どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
USB Type-Cポートを採用したスマホ、タブレット、パソコンが増えてきました。楕円形で裏表のないタイプですね。
例えば新iPad Pro、MacBook、ThinkPad X1 Carbonなどが採用しています。Amazonの新しいFire HD 10もUSB Type-Cポートに変更されました。
USB充電は汎用性が高いので、とても便利です。
ですが高い電力の機器を充電するためには、USB充電器といえどもサイズは大きくなります。
例えばThinkPad X1 Carbonで使えるUSB Type-C充電器(下写真)。縦横7cmほど、厚さは3cmの大きさがあります。いままでのパソコン用ACアダプタとさほど変わりません。
この大きさで電力は45Wです。
さて、そこに現れた新素材が「窒化ガリウム(通称GaN)」。
理論はさっぱりわかりませんが、とにかく高効率で電力を変換でき、アダプタの高出力、小型化が可能!という素材。
でもそんな夢のような素材でも、実際の製品にならないと信じられないよね~・・・と思っていたら発売されました!
それが今日買ってきた「RAVPower PD PIONEER 61W WALL Charger」です!
マジで小さい!しかも61W!
さて届きました!
本当に小さい!縦横5cm、厚さは3cm。ご覧のように電源端子を折り畳めるので非常にコンパクト!
Lenovoの充電器と比べると、その差は歴然。
しかもこれでLenovoの充電器よりも高い電力61Wを出力できるんです!
すっげーぞ窒化ガリウム!
ただしポートはUSB Type-Cの1ポートのみ。充電できるのは1台ずつになります。
iPad Proの充電がメチャ速い!
iPad Pro、ThinkPad X1 Carbon、MacBook Proを充電してみました!
まず充電はどれでも正常にできました。
ちなみにパソコンへの充電は、通常のUSB充電器ではほぼできません。できたとしても「電源OFFの状態のみ」可能です。電源ONの状態では充電ではなく単なる給電となります。
RAVPower 61Wは、充電しながらパソコンが使用できます!
この小ささなのに!
で、さらに充電時間。
iPad Proを7%のレッド状態から充電してみました。そうしたら、ものの10分で35%を突破!さらに30分で75%まで回復!(定期的な目視ですので厳密ではありません。およその時間です)
ものすごい速さです。純正の充電器を超えています。
61Wという高電圧はだてではありません。
USBなのでケーブルを変換すればスマホ、タブレット、USB音響機器など、なんにでも充電できます。電圧はそれぞれの機器に合わせて選ばれますので、電圧が高くても心配ありません。
つまり、スマホ、タブレット、パソコンまで、USB端子の機器すべてをこの小さな充電器一台でまかなえるんですね!これはトピックですよ。
荷物が多くなる旅行には特にうれしい!
ケーブルにも注意
高速充電をするにはケーブルにも注意が必要です。
具体的には「PD(パワーデリバリー)」規格に対応したものが必要です。安いケーブルでは高い電力は通せません。
PD対応のものは、普通のケーブルより少し高額になります。(だいたい1,200円~1,800円ぐらい)
下の写真はPD 100W対応の高品質ケーブル。ちょっと柄が気持ち悪いですが、パソコンにもしっかり充電できます。
WTS的まとめ
機器がダウンサイジングできるのはうれしいですね!
子育て中は特に荷物だらけになりますから、こういう小さくて高機能なアイテムが出ると、すぐに買いたくなります。
値段はちょっと高めですが、機能からすれば安いと思います。
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