最近はあきらかに過剰なゲーミングノートばかりを特集していましたが、たまには普通のパソコンをレビューしてみます。どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はマウスコンピューターのプロ用シリーズ「MousePro」からNB3シリーズ、NB370Sをレビュー。
静か、軽量、ロングバッテリー。まさに毎日持ち歩くプロのためのパソコンに仕上がっています。
スペック
MousePro NB370はPentiumを搭載する安価なNB370E、Core i5を搭載するNB370Sで大きく2つに分かれます。
もちろんBTOが得意なマウスコンピュータですから、このベースモデルからさらにパーツをカスタマイズすることができます。
ちなみに現在、上位モデルのMousePro-NB370SS-1410は、HDDから高速な128GB SSDに無償アップグレードサービスを行っています。より静かで衝撃に強く、速くなりますので、できれば選んでおきたいところ。
(キャンペーンは2014.11.25現在のもの 予告なく終了する場合がございます)
今回の機種はSSDとi5を搭載するNB370Sのハイグレード仕様になります。
項目 | スペック |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i5-4210U プロセッサー 2コア / 1.70GHz / TB最大2.70GHz / 3MB スマートキャッシュ |
メモリ | 4GB |
メモリスロット数 / 最大容量 | 2 / 16GB |
メモリタイプ | PC3L-12800 DDR3L SODIMM |
ストレージ容量 | 120GB SSD |
ディスプレイ | 13.3型ワイド液晶パネル |
解像度 | 1,600×900 (LED / ノングレア ( 非光沢 ) ) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 4400 (CPU内臓) |
光学ドライブ | 非搭載 |
カードリーダー | マルチカードリーダー |
対応メディア | MMC / SD / SDHC / SDXC |
Webカメラ | 100万画素Webカメラ |
セキュリティチップ | TPM1.2 セキュリティチップ |
LAN ポートタイプ | 1000Base-T / 100Base-TX / 10Base-T ( Wake On Lan 対応 ) RJ-45 |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth V4.0 + LE 準拠 |
外部ディスプレイポート | D-SUB 左側面×1 HDMI 左側面×1 |
■価格やスペックについて■
価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。
外観
まずは外観を見ていきましょう。
天板と内側の大部分はアルミのヘアライン調パネルで仕上げられています。明るめのシルバーで、蛍光灯の下では白っぽく光るように見えます。
パネルに覆われていない部分はザラッとした黒いマット仕上げのプラスチックですが、色の対比はうまくマッチしています。
予想外に軽く感じる本体
注目したいのは本体重量。わずか1.4kgです。
13.3インチの大きさとメタリックな表面パネルのおかげで一見重そうに見えるのですが、机から持ち上げようとするととスッと持ち上がり、良い意味で驚きます。見た目より軽く感じます。
毎日持ち歩くパソコンは100gでも軽いほうがうれしいですね。
もちろんアダプタも小さく、軽いです。
アダプタごと持ち運んでも苦にならないと思います。
打ちやすいキーボード
キーボード部分はマットな黒で、オーソドックスにまとめられた真面目な造りです。キーピッチはおよそ18mm、文字キーはほぼ正方形。
右側のEnter付近でカッコキーや「ろ」のキーが少し長くなっています。横長のキーのため、Enterキーが少し遠いので最初こそ数回の打ち間違いがありましたが、すぐに慣れました。
このキー以外は全て等間隔で妙な配置はありません。
キー表面は細かなシボのある処理がされ、さらっとしていて指のすべりもちょうど良いぐらい。すべらせるように打つタイプの人でも打ちやすいでしょう。
キータッチは軽めですが、押し下げ時に「クッ」と手ごたえがあるのがいい感じ。反発力もちょうどよく、薄型ノートとしては合格点です。
キーストローク(押し下げ高)は1.8㎜ほど。
押し込みは浅く感じます。
ここは好みが分かれる部分ですが、僕としてはもう少し沈むほうがより「打ち込んでいる感」があっていいな、と思うところ。とはいえ薄型筐体を実現するためにあえて高さを抑えている部分でしょう。
総合的には打ちやすいキーボードに仕上がっていると感じます。
最大5.2時間のロングライフ
小型軽量にもかかわらず、NB370Sは最大5.2時間のバッテリー駆動が可能。(公称値)
半日は十分に持ちそうですので、持ち歩いて使うビジネス用途でも安心感があります。(もちろん使い方によりますが)
とても静かなファン
ファンの音は非常に静か。
たぶんファンはアイドル状態でも常時回転していると思われますが、耳を近づけてようやっとわかる程度。キーボードからの距離ではわからないほどです。
もちろんさまざまアプリケーションを動かせばファンの回転数は上がりますが、「フィィン」という静かめの風切音。音質も低音で耳障りではありません。
集中力を乱されることはないでしょう。
WTS的まとめ
MouseProのその名の通り「プロが必要とするだろう」という部分を突き詰めてあり、コンシューマー機とは一線を画する仕上がりとなっています。
13インチの見やすい液晶、長いバッテリーライフを持ちながらわずか1.4kgにまとめられた筐体は、毎日持ち歩いて使いたいビジネスマンにピッタリです。
仕事上どうしてもパソコンを持ち歩く必要がある場合、まず検討に入れたい一台です。
MousePRO NB370S公式キャンペーンページはこちら
■掲載ベンチマーク結果についてのご注意■
ベンチマーク結果は選択したスペックによって大きく上下します。また機材の入手時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での結果となりますので、掲載から時間が経っている場合はマイナーチェンジ等により数値が変わることがあります。
上記は入手した機材において個人的に計測したもので、メーカー公式発表ではありません。目安としてお考えください。