どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
先日は配線なし、PCなしですぐにVRを楽しめる「Lenovo Mirage Solo with Daydream」をレビューしました。頭にかぶるだけですぐにVR空間に没入できるので、初めてVRを体験してみたい人にうってつけだと感じました。
今日はそのLenovo Mirageで使えるVR写真を撮れる使うことができる変わったカメラ「Lenovo Mirage Camera with Daydream」をレビューしてみようと思います。
撮った画像が、まるで自分が見た風景そのままVRに!
これは近未来のカメラの姿かもしれませんよ!
その使い勝手とは?
デザイン
こちらがLenovo Mirage Camera with Daydream。
サイズ、重さともにコンパクトデジカメ程度です。139gで片手で楽々持てます。
目立って変わっているのは前面の2つのレンズですね。これはそれぞれが180度のレンズとなっていまして、さらに2つ使うことで、人間の目で見ている状態をそのまま写し取るような設計になっています。
ボタンは電源、そしてシャッター、モード切替ボタンの3つ。普通のデジカメのようなホワイトバランスだのモードセレクトなどの複雑な機能はまったくありません。
電源を入れてシャッターを切る、それだけになります。
モードは「写真」「動画」の2種類。もちろんどちらも立体映像として記憶されます。左のフタ部分にランプがあり、今どのモードかがわかります。
サイドのふたの中にはUSBコネクタ、マイクロSDカードスロットがあります。
バッテリは交換可能。なんと2本(本体1本、予備1本)付属します。連続で撮影したい場合にバッテリの心配が少ないですね。
ただ、バッテリのフタがかなり固いです。かなり力をかけないといけないので、壊れないか心配になります。
撮ってみる
さっそく使ってみます。
電源を入れ、少し待つ(2~3秒)とシャッターボタン周りが青く光ります。これで準備完了。
あとはシャッターを押していくだけ。
ただ、背面にディスプレイがないものですから、撮ってすぐにどんな写真ができたのか確認ができないのがちょっと不便です。
とはいっても普通のデジカメのように「ある部分を切り取る」わけではなく、Mirage Cameraは「見ている全体的な空間を撮る」ので、大きな欠点ではないと感じました。よほど変な方向に向けなければ、視野内に入っています。
写真を見てみる!
撮った写真はすぐにMirage Soloで見ることができます。SDカードの場合、Mirage Soloのスロットに入れ、Google Photoを起動し、10秒程度待つと出てくるような感じでした。
Mirage Cameraは単体でWi-Fi接続にも対応していて、Googleアカウントを連携すればGoogle Photoにも自動で同期してくれます。
見た感じはすごいの一言!
写真はちょっとノイズっぽい感じがあるものの、まるで自分の見ていた空間がそのまま写し取られたかのように、立体的に見られます!
例えば子供の目線で撮れば、家の風景や置いてあるものがどんなふうに見えているのか、疑似体験もできます。(取られそうなお菓子とか、隠してあるものが見えないかチェックできますね!)
今回は時間の関係で自宅内でしか撮影できなかったので、諸事情によりお見せできないのですが(主に汚さの関係で)、想像していたより立体でした。
子どもの顔を撮ってみたところ、手を伸ばせばさわれそうに感じました!これが一番すごかった!
将来に残しておいて、大きくなった子供に見せてあげたい!
WTS的まとめ
おもしろいです!写真ではプロでもない限り「空気感」とか「スケール感」というものは伝えられないものですが、Mirage Camera + VRなら**「あの時の記憶」を実際に見たときのように感じる**ことができます。
10年後に見てみたら、ある意味タイムスリップを体験できるかもしれません!
とはいえどんな映像になったかはMirage Soloに入れないと分からないので、小さくてもいいので背面ディスプレイは付けられないものかな、と思いました。
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