どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
先日からレビューしています、ノートにデスクトップ用チップを積んでしまった、G-Tuneの驚愕のモンスターノートNEXTGEAR-NOTE i71000。
今日は本体の冷却機構についてレビューしていこうと思います。
底面全体で吸気を行う
NEXTGEAR-NOTE i71000は底面全体に多数のスリットを備え、大量の冷却空気を取り込むシステムになっています。
冷却ダクトは主に底面奥側に集中しています。CPUやGPUなど、高温が発生する部分を奥に押しやることで、2つのメリットが生まれます。
1,最短距離での吸排気
底面奥から吸い上げた空気を、CPU、GPUに直接当て、最短距離で排気することができます。
これによりより高速に空気を循環させることができる=より効率的な冷却をすることができるのです。
2,パームレストの熱が抑えられる
次に使うユーザーのメリットです。
熱源が手前にあると、手のひらを置くパームレスト部分やキーボードに熱が伝わり、非常に不快な感覚を生みます。
僕の経験した機種の中では、数年前のLet’snote B11がそうでした。手前左側に熱の発生する部分があり、ちょっと作業しただけで手のひらが温まり始めます。夏でもカイロの上に手を置いているような感触で、かなり不快でした。
NEXTGEAR-NOTE i71000は奥側に熱源を集めることで熱の伝わりを少なくし、快適に使用できるということです。
実際、ベンチマークを回しながら使ってみましたが、パームレスト部分はほとんど温まらず、快適でした。
WTS的まとめ
「高温注意」のシールが貼られてしまうほど熱を発生する本機ですが、強力な冷却機構を盛り込むことで、熱ダレを防いでいます。性能最優先ではなく、ユーザーの快適性までも考えらていて、非常に好感が持てますね!
最高クラスの性能と引き締まった外観、そして手ごろな価格が魅力!