どうも太田 アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はHPから発売されている高級路線の2-in-1パソコンHP Spectre 13 x360 Limited Editionをお借りしてきました!
凝りに凝った高級感あふれるデザインと、ディスプレイを回せばすぐにノートからタブレットへ変形できる利便性。バング・アンド・オルフセンの透き通ったサウンド。様々な要素を兼ね備えた、使えるマシンだった!
スペック
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64-bit |
CPU | Intel Core i5-6200U (2コア / 4スレッド) |
メモリ | 8GB |
メモリスロット (空きスロット) | – (-) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 520 |
ストレージ | SSD 250GB |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチ |
解像度 | FULL HD (1920×1080) |
ポート類 | HDMI 出力端子×1、USB3.0×3 、Mini DisplayPort×1 |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
有線LAN | なし |
サイズ | 約326×219×15.5 (最薄部) - 17.0 (最厚部)mm |
重量 | 約1.45 kg |
デザイン
まず目につくのはデザイン。黒いさらっとした天板に、銅の無垢材を切り落としたような側面。全体のトーンは黒+銅色のアクセントでまとめられています。ここだけでもすでにこだわりようが見えてきます。
天板には「HEWLETT-PACKARD」の文字だけがあり、落ち着いた雰囲気。
よくよく観察してみますと、側面には金属を切った時にできるようなヘアラインが入っていて、まるで金属の長い板を切り落としたかのように見えます。黒い金属板を切ったら中身は銅でした、という感じ。いったいどういう形成方法でこのボディを作ったんでしょう。
タッチパッド周辺にも銅の色が見えるような加工がされています。光が反射するとキラキラとしていて、宝飾品のようにも見えますね。
本体はとても薄い。
クリアで迫力あるサウンド
今回のモデルは世界的な音響メーカー「Bang & Olufsen(バング・アンド・オルフセン)」の創業90周年を祝した限定モデル。もちろんサウンドクオリティーも非常に高く仕上がっています。
映画を見たりすると、この薄型筐体からは想像もできないほどの重低音、クリアな高音が楽しめました。
ヒンジまで美しい仕上げ
ヒンジ部分はポリッシュ仕上げをされていて、顔が映るほどピカピカ。こちらも光が当たるとキラキラと反射します。
ディスプレイ
ディスプレは13.3インチ。フルHDラディエンス・ディスプレーを搭載し、非常にきめ細かな表示です。
どの角度から見ても色変化はほとんどありません。それもそのはず。Spectre 13 x360は、ディスプレイをぐいっと裏側に回せばタブレットになってしまうのです!いろいろな持ち方をするタブレットで色変化が出ては困りますからね。
ただタブレットモードの場合、裏側にはキーボードが出たままになってしまいます。キーは無効化されるのですが、指には当たるのでなれないうちは気になるかも。
キーボード
キーボードはごく標準な配列で、バックライト付き。変則的なキーは見当たらず、とても素直なキーボードです。
キーストロークは1.5mmほど。剛性感もあり、反発もちょうどよく、打ちやすいキーです。
タッチパッド
タッチパッドは非常に大きなタイプ。面積が大きいので広々と指を動かすことができ、画面の端から端まで指を離すことなく移動することができます。
1プレートタイプで、右下/左下を押し込むと左右クリックが可能です。指をトンッと軽く叩くタップ操作も可能。
2本指でのスクロールにも対応しています。
使い方も自在に!
ディスプレイの角度は自由自在なので、こんなスタイルもできます。
映画を見たり、みんなで写真を見たりするときに便利そうですね!
WTS的まとめ
パソコンの世界では、限定版というと高性能版になるのがほとんどですが、Spectre 13 x360は「高級」を打ち出した珍しいジャンル。どこまで価値を感じる人がいるか?という問題はあります。ただ、Spectre 13 x360の売れ行きはかなり良いらしく、そういう趣向のマシンを持ち歩きたい!という層が少なからず存在していることは間違いないようですね。
Windows系ノートでは、素材までこだわったマシンはまだまだ少ないですから、HP Spectre 13 x360 Limited Editionは「デザインを買う」数少ないマシンだと感じました。