どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はマウスコンピュータから発売された、最新第8世代CPU、ノート用最新グラフィックチップGeForce MX150を搭載したハイパフォーマンス・ノートパソコン「m-Book Nシリーズ (MB-N500SD-M2SH2)」を入手しました!
メタル調のモダンなデザインと、GeForce MX150が生み出すグラフィックパフォーマンス、お手ごろな価格がそろった、ベストバランスな一台!
さっそくレビューしていきます。
デザイン
天板はアルミ調ヘアライン処理がされた、メタルパネルで包まれています。
マウスのロゴはうっすらと左に書いてあるのみで、ほとんど目立ちません。あえて個性を抑えた、無属性なデザインになっています。
閉じた状態では金属の板のようにも見えます。
ディスプレイ
ディスプレイは15.6型 フルHD(1,920×1,080)。
非光沢タイプで周りの光が映り込みにくく、細かな描画もしっかりと見えます。また光沢タイプよりも目が疲れにくいとされていて、長時間の使用でも集中力が続きそうです。
フルHD (1920×1080)の高精細なので、写真や文字がとても緻密できれいに見えます。またエクセルなどでは低解像度の画面よりもたくさんのセルを表示でき、編集作業もラクになります。
IPS液晶ではありませんので、上下左右の急角度からのぞくと白っぽくなったり色が薄くなったりする現象があります。ノートパソコンは通常正面から見るものなので、大きな問題はないでしょう。
また僕的に非常にうれしいポイントが、指一本でディスプレイを開けられること!
単純なことなのですが、実はこれができる機種はかなり少ないのです。特に軽量系のパソコンでは、両手でぐいっと開かないといけないものも多く、サッとパソコンを開きたいときにもたつきます。
m-Book Nは、ご覧の通り閉まった状態から指一本で開けます!細かなポイントですが毎日のストレスが減ります。
キーボード
天板と同様の金属パネルで構成され、見た目もスッキリしています。
キーの配列は大半は問題ありませんが、エンターキーの周りなどで少し縦長になっているキーがあります。
特に問題を感じたのは「¥」マークのキーで、通常はバックスペース左側になるものが、左シフトの横という変則的な位置に移動しています。「¥」の標準的な位値に慣れている人は、最初は混乱するかもしれません。
キーの押下感、反発は適度で、打ちやすい。キーの音は「パタパタ」といった音で、比較的静かめです。
タッチパッド
タッチパッドは1プレートタイプ。左下/右下を押し込むことで左/右クリックが可能です。タッチパッドも同色で、統一感があります。
面積も大きく指は動かしやすいですね。
ポート類
USB3.0 x2、USB2.0 x1、HDMI ×1、マルチカードリーダーを装備します。有線LANポートもあり、高速通信も可能。普通の使い方でポートが足りなくなることはまず無いでしょう。
静粛性
当機種はメインストレージにSSD、サブストレージにHDDを搭載しているので、動く部分はCPUとHDDになります。HDDの音は常時聞こえていますが、注意して耳を澄まさないと聞こえないほどの静粛性です。
テストで高負荷をかけてみたところ、フィィィンというようなCPUファンの音が目立ってきましたが、最高潮でもそれほど大きな音にはなりません。
全体的な動作感
OSやアプリなど基本的なシステムは高速なM.2 SSDに格納されているため、Windowsの動作はキビキビと動き快適です。
写真や動画などの処理から、エクセル、ワードなどの事務処理まで、余裕をもってこなせます。
スペック
今回レビューしている機種「m-Book N500BD」の詳細スペックです。
Core i5、8GBメモリという、中間的なグレードになります。99,800円 (税別)という価格でSSDとHDDのツインドライブも備え、とてもお得感が高い。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64-bit |
CPU | Intel Core i5-8250U CPU |
CPUコア/スレッド数 | 4コア / 8スレッド |
メモリ | 8 GB |
メモリスロット (空きスロット) | 2 (1) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
ストレージ | SSD 256GB |
ストレージ | HDD 1TB |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチ |
解像度 | FULL HD (1920×1080) |
ポート類 | USB3.0 x3、HDMI 左側面×1、D-sub 右側面×1 |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 |
有線LAN | あり |
サイズ | 324×234×22.5mm(折り畳み時/ 突起部含まず) |
重量 | 約 1.5kg |
ベンチマーク
GeForce MX150の実力もチェックしておきましょう。
3DMark
ゲームベンチマークとして、ほぼ業界標準となっている3DMarkにてテストをしました。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | 54798 |
Ice Storm Extreme | 42827 |
Cloud Gate | 12489 |
Sky Diver | 10735 |
Fire Strike | 3293 |
Fire Strike Extreme | 1692 |
軽量のIce Stormはかなり余裕があり、処理落ちなどはまったく見られません。
中クラスのベンチマークとなるCloud Gate、Sky Diverでもほぼ処理落ちなく表示できています。
最上位のFire Strikeになるとやや重い場面が多いものの、グラフィックチップを搭載しない通常のノートでは1000以下となるスコアが3200までアップしています。
ミドルクラスゲームまで十分に動かすことが可能で、さらにはAdobe系のグラフィックソフトから3DCGソフトまで、幅広いソフトで処理能力のアップを感じられるはずです!
ドラゴンクエストX
オンラインゲームのドラゴンクエスト Xのベンチマーク。軽めのソフトのジャンルとなります。
こちらは11,320という1万ポイントの大台を突破!全編余裕のあるなめらかさで、多数のキャラが暴れるような場面でもカクつくようなそぶりは一切ありません。
WTS的まとめ
メインパソコンとして使えるほど、高い能力を持ったノートパソコンです!強力で高価なゲーミングパソコンまではいらないが、軽いゲームでカクつくようなノートでは困る・・・という、今までほとんど商品が出てこなかったミドルクラスのゾーンにぴったりとハマる機種でしょう。
装飾も少ないメタリックな外観で、ホームからビジネス空間まで、違和感なく使えそうですね。MX150はAdobeソフトや動画のエンコードなども高速化します。手軽な動画編集パソコンとしても検討の価値があります。