デスクトップパソコンの代わりとなるほどの大きさを、ノートで実現するとなると15.6インチはほしいところ。ただ、画面が大きくても「解像度(きめ細かさ)」が低くては、画面に表示できる内容は少なくなってしまいます。
mouseから販売されているLuvBook Fは、15.6インチの大画面に、フルHD (1920×1080)の細かさを備え、さらに安価という非常に選びやすいパソコンです!
今日はLuvBook F(モデル:LB-F551XN-S5)を実機レビューしてみます!
スペック
今回は480GBの大容量SSDを搭載した高スペックモデル。SSDは体感速度を大きく引き上げますので、快適な操作感を生み出します。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i5-6200U プロセッサー(2コア/2.30GHz/TB時最大2.80GHz/3MB スマートキャッシュ/HT対応) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 520 |
メモリ | 8GB PC3-12800 (8GB×1) |
SSD | 480GB SerialATAIII |
光学ドライブ | オプション (BTOで追加可能) |
液晶パネル | 15.6型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ LEDバックライト) |
無線 | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ・ Bluetooth® V4.2 + LE 準拠モジュール |
シンプルで落ち着いた外観
外観はシンプル。いわゆるノートパソコンの形です。
天板にはヘアライン処理されたアルミパネルが採用され、光の具合で表情を変え、高級感があります。mouseのロゴは左に小さめに置かれていて、主張は控えめ。
内側も同様な質感で、全体的に落ち着いた印象。
会社でも、家でも、自然に溶け込むでしょう。
薄型の本体
15.6インチノートとしては薄型で、折りたたみ時は24.7mm。持ち運びもしやすい。
サイズは374mm x 258.5mmです。15.6インチなのでそこそこの大きさはありますが、社内や家の中を持ち運ぶなら苦にならない大きさでしょう。
高解像度のディスプレイ
ディスプレイにはフルHD (1920×1080)対応の高解像度パネルを採用。画面も大きめなうえにきめ細かいので、非常に広々と感じるはず。
たくさんのウィンドウを開いたり、大きなエクセル表を開いたり、多数の写真を表示したりなど、情報が多い場合には特に便利に感じるはずです。
まずまずの色の深みがあり、色味も破綻なく見やすいディスプレイです。高級ディスプレイに見慣れた人にはすこし色が浅く感じられるかもしれませんが、初めて使う人にはまったく気になるところはありません。
上側、横側の急な角度から見ると色の反転、白っぽくなるなどの現象がありますが、ノートパソコンはほとんどの場合正面からしか見ないと思われますので、実用上問題ないはずです。
キーボード
キーのサイズも大きく、打鍵感も軽くて打ちやすい部類です。右側にはテンキーも搭載しており、連続して数字を入力する伝票処理などに便利です。
キーの反発はちょうどよく、軽いタッチで文字入力が可能です。
キーストロークは約1.5mmほど。しっかり下押した押し心地があります。
中央をぐいっと押すと多少たわむ感じがあります。欲を言えばここの強度をもう少し高めてほしいと思いますが、使用上は何も問題はありません。
ディスプレイの開く角度
ディスプレイは最大この角度まで開きます。少し上から覗き込むぐらいまで開くので、数人で画面を見る場合にも便利ですね。
タッチパッド
タッチパッドは1プレート+2ボタンタイプ。カーソルの追従も良く、2本指でのスクロールにも対応しています。
1プレートだけのタイプでは、ボタンが反応しにくかったり押すごとにカーソルがズレたりする場合がありますが、物理的なボタンがあれば確実なクリックが可能です。
ビジネスで急いで仕事をする場合は、やはりボタンが分かれているタイプの方が使いやすいでしょう。
ポート類
ポート類は十分な数が揃っています。
ディスプレイはD-sub 左側面×1、HDMI 左側面×1、USB2.0と3.0は合計4つ、有線LAN、カードリーダーも付いています。普通の使い方なら足りなくなることはないでしょう。
特にビジネスの現場では、プロジェクターなどがいまだにD-SUBポートを使っているものも多く、このポートがあるだけで安心感が違うでしょう。
USBは4ポートあるので、マウス、スマホ、カメラなどを一気につなぐことができます。
買うならSSDモデルがオススメ
LuvBook F シリーズの下のグレードはストレージが500GB ハードディスクとなります。安価で大容量なのが良いところですが、スピードや耐衝撃に対しては、最新のSSD(エスエスディー)の方が優れています。
特に体感速度はHDDとSSDでは大きく開きがあり、SSDの快適さになれてしまうと、HDDには絶対に戻りたくない!というほどの速さです。長く使えば使うほどこの差は大きくなります。
今回のレビューモデルはもちろんSSD装備。
Windowsの起動、アプリの起動はすべてサクサク!クリックしたらすぐに立ち上がるレスポンスの良さが快適です。ソフト起動後も、写真のスクロールが快適になったり、ウェブのもたつきがほとんどなかったりと、随所で速さが楽しめます。
ストレージは、購入後の交換はかなりむずかしいため、購入をお考えでしたらできれば上位のSSDモデルを検討したいところです。
SSDモデルは、240GBならわずか3000円アップの77,800円から。大容量の写真や動画を持ち運ばないのなら、こちらでも十分です。もし写真が多ければさらに上位の480GBモデルにするべきでしょう。
ずっと快適に使い続けるためにSSDは非常にオススメなオプションです。
WTS的まとめ
安価でありながら高解像度ディスプレイと十分な速さを備えたパソコンです。仕事も家庭使用でも、あらゆる用途に使える一台でしょう。