが多いです。
その中で6万円を切っていて、しかもプロ仕様の条件を満たすタブレットはこの機種だけ、とも言えるでしょう。
WTS的まとめ
全体的に非常によくまとまっているタブレットです。
ブラックで統一された高級感ある外見と、フル機能のWindows 8 Proで「持ち運ぶ仕事道具」を目指してるのがよく伝わってきます。Officeなどが機能省略版(RT)ではなくフル機能で使えるので、出先で「あれ?書類が開けない!」と慌てることもないでしょう。
ビジネスマンが持っていてサマになる、そんなタブレットだと感じました。
ただハードは良いのですが、Windows自体がまだまだ完全にタブレットに順応できていない感じがします。ソフトウェアキーボードでなぜか数字が入らなかったり、画面が隠れたり、作業画面がどこにあるのかいまいち直感的にわかりません。これからの進化に期待したいですね。
オマケ すこしわかりづらいパッケージの違い
上記の価格にエントリーパッケージとタブレット・ペン対応パッケージと2種類ありますが、公式サイトでは内容が詳しく解説されていません。
調べてみました
エントリー | タブレット・ペン対応 |
---|---|
静電容量タイプのペンのみが使用できます。今回テストした機種はエントリーパッケージタイプですので、試しにWacom Intuos3のペンを使ってみましたが、無反応でした。 | ペンが付属するだけではなく、デジタイザー形式のペン(Wacomの高精度のペンなど 別売り)が使用できるようになります。 |
これがパッケージの大きな違いになります。
Wacomのグラフィックペンなどを使用したい場合は必ずタブレット・ペン対応機種を買う必要があります。
エントリーパッケージとタブレット・ペン対応ではモニタ自体が変更されます。あとから変更はできませんので注意して決めましょう。
Lenovo ThinkPad Tablet 2のご購入はこちらから
読んでいただき、ありがとうございました!
もしお役に立ちましたらぜひぜひシェアしてください!