どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日は僕が良く買う中古パソコン店をご紹介します!
僕は会社や自分用など、年間何台も中古パソコンを買っていますが、30%がヤフオク、70%がこれから紹介するジャンクワールドです。
ジャンクワールド・・・
名前だけ聞くとアメリカの荒野でジャンクカーを山積みにしてある、荒くれカーショップみたいなものを思い浮かべますが、実際はかなりの優良店!
ちょうど買ったもの(本体とディスプレイセットで18,800円!!)が届いたので、どんな点がGoodなのか紹介しましょう。
1, 梱包が丁寧!
まずは梱包。
中古パソコンはかなり適当な梱包をしてくる店もありますが、ジャンクワールドはとても丁寧!
箱をあけると丸めた新聞紙でギッチリ。かなり揺らしても、パソコンが全く動きません。遠方への運送も安心です。
この新聞紙は丸め方に工夫があり。フワッとしているのに、押さえつけても小さくなりません。弾力があるんです。
「キャベツ」という特殊な作り方のようですね。もちろん新聞紙のみで作られています。しかも、これは障がい者の人たちによる仕事なんです!すばらしい社会貢献!
新聞紙なので開封後は古紙にでき、エコです。省資源が徹底されていて気持ちいい。
一番底は細切れタイプのクッション。ショックが大きいので、新聞紙では厳しいのでしょう。
2, 掃除が丁寧!
いよいよ商品本体を見ていきましょう。今回はディスプレイセット品です。こんな感じで入っています。
そして本体。今回はhpのビジネス用マシン「hp Elite 8300 Ultra Small DeskTop」です。
ケーブル類はこんな感じで貼り付けられています。テープ1本ですが、お世辞なしで、ホントこれで十分。
本体には多少の傷やへこみがあったものの、中古と考えれば気にならない程度のもの。
とはいえ、中古品なので状態は一台一台違います。目立つ傷がついていることもありますので、過度の期待は禁物。美観を気にするのなら購入前に問い合わせをしましょう。
ジャンクワールド の本気はここから!
本体を開けてみましょう。どうですかこのキレイさ!・・・といってもこの距離ではわかりませんね。詳細に見てみましょう。
業務用で使われるタイプのパソコンだったので、もともとかなりのホコリだったと思いますが、ジャンクワールドの製品はどこにもホコリが溜まっていません。
まず本体の背面ファン。
本体前面ファン。
見落とされがちなCPUのヒートシンクまでかなりきれい。
ヤフオクの中古パソコンで、ヒートシンクがキレイなものは見たことがない。指でつまめるほどのホコリが詰まっていることもザラです。
意外にホコリが溜まるUSB端子部分も十分に綺麗ですね。
上記のように、中古品といえど、清掃がキッチリされています。
ファンやスリットのどこにもホコリっぽさがない。
実は今回が「大当たりの一台」というわけではなく、毎回こんな感じです。「中古好きだけどキレイずき」という矛盾した人種にはかなり響きます。(笑)
ヤフオクの中古パソコンは個人出品が多いので、外側の軽い清掃だけで、内部のホコリはそのまんま、というものが多いです。出品経験が浅い人は内部のホコリに気づいていない場合も多い。
ファンが高回転になるゲーミングマシンが特にヤバい。
使い始める前に、掃除でまず30分かかる。しっかり掃除しないと機械寿命にもかなり影響します。
さらにホコリが多いと部屋に飛び散るのがとてもイヤ。他人の家のホコリが家に舞い散るというのは気分がいいものではありません。清浄機全開です。(※ちなみに僕の出品するパソコンはかなりキレイです!見つけたら買ってください!宣伝でした)
ジャンクワールドのキレイさはすごい。
続いてディスプレイを見ていきます。
ディスプレイもすごいです。
今回は光沢画面ですが、まるで鏡のようにきれい!
これはビックリ。僕でさえどうやって磨いたのかわからない。拭き跡もわからないぐらいキレイ。ガラス屋の仕事か!?
本体裏面には、傷や軽い黄ばみがあるのでけっこう使ってあるとは思うのですが、画面のツルツル具合がすごい。
本体は黒でディスプレイは白なのでマッチングはイマイチですが、セットでたった18,800円なので文句は全くありません。> ジャンクワールドのいい感じの中古パソコンを見る
付属のキーボードとマウス
キーボードとマウスも付属していました。キーボードはBuffalo、マウスはメーカー不明の中国製っぽいもの。これらも中古品です。
キーボードはまあ普通に打てますが、マウスは中身が入っていないかと思うほど軽く、やたらカーソルが飛ぶ。すばらしいB級品。
まあ、あくまでオマケですね。
型落ちだが、Core i5 3570Sは速い!
続いて起動テスト。
もともとはWindows7の機種ですが、なんとWidows10にアップデートしてくれてあります!またまたうれしい。(※OSは個体ごとに違うので、購入前に説明を熟読すること)
本体にCOAシールがあるので、このキーでアクティベーションしてくれてあります。ドライバも設定してあり、もちろんそのまま使えるレベル。
スペックは5世代前のCore i5-3570S、4GBメモリ、1TB HDDを搭載。
古くてもCore i5、動作は快適そのもの!Windows 10の動きもサクサク、Officeを入れてみても十分快適に動きました。
しばらく動かしてもファンの異音やブルースクリーン・エラーなどは発生せず、これから長く使えそうだと感じました。
とはいえ、このマシンは僕以外の人が使うので、安定性と高速化を兼ねてHDDをSSDに換装しました。SSDにしたらWindows 10が超絶軽い!これが18,800円+SSD 6,000円で揃っちゃいました。
WTS的まとめ
珍しい中古パソコンのレビューを書いてみました。もし中古パソコンを考えているのなら、ジャンクワールドはけっこうおすすめです。清掃クオリティが高く、短いながらも保証が付いているからうれしい。(ほとんどは30日間)
中古パソコンを購入する際に僕が注目するポイントをまとめました。>中古パソコンを購入するときに注意したい6つのポイント
注意!初心者さんにはおすすめしません
中古パソコンを検討する前にちょっと注意いただきたいのですが、パソコン初心者さんには中古パソコンはおすすめしません。
中古パソコンは確かに激安で購入できるかもしれませんが、保証やメーカーサポートは受けられないものがほとんどです。「動かない!助けて!」と思っても誰も助けてくれません。(笑)
まず以下の技術があるかどうか、チェックしてみてください。必須技術がないとかなり苦しい場合があります。
必須技術 | 推奨技術 |
OS(Windows)をゼロからインストールできる | BIOS(EFI)の設定 |
ストレージ(HDD, SSD)を交換できる | CPUのファンを取り外しての清掃(埃やグリス劣化による騒音や熱対策) |
ストレージのエラーチェックができる | |
ネットワーク(LAN、Wi-Fi)を設定できる | |
各種コネクタ(ディスプレイ、USBなど)を正しく接続できる | |
必要なドライバを探し、インストールできる |
うわ~さっぱりわからない!という場合は中古はなるべく避けましょう。
昔は10万円以上が確実だったパソコンも、いまでは新品なのに3万円台から買える激安ノートパソコンも存在しますので、まずは新品の検討をおススメします。
新品なら1年以上の保証が付きますし、低価格で操作のサポートが受けられます。
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