ベンチマーク
グラフィック能力を図るためのソフトをいくつかテストしてみました。
CINEBENCH R15
まずグラフィック能力を図るCINEBENCH R15テスト。
こちらはOpenGL 42.64fps、CPU 344cbという数値。数値だけではわかりづらいですが、ミドルクラスのパソコンとして認められる値です。
ドラゴンクエストX
つぎに軽量ゲームテストとなる「ドラゴンクエストX」のテスト。
標準品質、1280 x 720ピクセルの表示で結果は「普通」。多数のキャラが登場するシーンでは少しカクつくものの、十分にプレイ可能だと感じました。
3DMark
ゲームテストの世界標準と言える「3DMark」をテスト。
テスト | スコア |
---|---|
Fire Strike | 895 |
Sky Diver | 3728 |
Cloud Gate | 6426 |
Ice Storm | 67290 |
という結果に。こちらの数値もドラゴンクエストX同様、「軽いゲームならプレイ可能」という値となりました。一番軽いテストとなるIce Stormでは十分ななめらかさを感じました。
それ以上のテストはカクツキが多め。そもそもグラフィックチップを搭載していないので、これはもうしょうがない部分です。
FF14 新生エオルゼア
グラフィックが美麗な「FF14 新生エオルゼア」をテスト。
いくつか設定を変えながらテストしました。結果からいうと1360 x 768ピクセル、ノートPC設定なら「快適」となり、まあまあ遊べそうかなという感触です。
FULL HD (1920×1080)ではかなり重さを感じました。やや快適とはなっているものの、場面によってはかなりのコマ飛びを感じました。
FF14 蒼天のイシュガルド
さらに新しいFF14を試してみました。こちらも1360 x 768ピクセル、ノート用標準品質というセットで快適に。
全体的に軽いゲームならなんとかなりそうだ、という感触です。ブラウザゲームなどは全く問題なく遊べそうです。
ファンの音
小さいパソコンで心配になるのはファンの音。「熱がこもってファンの音がひどいのでは?」と考えてしまいます。
この点は心配することはまったくありませんでした。通常のWindows作業ではファンの音はほぼ聞こえないレベルで、作業の邪魔になることはありません。
先ほどのようなグラフィックを多用する試験をするとファンの音が大きくなるものの、「ヒュイーン」という小さく低めの音で、少し離して置けばほとんど気になりません。リビングのTVにつなげても大丈夫でしょう。
WTS的まとめ
とにかく小さくてどこにでも置け、しかも十分な速さを持っています!ベアボーンということで多少の技術は必要なものの、初めてでもなんとかなるレベルです。拡張性の高い超小型マシンがほしいと思ったら、一考の価値があるマシンです。