どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はマイクロソフトから販売されているタブレット型PC Surface Goをレビューしていきます!
従来からあるSurface Proは12.3インチで、タブレット端末としては比較的大型の部類でした。また、高機能なので値段が高い点も、ユーザーを選ぶところ。
しかし、Surface Goはどこでも持ち運べるサイズに収まり、価格もぐっとお手ごろに!どんなバランスのマシンなのか、確認していきます!
- 10インチの持ち運びやすい小ささ
- Windows 10がサクサク動く
- 高精度なペンも使える
- 評判の高いキーボードカバーも使える
デザイン
デザインを見ていきます。
12.3インチのSurface Proの弟分ということで、デザインイメージはそのまま継承しています。裏面はおなじみの明るいグレー。
材質はSurface Proと同じマグネシウム合金。サラッとしていて、がっしりとした強度を感じます。
画面は四隅ギリギリまでガラスになっていて、モダンな印象です。
キーボードを付けるとノートパソコンのように使えます。
本体は軽く、タイプカバーと合わせても767g。ノートパソコンでは10インチクラスでも900g、1kgというものがほとんどですから、とても軽く持ち運べますね。
!部品 | 重量 |
---|---|
本体 | 522g |
タイプカバー | 245g |
ディスプレイ
色味が深く、鮮やかな10インチPixelSenceディスプレイ。解像度 1800 x 1200ピクセルで、精細度を表すピクセル密度は217 ppiに達します。
写真、文字、映画、どれを見ても鮮やかで緻密です。特に文字はなめらかで、この小ささでも読みにくさは感じませんでした。
キーボード
キーボードは、カバーと一体化した「Surface Goタイプカバー」を使うことで、よりノートパソコンのように使うことができます。(タイプカバーは別売りのオプションです)
タイプカバーは4色展開。プラチナ、バーガンディ、コバルト ブルー、ブラックです。今回のカラーはブラック。
本体の側面にはコネクタがあり、キーボードのコネクタと近づけるとマグネットの力で「カチッ」とくっつきます。外すときは引っ張るだけ!とても手軽。
タイプカバーはベタッと寝かした状態と、キーボード後端を少し曲げて画面にくっつけ、角度をもたせる状態の2種類で使えます。
角度をもたせるとうちやすさが全然違います!
カバー自体は薄いので、強く打つと少したわむ感じがします。普通の力で打つ分にはまったく問題はありません。
手の大きさとの比較。10インチサイズでもかなりがんばってキーを調節してあり、小さすぎるキーや変則的なキーはほぼありません。特殊キーが最上段にまとめられている部分がゆいいつ変則的な部分。
キーのストロークも適度で、カバー一体型とは思えないほどスラスラと打つことができました。レポートで文字をたくさん打つ場合でも問題なさそうです。
タッチパッド
Surface Goタイプカバー手前にはタッチパッドがあります。1プレートタイプで、左下/右下を押し込むことで左/右クリックが可能です。タッチパッドも同色で、統一感があります。
画面タッチももちろん可能ですが、タッチパッドを使えばより「ノートパソコンぽく」使うことができますね。
トータルコーディネートのマウスも
マウスも別売りのオプションで購入できます。こちらはBlueTooth対応マウスであれば、純正品でなくても問題なく使用可能です。
ですが純正のSurface モバイル マウスなら、タイプカバーと同じ4色が選べ、トータルコーディネートできますのでおすすめ。
使い勝手はごく普通。モバイルでも持ちにくくはありません。ホイールが金属でちょっと高級感あり。
高精度で使いやすいペン
今回はオプションのSurface ペンも。このペンも4色展開です。今回はプラチナ。
ペン先はちょっと抵抗のある硬質ゴムっぽい素材。すべりまくるApple Pencilと比べると書きやすく感じます。ただ、わずかにゴムっぽいキュッキュッっとした手応えなので、好みはわかれそう。
ペンの追従は非常に高精度。画面とのズレはまったくありません。
筆圧、ペンの角度もしっかり検知していて、文字だけではなくイラストでも自由に描けそうです。
後ろ側は別機能が割り当てられます。通常は消しゴム機能。これ、かなり便利。
ポート類
本体のポートはUSB Type-Cが1つ、Surface Connect ポートが1つ、MicroSDXC カード リーダーがついています。
この小ささなのでかなりの制限はありますが、最近は無線機器が多くなってきているので問題はないでしょう。
とはいっても、研究のために多数のUSB機器を接続したいとか、大画面に出力したいという要望も多いはず。
そういうときはSurface Connectに別売りのSurface ドックを接続すれば、
- Mini DisplayPort x 2
- ギガビット Ethernet ポート x 1
- USB 3.0 ポート x 4
- オーディオ出力ポート x 1
という大量のポートを一気に拡張可能!Surface Goを充電しながら使えるので、長時間の会議でも問題ありません。
ちょっと値段は張りますが、ポート数が絶対に必要なら考えておいてもいいですね。
静粛性
ファンは搭載していないファンレスマシンなので、完全に無音です!
静かな場所でもまったく気になりません。
スペック
今回のレビュー機は8GBメモリ、128GBストレージを備えた上位グレード。8GBのメモリがあれば、重いオフィスソフトでもスイスイと使用できます。
他にはより安価な4GBメモリ、64GBストレージの下位モデルがあります。ブラウザや映画、OneNoteでのメモ取りやレポートなど、軽い作業ならこちらでも十分に役立ちます。
グレード詳細はこちらから
WTS的まとめ
軽くなって値段も手頃になって、誰でも「使ってみたい」という気にさせるマシンになりました!どこでも使える”フル機能のパソコン”としても、十分に選択肢になる一台です。
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