QNAPのミーティングシステム「KoiBox-100W」の特集です。
KoiBox-100Wは2.5インチのHDDもしくはSSDを増設することで、ミーティングやプレゼンを録画することができます。
今回は増設手順を見ていきましょう。
HDDを増設してみる
今回はSSDを増設してみましょう。
ディスクは2.5インチSATAタイプを使用します。この規格であればハードディスクでもまったく同じサイズなので、手順は同じです。
KoiBoxを裏返し、足の部分の4つのネジを外します。
全体をつかんで表に戻し、カバー全体を持ち上げます。
こちらがKoiBox-100Wの内部です。左側に2.5インチSATAコネクタとホルダーがあります。
少しナナメに入れながらコネクターに接続し、上からカチッと音がするまで押さえこみます。
ディスクの固定はちょっと固めです。カチッと音がするまで押さえてください。しっかり固定されると基板と平行になるはずです。
ディスクを入れたらカバーとネジを戻すだけ。
これだけで完成!装備は非常にカンタンです!
セットアップをする
ディスクを取り付けただけでは使用することはできません。
起動したら設定画面に入ります。
設定に入るにはパスワードを聞かれます。初期パスワードは、ユーザーが「user」、パスワードはMACアドレスを「:」を除きすべてつなげたものです。また初期パスワードの英字は大文字になりますので注意。小文字では認識されません。(本体裏側にも書いてあります)
入力するときはUSBのキーボードをつなげた方がラクです。ほとんどのキーボードは挿せば使えると思います。リモコンからは下図のようなスクリーンキーボードでの入力になります。けっこうめんどうです。
「詳細設定」を選択し、「録画ディスク設定」を選択。
ディスクを初期化して良いかどうかの確認が出ます。ディスクは完全に消去されますので、ディスクの間違いはないか、よく確認してください。
初期化は容量により少し時間がかかります。120GBのSSDで約3分ほど。
初期化が終わるとKoiBoxは再起動されます。
録画の種類の設定
メイン画面から「録画」を選ぶと、録画モードでミーティングが始まります。画面に映っているもの全てが録画されます。
録画はメイン画面の「ビデオファイル」から見ることできます。日付の逆順で並びます。
録画には2種類のユーザーの権限が存在します。
- 管理者権限
- パブリック権限
初期状態では管理者権限となっており、録画した映像は管理者パスワードを知っている人のみが見られます。
映像がオープンに誰に見られてもよい場合は、パブリック権限に切り替えます。設定から変更することができます。
一度設定すればカンタンにミーティングの録画と活用ができます。
パブリックミーティングサービスでは、録画はできなかったり、有料だったり、容量に制限があったりします。
KoiBoxは一切の制限なく、画面に映った全てを、ディスクの容量の限り録画することができます。
WTS的まとめ
ミーティングの録画は、特に契約などがからむ場合は非常に重要な証拠となります。確実に保存しておきたいものです。
KoiBoxなら使い方もカンタンで確実に保存でき、管理者でなければ見られないモードもありますから、セキュリティも高くなります。
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