どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
理想のマウスを追い求めて毎年何台もマウスを買うマウス中毒者の僕です。現在のマイベストは昨年買ったLogicool G900。半年以上も使い続けるほどの出来の良さなのです!
え?半年だけで何か語るの?と思ったあなた、ちょっとお待ちください。ほんの少しでも肌に合わないと最短1日で放り投げる人間が半年も使っているのです!
普通の人はパソコンに付属しているマウスを「使いにくいな~」とか思いつつ、3年ぐらいは使うでしょう。
僕は1年に10台近く買うので、比較するとマウスパワーは驚きの32倍となり、半年使っているということは6ヵ月 x 32 = 192(ヵ月分)、その経験値は実に16年分に相当するのです!
とかワケのわからない計算が出てきたところで、本日買ってきたのは、マイクロソフトが渾身の力を込めたという、「Microsoft Surface Precision Mouse(サーフェイス プレシジョン マウス)」でございます!
1月の予約開始と同時に注文したのに、3月2日にようやっと入手できました!(本当は2月半ばに発売予定だったんだけど、なんでこんなに遅いわけ?受け取っている人もいるのに・・・)
というわけで、さっそくレビュー!
デザイン
まずは箱。最近のマイクロソフト製品の箱はオシャレになりました。サラッとした紙質でいい感じ。製品だけをしっかり見せるデザインは、Appleっぽいといえばそんな感じ。(決してAppleに追いついたとは言っていませんww)
テープを切って上に引っぱるとスッと開きます。というか、最初はもう少し長い箱がのーんと出てくると思ったら、短くスポッと出てきたので落としそうになった。(笑)
全体がSurfaceシリーズと同じトーンの”プラチナグレー”です。もちろんのこと、Surface Pro、Surface Bookの色合いと相性抜群です。
色は使わずモノトーンの濃淡で構成されていて、無機質感がイイカンジ!
陰影はエッジを効かせてあり、石の彫刻を思わせます。表面はサラサラとして、少ししっとりした質感。
上面は左右クリックボタン、ホイール、フリーホイール切り替えボタン(後述)。
左側面には3つのボタン(標準では進む、タスク切り替え、戻るに設定されています)。
大きさは中の上といったところ。日本人には少し大きめかな、と感じます。今は手元にないので比較はできませんが、カタチも大きさもLogicool MX Masterに近い。
手との比較。ちなみに僕の手は、手首から中指先端までおよそ17cm。ちょうど全体にかぶせて握れる感じです。
親指下には羽のように突き出た部分があり、ここに親指が収まります。ここのカーブは絶妙!ちょっと親指が包まれたような感触で、すごいフィット感です。
何ともいえない安心感みたいなものを感じます(笑)。こんなの初めて。
裏面。フチに沿ってマウスソール(すべる素材)が貼られています。これがちょっと問題。(後述)
G900との大きさ比較
僕がメイン使用しているLogicool G900との比較。
Surface Precision Mouseがわずかに小さい。重さはG900が107g、Surface Precision Mouseは135gと大きな差はありません。
とはいえ、G900は超高速操作のゲーム用途を目指したもの。ジャンルがかなり違う製品です。近いジャンルのLogicool MX Master 2Sを調べてみたら145gで10g差でした。
ボタンの使い勝手
どのボタンに自然に指が届きます。サイドボタンも誤って押すこともなく、それでいてしっかり押せる位置です。
ただ右クリックボタンはちょっと固いというか、左クリックと比べて押し下げ幅が浅いので、なんとなく違和感があります。この感触は揃えてほしいところ。
ホイールボタンの押し下げ感はちょうどいい。けど・・・あれ?これ、左右スクロールがないじゃん!
高級マウスはだいたい水平スクロール(ホイールを左右に倒すと画面を左右に移動できる機能)が付いていますが、Surface Precision Mouseは水平スクロール機能なしです!エクセルなどにすごく便利なんですけど。この価格帯なら最低限付けてほしかった。G900は付いています。
※何かしらの設定で水平スクロールもできるようです?現在調査中。追って追記します。
フリーホイールの使い勝手はすばらしい!
特長はこのホイールの下にあるフリー切り替えスイッチ。
ここを押すと、マウス内部で「カチャ」というような音が聞こえ、ホイールの「カクカク」という節度感がなくなります。シュッと回すとシュルーンと抵抗なく回ります!これで長いページもラクに見られるという仕組み。
実はこの機能はG900にも付いていまして、慣れるとものすごく便利です!。普通のマウスのホイールぐるぐるがかったるくなるレベル。
G900は押し込むとガチャっと物理的にロックがはずれる機構ですが、Surface Precision Mouseは電気の力でロックを外しているもよう。先進的でカッコイイ。
切り替えはロックボタンを押し込む必要がない、Surface Precision Mouseの方がラク。ですが、ホイールの高速回転はG900の方が軽く、長く回り続けます。
実際の操作感
それではさっそく使ってみましょう!
接続はBlueToothです。BlueToothが搭載されていないPCは、別途アダプタを買わないと接続できないので注意!Precition Mouseには付属しません!
BlueToothのUSBアダプタはこんなのを買えばいいです。注意点はBlueTooth 4.0以上に対応のものにしてください。2.0、3.0ではBlueTooth LEモードという省電力モードが使えない可能性があります。
マウス底面のペアリングボタンを3秒長押しし、WindowsのBlueTooth接続画面でSurface Precision Mouseを選べばOK!すんなりでした。
冒頭で書いてあった「最大3台のコンピューターをシームレスに操作」という機能はここのスイッチで設定します。1回押すとLEDの位置が変わり、どの部分に登録するか決められます。また次回以降で試します。
マウスを動かしてみます!・・・が、いきなり問題発生。カーソルが妙にふわふわ動きます。(;´Д`)
どうにも目的の場所がズレる・・・と、そうそう、マイクロソフトのマウスドライバ「マウスキーボードセンター」を入れ忘れていました。これを入れないと、どれだけマウスが精密であろうが動きがPCに伝わりません。
マイクロソフトのサイトから最新版(この記事の時点でバージョン3.2)をインストールします。バージョン 3.2はすでにSurface Precision Mouseに対応済み。すぐに画面が現れました!
これでマウスの動きもカチッとしました!
一通り使ってみた感じ、一般的な価格のマウス(3000円までのマウス)よりはかなり良い動きだと感じます。細かな動作も良く伝わります。
ただ、それぞれのマウスには固有のズレがあり、最初30分は細かな位置合わせがうまくいきませんでした。加速度やカーソルの速度を調節し、ピタッと動くようになりました。調整のしやすさ、手への追従は上々です。
ホイールも使いやすい!フリーモードは1回勢いよく回すと3画面ぐらいは飛ばせます。ホイールは金属で、精密感があっていいですね!
マウスソールがかなり問題
一番問題に感じたのはマウスソール(下面のすべる部分)。
マイクロソフトのマウスは外周に沿って1周ぐるっとソールを貼り付けているものが多いのですが、個人的には、これはやめてほしい。
というのも、本来なるべく小さな面や点で支えることが、よりよくすべる条件なのですが、1周貼られていると長い「線」で支えることになるので、当然抵抗が大きくなるのです。つまり動きが重くなる。
見た目はすっきりしていいんですけどね。でもここは実用本位で考えてほしい。
Surface Precision Mouseも同様で、G900と比べるとかなり動きが重いです。G900がシャッシャッという動きだとすると、Surface Precision Mouseはザリッザリッという感じ。
僕は布製のでかいマウスパッド(というかシート)を使っていますが、この上だと一定の力をかけないと動かしづらいほど。なるべくなめらかな机の上、もしくはすべりのよいマウスパッドが必須です。(木の机ならまあまあOK)
すべりでは、サンワのマウスに搭載しているセラミックソールが、いまのところ地球最強です。サンワはソールはいいのですがマウスはダメなので、ぜひタッグを組んでください。いや冗談抜きで。MicrosoftかLogicoolがサンワのセラミックソールを搭載したら、僕はずっとそれを買います。
というか、サンワのマウスからはがして移植しようかな・・・
WTS的まとめ
本体デザイン、質感、マウスの機能まで、水準以上のクオリティです!12,800円という価格はマウスとしてはかなりの高いですが、まずまず納得できる品質だと思います。
ただ、ソールのスベリの悪さ、水平スクロールが無いなど、あれっ?と思うところがいくつかあるのも事実。特にスベリの悪さは個人的には大問題です。
Surface製品と色のトーンがそろうので、シリーズで統一したい人はこれ一択ですが、純粋にマウスの機能で選びたいと思っているのなら、一度店頭で試してから購入してほしいと感じました。