来ましたよ〜ウワサのマシンが!
今日はHP(ヒューレット・パッカード)が新たに立ち上げたゲーミングマシンブランド「OMEN(オーメン)」の15インチノートOMEN 15-5000をレビューします。
単なる高機能ではなく薄く、軽く、細部までこだわりまくったボディデザインが所有欲をMAXまで満たしてくれるはず。
そのこだわりとは?
HP OMEN
まずはOMENブランドについてご紹介。
いままでもHP(ヒューレット・パッカード)は「ENVYシリーズ」でハードなゲームプレイに適したマシンを販売してきました。
しかしENVYはあくまで通常製品のハイパワー版という位置づけであり、カジュアルな使い方も、ゲーム「も」可能というウリ文句にとどまっていました。これではハードゲーマーにはイマイチ響きません。
そこで新たに立ち上げられたゲーム専門ブランドが今日ご紹介する「OMEN(オーメン)」なのです。
すべてがゲームをプレイするためにデザインされ、高速・ハイパワーを約束するブランドなのです。
スペック
OMEN 15-5000のスペックを見て行きましょう。
項目 | スペック |
---|---|
CPU | インテル Core i7-4710HQ |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | 15インチ FULL HD(1920 x 1080) IPS光沢 |
ストレージ | 256GB M.2 SSD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 860M(GDDR5 4GB) |
無線LAN | IEEE802.11ac/a/b/g/n |
BlueTooth | あり |
カメラ | HP TrueVision フルHD Webcam |
重量 | 約 2.15 kg |
厚さ | 15.5mm |
GPUはGeFoece GTX860Mでミドルハイクラス、CPUはi7-4710HQで4コア8スレッド動作の強力なスペックです。
SSDもSATAではなく話題のM.2スロットを使用。Max 600Mbps超という高速アクセスを誇ります。重量級ゲームも読み込みを気にせずプレイできますね。
パッケージからして凝りに凝っている
まず驚くのはパッケージ。
たんなるダンボールではありません。
OMEN独特のシェイプを強調するかのように、同じような逆台形に作られたプレミアム感満載のパッケージ。まるで高級な食器の箱のようです。
フタも重さがあり、静かにすっと開きます。手触りもいい!テンション上がる!
エッジの効いた薄型ボディ
そしてOMEN本体とご対面!スペックもさることながらOMENはボディデザインのこだわりがハンパない。
まず最薄部15.5mmという驚異的な薄さ。これだけのスペックをまるでウルトラブックかのような薄さに凝縮しています。
静かに光るHEWLETT-PACKARDのロゴもオシャレ!
表面は革製品のような手触りで、さらっとしています。
逆台形の鋭い形で、エッジでは手が切れそうな薄さを演出。
でも、「こんなに薄かったら熱処理は無理だろ。某薄型マシンみたいに熱暴走もありえそう」と思ってしまいますが、そこは業界トップクラスのメーカーHP、しっかりと設計しています。
底面の半分から後ろは細かなトライアングル模様で、よく見るとすべてが通気口となっています。
これだけの面積から空気を通せばGTX 860Mでも十分に冷やせるでしょう。
電源を入れると本当の姿が
ぱっと見はエッジが効いた落ち着いたデザインにまとめられている感じがありますが、いざ電源を入れると、パームレスト左右そして背面排気口がまるでジェットエンジンを点火したかのように光り、期待をガンガンあおってきます!
キーボードにもフルカラーLEDが仕込まれており、OMEN専用ソフトで好みの配色に設定可能!暗い場所でもキーの打ちミスが低減でき、よく使うエリアの色を変えておけばすばやい操作も迷いません。
ベンチマーク
ボディデザインに関してはまだまだ言いたいことがありますが、長くなりそうなので次回に回します。
まずはゲーミングマシンとしての実力を検証しなければはじまりません。
3DMark
定番ベンチマーク3DMark(2013)です。
テスト | スコア | グラフィックスコア |
---|---|---|
Fire Strike | 3714 | 3938 |
Sky Diver | 12149 | 12887 |
Cloud Gate | 15634 | 28671 |
Ice Storm | 101821 | 172830 |
重量級のFire Strikeでも3000を超え、中〜上クラスのゲームでも十分に動かせる実力があるとわかります。
他の3つのテストではほとんどコマ落ちも見られず、非常にスムーズでした。
ドラゴンクエスト X
軽量なドラゴンクエストXでは11,948で「すごく快適」の判定。最高画質でもまったく問題ありません。
モンスターハンター
モンスターハンターは絆と大討伐両方で計測。
どちらも8,000〜9,000以上のスコアとなり、FULL HD最高画質で十分に遊べます!
バイオハザード 5
バイオハザード 5でもFULL HD、高画質設定でランク「S」の最上級。
音が良い!
ベンチマーク中に気がついたのは音の良さ。
以前からHPはbeatsaudioの音響技術をPCに取り入れてきていますが、OMENにももちろん採用されています。
非常にメリハリのあるキレの良い音で、重低音〜高音まで薄型ノートとは思えないほどの厚みのある音響です。
ゲーム中も臨場感に溢れ、まるで映画に没入した時のような体験ができます。
WTS的まとめ
まずはボディの概観と気になるベンチマークを取ってみました。ベンチマークも十分によく、最新ゲームをプレイするのにも実力は十分!凝ったデザインながらしっかりまとまっているボディで所有欲も満たしてくれるでしょう。
ゲーミング性能だけではなく、ボディデザインの良いマシンがほしい!
そう思ったらまずはHP OMENをチェックするべきです。感触にさえこだわった一台がここにあります。