Windows、Macだけではなく、Androidも興味の範疇です。どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
タブレットの形、というとたいていは1枚の板状です。あとは本体の色が違うとか質感がどうとか言う程度。
ただLenovoは違います。独特の形状と自立するスタンドがおもしろベンリ!
今日はLenovo Yoga Tablet 8をレビューします!
スペック
まずはLenovo Yoga Tablet 8のスペックです。
4つのコアをもつクアッドコアプロセッサを採用しています。サクサクした動作が期待できそうです。
項目 | スペック |
---|---|
CPU | MediaTek MT8125 1.2GHz クアッドコア プロセッサー( 1.20GHz 533MHz 1MB) |
OS | Android 4.2.2 |
メモリ | 1GB LPDDR2 |
ディスプレイ | 8.0インチ 1280×800 |
タッチパネル | 10点マルチタッチ |
SIMスロット | なし |
ストレージ | 16GB |
ネットワーク | IEEE 802.11 b/g/n ワイヤレスLAN ( Wi-Fi) |
Bluetooth | Bluetooth Version 4.0 |
ポート類 | MicroUSBポート、マイクロホン・イヤホン端子 |
カメラ | 前面 160万画素、背面500万画素 |
カードスロット | MicroSD |
本体質量 | 約401g |
寸法 (W×D×H)mm | 213x144x(3.0-7.3)mm/パワーボタン部分直径20mm |
バッテリ駆動時間 | 約16時間(WiFi使用時) |
独特の形状
まず目につくのはこの独特の形状。
手前に行くに従ってゆるやかにもりあがる独特のフォルム。板状のタブレットがほとんどの中、この形はかなり目立ちます。
ですがこの形、単に奇をてらっているわけではありません。非常に考えられた形なのです。
片手で持つと安定
手でつかみやすい大きさに膨らんでいますので、しっかりとつかめます。ツルッと落とすことも少なくなりそう。
横向きに持つと重い部分が下側(左側)に集中するため、手が動かしやすいと感じます。ホウキを持ってみればわかりますが、通常と逆(穂の部分を手前に)に持つととても動かしやすい(振り回しやすい)と感じるはずです。
重心の位置って大切なんですね。
Yoga Tabletは質量401g(メーカー公称)と、8インチタブレットとしては中程度の重さですが、この支えやすさが軽さを演出しています。気分的には300g前半に感じます。
自立したタブレットに
タブレットの悩みの一つは「立てること」
タブレットでは映画を観たり、みんなでWebサイトを見る場合がよくあると思いますが、普通のタブレットでは置き方を考えなければなりません。ティッシュの箱で支えたり、専用のスタンドケースを使うことも多いのではないでしょうか。
Yoga Tabletは背面に格納された金属プレートを広げると、このように自立します!そう、独り立ちした大人のタブレットなのです!この角度は映画やWebサイトを見るのにちょうどよい感じ。
ただし操作に関しては、ある程度のタッチには耐えられますが、キーボードを連続で打ったり、グッとタッチすると倒れそうになります。主に閲覧用のモードでしょう。
また、この足を開くときにはちょっと力が要ります。ついでにロックするときに「カチッ」と大きめの音がするので、子供が寝ているときでは気になります。ですがロック機構のおかげでビシッと立つので、安心感があります。ふにゃ~っと倒れてくることはありません。
また足を向こう側にして置けば、角度がついた状態に。寝転びながら電子書籍を読むときなどに便利です。
見やすい画面
画面は1280×800ピクセルの高精細なIPS液晶。写真の細かさはこの程度。
全体的に引き締まった色合いで、かなりナナメから見ても色が変わったりすることがありません。ガラスの透明度も高く、非常に鮮やかな発色です。
ディスプレイの細かさは下記のアイコン文字を見てみてください。
いい音!
本体下部にはステレオスピーカーが搭載されています。これがかなり良い音!本体が金属でできているので、プラスチック特有のこもったような反響音がありません。
オーディオに詳しい人ではどう聞こえるかわかりませんが、僕のフツーレベルの耳にはとてもクリアに聴こえます。特に映画の小さな音(ささやき声や小物の音)がよく聞こえ、なんだか小さな映画館のようです。
Huluなどの映画はApple TVで観るのが恒例になっていましたが、Yoga Tabletなら画面も音質も満足できるレベルです。ベッドサイドで映画を流せるなんて最高!
操作感
CPUはMediaTek MT8125のクアッドコアプロセッサ。画面全体がサクサク動きます。引っかかり感のない画面移動がとても気持ちがよい!
3Dを使うゲームも試してみましたが、どれもストレス無く動きます。
うれしいMicroSDスロット
今回の評価機は16GBのモデルですが、裏面にMicroSDスロットがありますので容量は問題ありません。最近では32GBのMicroSDも2000円前後ですから、拡張も手軽です。
32GBを積めば計48GB。写真や動画をたくさん持ち運べます。
WTS的まとめ
総合力が高いタブレットだと感じました。クアッドコアのCPU、きれいなIPSディスプレイ、高音質のステレオスピーカーと基本はしっかり押さえています。
Yoga Tabletの良いところはさらに使う便利さも追求したところ。一般的なタブレットの形をあえて避けることで、いままでなかったような使いやすさを生んでいます。
現在、限定価格で24,460円(公式サイト 限定価格)。
8インチ、クアッドコア搭載のタブレットとしてはお買い得な価格です。
8インチタブレットを考えているのならぜひ考慮したい1台。
Lenovo Yoga Tablet 8の公式サイトはこちら!
(クーポンあり)
(ちなみに最近、10インチのFull HDオーバーなタブレット「Yoga Tablet 10 HD+」が発売されました。こちらの記事をご覧ください)