2種類のUSB外部モニタを試してみた On-Lap 1302/JとLCD-10000VH2

サーバー管理やMacの画面拡張に「外部モニタ」を検討している太田アベル(@LandscapeSketch)ですです、こんにちは。

「検討している」と言いつつよさげなモニタをいきなり2台買ってみました

購入したのは

の2台。

それぞれ違う用途を目的に買いました。どのような点で違いがあるのか、比べていきたいと思います。

前提条件

まず前提条件ですが、今回はモニタレスのサーバーで臨時モニタとして使ったり、MacBookの第二ディスプレイとして使用する目的です。

そのためドライバが必要なUSBで駆動するディスプレイは除外します。

標準でVGA(D-Sub15)、HDMIに対応しているものを選びました。この端子に対応していればたいていのパソコンでドライバ不要で動かすことができます。

USBモニタの不利点

VGA、HDMIに対応していないUSBケーブルのみで接続できるタイプもあります。USBのみで接続できるモニタにはドライバが必要になる場合がほとんどです。

ドライバが必要ということは、OSが起動するまでモニタを使用できません。そのためマシンの起動画面として使用することはできなくなります。(ドライバが読み込まれるのはOS起動後ですからね)

起動画面(POST時)に使用できないと、BIOSやEFIなどでマザーボードの設定などが行えませんからこの端子は重要となるのです。VGAやHDMIは端子さえあれば挿してすぐに使うことができます。

また、ドライバもWindowsのみに対応というものが多くあります。MacやLinuxでは満足に使用できない場合もありますので注意したいところです。

大きさ比較

On-LAP 1302/JとLCD-10000VH2を並べてみました。

mobile-monitor

 

On-LAPの方は大きく薄いですが全体的に強度が弱い感じです。端の方を持つと微妙にたわみます。LCD-10000VH2は小型で厚みがありますががっしりしています。

重さ比較

On-LAP 1302/Jは本体のみで約662g。
LCD-10000VH2は本体のみで約591g。

重さはそんなに大差ありませんね。どちらも持って歩いて気にならない程度に収まっています。

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ON-LAP 1302J

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LCD-10000VH2

 

カバンに収まりやすいのは薄いOn-LAP 1302/Jの方ですね。

次にそれぞれの詳細を見ていきます。

On-LAP 1302/J

まずGeCik On-LAP 1302/Jです。

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全体的には大きなタブレットのような感じ。画面も光沢です。1,366 x768ピクセルの解像度でノートパソコン並みの広さ。(タッチパネルには対応していません)

コネクタは特殊な専用コネクタです。ここからHDMI端子もしくはVGA端子と電源供給用のUSB端子が出ています。

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縦置き/横置きどちらも可能ですが、付属のスタンドはものすごく使いにくいです。こんな2本の棒状で、切り欠き部分にうまく立てないとグラグラします。

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横に引っ掛けるようにもできますが、面積が大きくなるので置けない場面も出てきそう。しっかりしたタブレットスタンドを用意したほうがいいですね。

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Amazonベーシック マルチアングル ポータブルスタンド

あと、Macに限った現象かもしれませんが、縦画面で使う際に270°画面回転をするとなぜが1024×768ピクセルしか選択できなくなります。90°では問題ないので機械的な故障ではないと思いますが、原因がよくわかりません。1回だけちゃんと設定ができたのも謎です。

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画面の視野角は狭いです。

価格的にTNディスプレイかと思いますが、少し上から見ると真っ白に見えます。下から見ると色が反転します。左右から見ても色が反転状態になります。ほぼ正面からでしか良い色で見ることはできないようですね。

 

またスピーカーは付いていませんので音が必要な場合は別途スピーカーが必要になる点も要注意です。

LCD-10000VH2

次にセンチュリーのLCD-10000VH2。On-LAPより小さな10インチです。

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片手サイズの手頃な大きさで、全体的にがっしりとしているのでOn-LAPより丈夫な感じを受けます。ただしその分だいぶ厚みがあります。

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コネクタ類は本体に全てついており、VGA、HDMIのごく普通のケーブルがあればそのまま接続できます。もちろん電力はUSBで動きます

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画面はけっこう明るく、くっきりしています。IPS液晶を使っている利点でしょう、On-LAPと比較すると視野角はかなり広いです。ちょっと横に置いて見るような使い方にも適しています。

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解像度は1280×800ピクセル。ちょっと狭いですがサブディスプレイとしての使用、モニタレスサーバーの臨時モニタとしてなら十分でしょう。動きの追従もよく、動画を再生してもゴーストが出るようなことはありません。

本体にスタンドも内蔵しています。金属の細い足ですが問題なくしっかりと立ちますただし縦置きはできません。(2015.1.2訂正 実は縦置きが可能でした。コメントを頂いたtakkyunさん、ありがとうございました。)

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背面には4つのネジ穴があり、別売りのアタッチメントをつければVESAにも対応。モニタアームにも取付可能。モニタアームにつければ縦型にできますね。

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WTS的まとめ

ということでモバイルサブモニタ2種類の簡単な比較をしてみました。

どちらも一長一短があり、得意な場面が違います。「とりあえず」で買うのではなく、使用用途を良く考えてから購入するべできしょう。

僕の使い方ですが、

  • ON-LAPはプレゼンや写真の上映など、相手に大きく見せたい場面で
  • LCD-10000VH2はMacのメールやTwitter、ブラウザの表示テストなど開発場面で。またサーバーの臨時モニタとして

こんな目的で使っていく予定です。

ただ、色がいいのはIPSのLCD-10000VH2のほうですから、写真の上映もLCD-10000VH2のほうが適しているかもしれません。ただし小さいので近くで見る必要はありますが。

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コメント

  1. takkyun より:

    有用なレビュー記事、ありがとうございます。一点だけ。

    > 本体にスタンドも内蔵しています。金属の細い足ですが問題なくしっかりと立ちます。ただし縦置きはできません。

    LCD-10000VH2ですが、付属されているスタンドで縦置きできます。

    横置きで付属されている金属製の「足」は簡単に取り外すことができると思います。

    裏面向かって右側に縦に二つ並んだ「穴」がありますが、縦位置で立てたい時にはそこに「足」を差し込んで利用します。

    横置きと異なり、角度の調整はできないようです。

    以上、ご参考になれば

  2. 太田アベル より:

    takkyunさん >

    コメントありがとうございます!

    なるほど、確かに縦置き用の穴がありました。

    縦置きにすればより小さな面積でも使えますね。
    非常に有用なコメントありがとうございました。

    記事の間違いも修正いたしました。