なんだか急にカメラを気にしだした太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
先日購入したPowerShot A3500 IS、実売8,200円でWi-Fiが付いている使えるヤツです!
が、ピントのオートフォーカスが弱い、暗闇でノイズが乗るなどの軽い使いにくさがありました。なぜこの性格が出るのか、ちょっと調べてみました。
プロセッサはDigic 4
A3500 ISより高価な20,000円前後のPowerShotやIXYシリーズには、最新のDigic 6が採用されています。
非常に高速で、ノイズに強いのが特徴です。
A3500 ISに搭載されているのはDigic 4。廉価版なので仕方がないとは思いますが、2世代前のプロセッサになります。
これがオートフォーカスの遅さの原因でしょう。
CCD素子なので暗闇には弱い
もう一つのポイントは画像素子がCCDであること。
より高価な機種にはたいていCMOSと呼ばれる素子が使われています。
大きな特徴はノイズの影響。
CCDはコストは低いのですが、電気的ノイズがCMOSと比較して多く出てしまいます。価格を抑えるために採用されたものでしょう。
暗い場所でのノイズは機構上取り除きにくいものです。
WTS的まとめ
値段を抑えて性能を引き出す、コストと性能のバランス取りは非常にむずかしいものです。
ある程度の明るさがあればPowerShot A3500 ISの遅さやノイズは目立ちません。夜景を撮ったり、夜のスナップショットは得意ではない機種と言えそうです。
夜や暗い場所での撮影が多い場合は、IXYなど上位機種を検討する必要があります。