Jonsbo T8実機レビュー | 取っ手付きの小型ケース ASRock DeskMini X300からのステップアップに!

組み立て!

では組み立てて行きましょう!

今回使用したパーツ類

使用パーツリストはこちら。

パーツパーツイメージスペック
ケースJonsbo T8 (シルバー)

Amazonで購入 | 楽天市場の最安価格 | Yahoo!ショッピング最安価格
CPUAMD Ryzen 7 5700G

Amazonで購入 | 楽天市場の最安価格 | Yahoo!ショッピング最安価格
CPUファンNoctua NH-L9a-AM4 chromax.black (AMD AM4専用)

Amazonで購入 | 楽天市場の最安価格 | Yahoo!ショッピング最安価格
メモリG.SKILL TridentZ Neo (DDR4-3600) 16GB x2(合計 32GB)

Amazonで購入 | 楽天市場の最安価格 | Yahoo!ショッピング最安価格
メインSSDSamsung 980 (NVMe 1TB MZ-V8V1T0B/EC)

Amazonで購入 | 楽天市場の最安価格 | Yahoo!ショッピング最安価格

 

ケース内は狭いので、マザーにあらかじめCPUやメモリなどを組み付けておくのがおすすめ。

組み付けて入れる場合は、マザーが曲がると思わぬ故障につながる場合がありますので、なるべく水平にゆっくり動かしてください

なるべく水平に保ちケースに入れて行きます。スタンドオフはmini-ITXの規格にピッタリと合っています。僕の個体ではネジのズレなどはありませんでした。

マザーを収めたところ

 

ネジを締めたら、フロントパネルの配線を接続。

ちなみにこのフロント用のUSBケーブル、ケースの横幅をはるかに超えるほど長いんですけど・・・いったいどこからどこまで引こうというのか。

ケースをはるかに超える長さのフロントUSBケーブル

USB端子はほとんどがマザー前側についているし、どう考えてもこんなにいらない。大型ケースのケーブルをそのまま流用しているとしか思えません。ただでさえ狭いケースなのだから、しまい込むのが大変です。固いし。

Mini-ITXでもUSB端子が後ろについているタイプがあるのでしょうか?いままで出会ったことがありませんが・・・

 

忘れずに上部ファンのケーブルをつなぎます。マザーに「システムファン」のコネクタがあればそこへ接続しましょう。

 

電源ユニットを搭載します。今回もお気に入りの「コルセア SF600 Platinum (CP-9020182-JP)」を使用します。

SFXの小さなファンなのに、めちゃ静かです!また配線が全て取り外せるフルモジュラータイプなので、余分な配線は外せるのがイイ!小型ケースでは余分な配線を格納するスペースも少ないので、非常にありがたいのです。ちょっと高いけどオススメ。

とはいえ、グラフィックスボードを積まないなら600Wは完全にオーバースペックですね。CPUのみの運用なら300Wでも十分です。

 

マザーボードへ電源を接続します。

ATXとCPUの電源を先につないでから電源を入れた方がラクです。というか、CPUコネクタは電源ユニットを納めると接続不可能になります。必ず先につなぎましょう。

 

電源はCPUにかぶさるように取り付けます。

CPUにかぶさるように取り付ける

 

使用しているCPUクーラーは高さわずか37mmの「Noctua NH-L9a-AM4 chromax.black」。それでも電源ユニットとの空間は下写真の通り、ギリギリです。

あいだを通るCPU電源ケーブルが接触しそうで怖いぐらい。完成したらケーブルはクリップで留めた方が安全でしょう。

※NH-L9はインテル用、AMD用で製品が分かれます!上記はAMD AM4専用になります。インテルCPUには取り付けできませんのでご注意ください。またインテル用はLGA 1700のみ別製品になるので、第12世代以降の場合はさらに気をつけてください。

37mmのローハイトクーラーでもここまで接近する

 

公式マニュアルでは「最大高さ66mmのCPUクーラー対応」とされていますが、この様子でははっきり言って50mm以上は危険ではないでしょうか。66mmでは電源とCPUクーラーがほぼくっついてしまい、フレッシュエアの奪い合いになりそう。CPUクーラーの選択の余地はそれほどないでしょう。

 

PCIeスロットには210mmまでのボードが入るとされています。ただ、電源ユニットの配線などを収めると、210mmではキツイ場合もあるでしょう。グラフィックスボードではサイズに特に気をつける必要があります。

下写真は小さめのQNAPの10GbEカードを収めたところ。このぐらいなら余裕はあります。

小さな拡張ボードなら余裕。大型グラフィックカードはサイズをよく確認してください。

 

動作確認をして、ガラスパネルを閉じれば完成!

ネジ穴がおかしいとか、ケーブルが引きにくいなど、そういった問題はありませんでした。USBケーブルは長すぎだけど。

しかし・・・

ガラスに直接シールを貼るな!!

さて、ガラスパネルのPCケースは、完成後の保護フィルムはがしがお楽しみ!

フィルムをはがすとピッカピカのガラスになり、盛り上がりますね!

 

ベリベリベリッとはがせばピカピカの・・・・って、んんんんん!!??!?

「ガラス注意」のシールが保護フィルムの上に貼ってあるかと思いきや、なんとガラスに直接貼ってある!!!!

しかもこれ、「きれいにはがせるシール」じゃない!!!

はがしたらめっちゃノリ残ってるやんけ!!!三角形に!!!さわるとベタベタする!!!何してくれてんねんJonsbo!!!

メインイベントが台無しですわ。

きれいなガラスに思いっきりノリあとが・・・しっかりベタベタします

 

しかたなくシールはがし液でこすって、ようやっと取れました・・・作業10分。

せっかくオシャレなデザインを作っても、こういう最後の処理が悪いとイメージ悪いですよね。外箱のダンボール箱にすらはがしやすいシールを付ける日本人とは、いまいちズレがある。

ふんわりと光るLEDは良い

さてノリを除去したら(笑)、ようやっと完成です。スイッチオン!!

付属ファンは非常に静かです。ふんわりと光るLEDも、まあまあオシャレかな。ギラギラした威圧的な光り方ではありません。消灯できないけど

 

Ryzen 7 5700G / SF600 / Noctua L9aの組み合わせなら、アイドル時はファンの音がほとんど耳に届かないほど静か。負荷をかけても「シュー」と低音の風切り音で、1m離れればほとんど気になりません。

ケースファンの風量は、上に手をかざすと軽く風を感じる程度。

ただ、上にも書きましたが、付属ファンはPWM未対応。つまり常に同じ回転数です。静音性重視なのか回転数もそれほど高くなく、放熱力はそれほど高くないかもしれません。

高性能CPUやグラフィックスボードを積む場合は高性能なファンに交換をしたいところですが、ネジの設計が微妙すぎて、市販品3つのファンを試しましたがすべて取り付けできませんでした。

市販品のポン付けは不可能だと思ってください。

WTS的まとめ

ということで完成です。デザインはよく、組み立てもやりやすいケースでした。

とはいえ、異様に長すぎるUSBケーブル、ガラスに直接貼られた汚いシール、交換ができないケースファンなど、細かなところで「ん?ん?」となります。

このあと中型ケース「Jonsbo D30」も買ってみたのですが、こちらもさらにすごい!レビューにご期待ください。

コメント