RealForce R2TLA-JP4G-BK 実機レビュー | マジメ一辺倒ではない!激しくも上品に光るLEDタイプが登場

どうも、太田アベル(@LandscapeSketch)です。

僕が20年近く愛用している高級キーボード「RealForce(リアルフォース)」。

質実剛健な作り、静電容量方式スイッチによる正確なキータッチ、使う人の疲れを軽減させる軽量キーの設定など、キーボードに求められるすべてを備えています。

様々なレビューも書いています。

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しかしそんなRealForceにも”大きなヌケ”があることに気づきました。

それは「光りモノ」。

 

「いやいや、RealForceを光らす意味あるか?」と、ガチプログラマー勢やハードキーパンチャー諸氏は即座にツッコミを入れる部分だとは思います。

しかしながら、RealForceはいまや全世界のゲーマー御用達のキーボードになっていることも、ここで明らかにしておかなければなりません。

チャタリングやキー抜けがほぼ発生しない静電容量方式、nキーロールオーバー、5000万回のキー入力にも耐える高耐久性は、ミリ秒単位で生死を分けるバトロワ系ゲーマーには、もはや”必須の装備品”となっているのです。たとえキー抜けでやられても、ランクは下がるのです!

 

ゲームで使用するとなると、やはり気分を盛り上げる光モノがほしくなるところ。ですが心配無用。すでにRealForceにはそんな夢のアイテムが用意されているのです!

ということで今日は、LEDで激しくも上品に光る「RealForce R2TLA-JP4G-BK」をレビュー!

マジメさ一辺倒ではない!

ということで、やってきましたLED搭載「RealForce R2TLA-JP4G-BK」!

 

箱からしてもうアレですよ。いつもの落ち着いた雰囲気はどこへやら。RealForce以外は目に入らないようにしてやるぜ!とばかりにLED全点灯の写真を、前面に押しまくってます。

業務用然とした(ほめ言葉)アイボリーのRealForceと比較すると、おもしろいほど方向性が違う。

昔のRealForceの箱。ダンボール感全開であるが、これはこれでそそる。

 

ちなみに、RealForce R2系はグレードや機能で右上のエンブレムの色が違います。今回のLEDタイプは黒の中にラメが光っている!細かいけどうれしい演出。(非常に微妙なラメなので、写真ではうまくとらえられないですね)

ロゴ部部の背景はキラキラと光る

 

通電していない状態では、普通のブラックタイプに見えます。

 

とにかくまずつないで光らせてみるぞ!

うぉぉぉぉぉぉ!こ、これはいいぞ!!
RealForceじゃない!(!?)

メチャかっこいいじゃないか!

キー1つ1つではなく、キーボードの裏側全体が発光するため、まるで「キーの間から光がもれる」「光の中にキーが浮いている」ような高級感ある光

古くて恐縮ですが、映画「天空の城ラピュタ」で、石と石の間から青い光がふわっと出てくる場面がありますよね。あんな感じ。なんというか、魔法的な感じがしてとてもよい!

 

キーは2色形成となっています。つまり文字部分は半透明、それ以外は不透明となっていて、文字部分がしっかりと光り、視認できます。実用性は十分。

全体が七色に流れる、光のカタマリが走る、全体が単一色で光るなど、パターンは豊富。

もちろん専用ソフトを使えばキー1つ1つにカラーを割り当てることも可能。WASDに赤の光、そのほかには白の光を設定すれば、多少暗いところでも、移動キーを間違えることなく押せるはず。

 

ちなみに明るいところでも光はしっかりとわかります。ほのかに光っている感じが、また良い。

種類と使い勝手

ちなみにRealForceは現在かなり多くのタイプが発売されています。

テンキーの有無、本体カラー、キーの重さ、英語/日本語、APCの有無、静音の有無・・・もちろんLED搭載RealForceにも各種設定があります。

今回の「R2TLA-JP4G-BK」は、

  • LED発光あり
  • APCあり
  • 日本語キー
  • 45g荷重

という組み合わせ。

 

組み合わせは東プレのページで確認することができます。購入前に本当に自分のほしい組み合わせを検討しておきましょう。

さて、使ってみます。

 

まず音。カタカタッという少し高い音が聞こえます。静音キータイプは多少音がしますがほとんど音が響かないので、まずここが大きく違います。とはいえ、ゲーム勢には「撃った感じ」があるので、音がある方がいいかもしれません。

キータッチは45gでほどよい重さ。RealForceの静電容量方式スイッチなので、キーは最後まで押し込む必要はありません。

キーは押し込むとスッと探り、タンッと反発します。この気持ちよさはいままでのRealForceをしっかりと踏襲しています。

高速でキーを打っても、もちろん打ち逃しなし。正確そのもの。光っていますが、いつものRealForceです。(笑)

 

APCつきはキーが反応する高さを3段階に変えられます。これは物理スイッチが存在しない静電容量方式スイッチの最大の利点。

最も浅い設定にした場合、キーの表面をなぜるようなタイピングが可能になります。ただ、FPSではトリガー暴発の可能性もあるので、用途を考えながら設定したいところ。

多量の文字を打つときは、最も浅くすれば指の押し下げが低減でき、指の負担を減らすことができます。

ボルテージをくすぐる一品

さてしばらくR2TLA-JP4G-BKを使ってみましたが、やはり気分の盛り上がりが全然違う!

真っ赤な光で満たせば、ゲームのロード時間にもテンションが上がる!常にやる気をくすぐり、次の戦い、また次の戦いへと光がさそってきます。

戦いの相棒として、もちろん熱いプログラミングのおともとしても、見た目も機能も満足させてくれるはずです。

WTS的まとめ

RealForceから全面LEDモデルが出たときには、「ついに日和ったか」と思ってしまった自分が恥ずかしい。美しい光りは見ているだけでも楽しく、しばらく使っていると光っていないのがさびしくなるほどです。(笑)

機能がしっかりした光るキーボードを求めるなら、RealForce R2TLA-JP4G-BKは最高の選択肢の一つになるでしょう。

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