今日は初めてのメーカー、FRONTIER[フロンティア]のパソコンをレビューです!
FRONTIERはBTOパソコンメーカーとしてはかなり老舗(途中紆余曲折はあったものの)。PCに対しては十分に経験値のある会社です。
最近ゲーミングパソコンに力を入れている、ということを聞き、最新15.6インチゲーミングノートNZシリーズから、FRNZW618/LENをお借りしてきました!
果たして品質や性能バランスはどうなのか?
さっそくレビューしていきたいと思います!
スペック
今回のマシンスペックはこちら。
最近のミドルスペック・ゲーミングマシンとしてバランスの良い内容です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 8.1 64-bit |
CPU | Intel Core i7-4710MQ (4コア / 8スレッド) |
メモリ | 8GB |
メモリスロット (空きスロット) | 4 (2) |
グラフィックス | 2047MB NVIDIA GeForce GTX 950M |
ストレージ | SSD 120GB |
ストレージ | SATA 500GB |
光学ドライブ | MATSHITA DVD-RAM UJ8E0 |
ディスプレイ | 15.6インチ |
解像度 | FULL HD(1920×1080) |
ポート類 | USB3.0x2、USB2.0x1、HDMI、eSata+USB3.0 x1、LAN、D-SUB15 |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 ac/a/b/g/n (インテル®Dual Band Wireless-AC 7260, 最大 867Mbps |
有線LAN | あり |
サイズ | 幅:約374mm x 高さ:約14~31.4mm x 奥行:約252mm |
重量 | 約2.5kg |
さて注目は価格。
Core i7とGeForce GTX 950Mを積むミドルクラスでありながら、基本モデルは99,800円(税別)からと、非常に手を出しやすい価格です。
メモリ8GB、120GB SSD(mSATA)を搭載した上位モデルでも113,800円(税別)と、装備に対して割安感がありますね。
外観
外観を見ていきます。
全体的に飾り気のない非常に落ち着いた外観です。
というか、天板はFrontierなどのロゴすらない本気でシンプルすぎるデザインです。いいのだろうかこれで。(某社Alienwareの対極を行きますね)
内側もシンプルに仕上げられています。パネルは黒かな?と思ったのですが、光に当てると濃い紫のように見えます。スーツの裏地のようですね。写真だとうまく見えないですね~ごめんなさい。
ディスプレイ
ディスプレイはFULL HD (1920×1080)の光沢液晶。映像や写真がきれいに見えます。ただ、景色や電灯などの映り込みはどうしても発生します。
IPSではないので急角度から見ると白っぽく見えたりますが、ノートは正面において使うものなので、実用面で気になることはないと思います。
とはいえ、FRNZW618は横からの視点ではあまり色変化がないのがすごい。
上下の色変化をあえて犠牲にし、よく使う横方向の色変化を最小に抑えてあるのでしょう。液晶分子の開口方向をよく考えてあります。こういった微調整がされているパソコンは好感度高いですね!
キーボード
キーボードは10キーも備えたフルタイプ。10キーはエクセルなど連続で数値入力する際に便利です。
キーピッチも広く取られ、デスクトップ用のキーボードと遜色ない快適さ。
キーの反発力もほどほどで、打ちやすいです。バックパネルもしっかりしていて、強く押してもほとんどたわみません。押し下げ感のある歯切れのよい打ち心地。
タッチパッド
タッチパッドはごく普通の1パネル+2ボタンタイプ。オーソドックスなタイプなのでだれでもすぐになじめます。表面は少し粗めのザラッと感で、指の滑りもよい。2本指によるスクロールなど、ジェスチャー機能も備えています。
DVDドライブも装備
この薄さ、軽さで光学ドライブを装備しているのもすごい!オプションでブルーレイドライブに変更もできますので、個人用映画館としても使用可能ですね。
重量
重量は本体は2.5kg、アダプターは468gとなっています。ゲーミングノートととしては軽量な部類です。光学ドライブを搭載したゲーミングノートとしてはむしろ軽いとすら言える重量。
ただ、アダプターと合わせると3kgとなり常に持ち運ぶのは力が要ると思いますが、家の中を移動する程度ならラクラクです。
WTS的まとめ
言ってはなんですが全体的に地味です。目を引く筐体ではありませんが、機能と価格をバランスよく仕上げてある一台です。見た目で競争しているゲーミングマシンの中ではむしろ珍しい存在です。とはいえ、このシンプルさをを好意的に取る人も多そう。エンブレムや飾りもほとんどないので、昼間はフツーのパソコンのように使い、夜は戦場に旅立っていますみたいな隠れゲーマーにもピッタリ!?
また完全に日本の企業なので、品質はもちろん、サポートの面でも頼れそうですね。
なるべく価格を抑えつつ、装備が充実したゲーミングノートを手に入れたい場合は、ぜひ検討に入れたい機種です。
■価格やスペックについて■
価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。