真っ白でスタイリッシュな”全部入り”ワイヤレスキーボード実機レビュー! | Ewin Bluetooth/USB 無線両対応キーボード

4.0
★ 当レビューの商品は筆者が自己購入したものです。

こんにちは、太田アベル(@LandscapeSketch)です。

無線式キーボードは便利ですが、たいていはマウスが別になっています。すると、たとえば少し寝そべりながらPCを使うときにマウス操作がめんどうです。

そんなときはタッチパッドを搭載した”全部入り”キーボードがあるとかなり便利!

今日はキーボードの右側にタッチパッドを搭載した無線式キーボード「Ewin Bluetooth/USB 無線両対応キーボード タッチパッド/テンキーパッド付き」を買ってみました!

真っ白でスタイリッシュなデザインはリビングでもそれほど違和感なく使え、右側のタッチパッドでそのままマウス操作ができるので、離れて操作するのがとても便利です!

デザイン

箱は飾り気のないシンプルなデザインです。

文字だけのシンプルな箱

 

本体は明るいホワイト。かといって青っぽく見えるほど白くもなく、ミルクっぽい適度な白です。

 

ベースの厚さは1cmもないくらい薄く、持ち運びにも便利です。後ろ側が電池ケースも兼ねており、ゆるやかに膨らんでいます。

このふくらみのおかげで、キーボードを設置したときに少し角度が付き打ちやすくもなります。

 

電池ケースに2.4GHzのUSBレシーバーが収納されています。Bluetoothと2.4GHzの両方に対応しているので、PCによって使い分けることができます。

また2.4GHz USBなら、マザーボードで起動時から確実に認識するので、PCのBIOS設定なども入ることができます。PC設定をよく行う人にはうれしいはず。

電池はAAA(単四)電池2本。電池は付属していないので、別途用意する必要があります。

 

2.4Ghzのレシーバーは、とても小さく、PCに挿すと5mmほどしか出っぱりません。

キーボード部分のチェック

キーはかなり丸みのある四角形。ピッチは19mmほどで、デスクトップキーボードとそん色ない大きさです。

筆者の手との比較。手首から中指まではおよそ17cmです。

 

基本に忠実なJIS配列になっていて、縦長になったり、複数がくっついたりするような変則的なキーはないため、打ちやすいです。

 

キーの感触は、軽めのタッチタイプ。ストロークは1.5〜2mmほどで、しっかりと打った感触があります。キー表面はわずかにへこんでおり、指の収まりは上々。

 

打鍵音は「チャチャチャ」という感じで、静かめですが普通に聞こえる音です。

最上段のファンクションキーは、Fnキーとの組み合わせで音量の上下、画面の明るさの調節、曲の操作などのマルチファンクションに対応。

タッチパッド部分のチェック

タッチパッドは、キーボードの右側に搭載されています。

テンキー機能も備えたタッチパッド

 

ちなみにタッチパッドには保護ビニールが貼られています。使い始める前に取りましょう。

 

表面はさらっとしていて指のすべりは良いですね。

 

人差し指で操作することも、このようにつかんで親指で使うのもアリです。どちらも変わらない反応でした。

 

下側には左/右の物理ボタンも装備されています。最近はコストダウンなのかボタンが省略されるモデルも多くありますが、キーボードを持ってタップするとカーソルがずれて操作しにくい場合があります。物理ボタンがあるのはありがたい。

ボタンはカチッとした感触があり、音は小さめですがはっきり聞こえます。

物理ボタンも2つ装備

テンキーモード

タッチパッドは切替で、テンキーとしても活用できます。(Fn + スペースキー)

テンキーモード度で操作

 

反応はそれほど悪くなく、すこしゆっくりめに打てば正確に反応します。

ただ、エクセルで早めの連続入力をためしてみたところ、タタタッと打つとけっこう数字が抜けてしまいます。テンキー入力が多い事務用としては実用的ではないと感じます。

機能をチェック

接続は2.4Ghz、Bluetooth接続を2つ使うことができます。それぞれ切替式です。

無線設定用のキー部分。Fnキーと組み合わせて切り替える。

 

ちなみに初期状態ではBluetoothモードになっていて、2.4GHzのUSBキーを挿しても使えないので注意です。Fn + Aのコンビネーションで、2.4GHz接続を有効にしないとつながりません。

 

キー配列はiOS / Windows / MacOSに切り替え可能。AltキーやWindowsキーの動作がかわります。

完成度は高いが改善点も言いたい

しばらく使ってみましたが、キーボード部分の不満はほとんどありません。欲をいえばカーソルキーの左/右が大きなキーになっているため、感触でわかりづらいです。キーの縦幅を上/下と揃えてくれるとありがたい。

あとキーの文字がけっこう反射が強く、蛍光灯の下では文字が見えにくいときがありました。下写真の左側がけっこう反射しているのがおわかりになるでしょうか。

反射が強いキーの文字

 

タッチパッドはWindowsとiOSではスムーズに動きます。

ただ、MacにBluetooth接続した場合、急にスピードが速くなったり遅くなったりし、さらに細かな動きには反応しないなど、あまり使い勝手はよくありません。これは他のBluetoothタッチパッド同じ症状がでますので、Mac側がかなり特殊な処理をしているのでしょう。

Macで使いたい人は設定から調整する必要がありそうです。加速度などを全部OFFにするといいのかもしれません。ただそれをやると、キーボードを外したときにまた調節が必要になり、めんどう。悩ましいところです。

WTS的まとめ

真っ白でオシャレなので、リビングに置いても(それほど)気になりません。デザインはグッドですね!

キーボード部分は満足できます。基本に忠実な形で、デスクトップから乗り換えてもそれほど不満は出ないと思います。2.4GHzでBIOSなどもしっかりいじれますので、PC設定用に考えている人も安心。

タッチパッドはやっぱり便利!これ一つ接続すればキーボードもマウスも使えるというのは、やっぱり便利です。

複数台のサーバーを管理している場合、このキーボードだけを持っていけばUSBを差し直すだけで操作できるので便利だと思います。

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