用意したもの
さてでは実際に組み立てていきましょう。用意したものです。
本体:Ready NAS 10200 [RN10200-100AJS] (Amazonの価格)
HDD:Western Digital 3TB HDD [WD30EFRX] (Amazonの価格)
前回のNASではWestern DigitalのGreenシリーズを使いましたが、今回はNAS用として特別設計されたREDシリーズを使用します。
RedシリーズはGreenよりも30%ほど価格が高く、ちょっと手を出しづらいHDDなのですが、
- RAIDを組んだ時の動作の最適化
- 24時間動作の耐久度
- 省電力性
- 静音性
などなど優れている点がたくさんあります。
耐久性はGreenシリーズの平均故障時間65万時間に比較し、Redシリーズはなんと100万時間!まあ100万時間というと単純計算で114年にあたるわけで、こんなに使うことはあり得ませんが十分な耐久度を持っていると考えられます。
NASで使うなら選んでおきたいHDD。
ボディ
ボディは前シリーズから大きく変更され、色が黒になりエッジが立ったカタいイメージに。非常に直線的でいい感じです。
前面も鏡面仕上げのピアノブラックになり高級感があります。
シャーシもかなり強度のある鉄骨で、振動のあるHDDでも共振でビビリ音が出ることはないでしょう。
足の部分も単なるゴムシールではなく、鉄のインシュレーターにゴムが入った手の込んだもの。設置面に伝わる振動を大幅に抑え、静音性が向上します。
組み込み
ではHDDを組み込んでみます。
フタを開け
下のスイッチを押すとカチッとレバーが上がります。
HDDトレイを引き出します。
次はトレイにHDDを固定ですが、ここは説明書がないのでちょっとわかりづらいです。トレイのオープンスイッチを押したまま矢印の部分をひっぱると固定用ステーが出てできます。
ツメにHDDのネジ穴を合わせ固定し、中に入れていくとカチッと留まります。この状態で本体に入れます。
トレイを確実に挿入し、レバーを下げます。正常ならカチッと留まります。
前面のフタを閉めます。
これだけで完了!ツールレスでネジすら使いません。