今日も僕が愛用している、超高機能テキストエディタ「EmEditor」の話です。
データベースの移行やデータ修正で、巨大なSQLファイルを扱うことがよくあります。
100MB、200MBといった単位ならまだマシなのですが、1GB、5GBとなってくると、無料のエディタではきつくなってきます。
細かくカスタマイズせずにSQLのカラーリングができたり、ブックマーク抽出や置換が非常に軽く行えるのは、EmEditorです!
1GBのSQLでも1秒で開く
「1GBを1秒って、いきなり宣伝みたいな売り文句だな」と思われたかもしれませんが、比喩でも誇張でもありません。
1GBだろうが5GBだろうが、EmEditorなら一瞬で開きます。
もちろん1GBを一瞬でメモリに積めるほどのPCはまだありませんから、先頭だけ読み込んで、裏側で読み続けているのでしょうが、とにかくすぐに開いて編集状態に入れるのでストレスがない!
しかし、開いてすぐにCtrl + Gで「100万行目」にジャンプしても、なぜかすぐに飛べます。いつの間に読み込んでいるんだ・・・?
置換や検索が早すぎる
置換も激はや!!
1.67GB / 1114万行(11,142,179行)のSQLに対し、「2000」を「9999」に替えてみました。
置換をしてみます。
2.516秒でした!
1000万行に対して68万カ所の置換文字があるのに、3秒かからない!!(Core i7-9700 / 32GBメモリ)
本当に置換しているのか?と不安になるほどの速度ですが、保存してDBに入れたら、問題なく置換されていました。
標準でもカラーリングに対応
もうひとつ便利なのは、拡張機能や設定をを入れなくてもSQLのカラーリングに対応していること。
NotePad++やVS Codeなど、標準でカラーリングに対応しているエディタもありますが、超巨大SQLに対応できているものはありません。NotePad++もVS Codeも300MB付近から読み込みが怪しくなり、1GBは開けません。
秀丸は巨大ファイルには問題ありませんが、インストール直後は自分でファイルとカラーを設定しなければ白黒です。
EmEditorは(色の好き嫌いはあるでしょうが)インストールしてすぐに色づけ表示してくれますから、ひとまずは目の前の仕事にとりかかれます。これ、すごく重要なことだと思います。
WTS的まとめ
ソフトの起動自体も1~2秒なので、開発末期のデータが入り乱れる中でも、ザクザク編集を進められます!
文字コードの対応も非常に安定しているので、重要なデータの編集も安心。3GBのファイルに1文字エンコード不能の文字があってもしっかりと警告が出ます。
目で追っていたら、目と脳が壊れます。(笑)
コード編集のサバイバルナイフとして、非常に重宝しています。
テキストエディタなのにCSVはカラム表示もできます!こちらのレビューもお時間があったらご覧ください。
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