サーバーなど普段キーボードもマウスもつないでいないPCは、管理のたびにUSBケーブルをつないだり外したりがなかなかめんどうです。
そこで、1つのUSBレシーバーだけでマウスもキーボードも無線でつないでしまう、便利なセット製品「エレコム 薄型 コンパクトキーボード マウス付 TK-FDM109MBK」買ってみました!
キーボードは10キーをなくしただけのショートタイプでコンパクト。マウスもしっかりしたレーザータイプでポイントも正確なのです。
さっそく使ってみましょう!
内容物の確認
中身の確認です。
キーボード、マウス、USB無線機、それぞれの乾電池(テスト用)が付属します。ちなみに電池はキーボードが単3電池、マウスが単4電池でした。
USBキー(USBドングル)は親指の先ほどの大きさ。これはキーボード、マウスのどちらにも格納できます。ただ、格納にはそれぞれ電池蓋を開ける必要があります。
キーボード
キーボードはJISキーボードのテンキーがないショートタイプ。
キー配列はJIS規格通り。小さくするためにキー配列が独自のタイプもありますが、たまに使うと特殊キーがうまく打てなくて混乱するときがあります。今回のキーボードは10キーだけがないタイプなので、配列は自然で打ちやすい。
LogicoolのMK245nとの比較。(上がMK245n )
MK245nの方がだいぶコンパクトですが、キーは独自配列でかなり詰まっています。ファンクションキーなどは小さくてサーバー管理では少しつらい場面も。
テンキーレスのRealForce (R2TLSA-JP3-IV) との比較。一回り小さいですが、ほぼ同じキー配列になっています。
手の大きさとの比較。タッチタイピングも問題ないサイズになっています。ファンクションキーは半分の大きさとなっていますが、上にはまだ空間があるので、できれば文字キーと同じ大きさにしてほしかった。
キーは軽くサクサクとしたうち心地。ストロークは約2.5mmほどあり、しっかりと押し下げた感じがあります。すばやく打ってみましたが打ちもらし(キー抜け)は起こらず、実用面は問題ありません。
とはいえ、押し下げが軽いのはいいですが反発力も低いので指の上下を意図的に動かす感じになり、(RealForceと比較して)長文を打ち続けるのは疲れそうだなと思います。
TV操作でちょっとだけ使うとか、サーバー管理でコマンドを打って回るぐらいなら十分に使えます。
裏にはスタンドがあり、少し角度を付けられます。平面よりだいぶ打ちやすくなります。
電池部分にはUSBキーを納める部分があります。
キーボード右上には物理的なON/OFFスイッチも装備。長時間使わない場合はOFFにしておけば電池を節約できます。ONにするとパワーボタンが光りますが、ささやかな光でまぶくくありません。
マウス
お次はマウス。
ずんぐりとした高さと丸みのある形で、大きさは小ぶり。重さは軽く持ち運びにも問題ありません。
僕の手は成人男性としては標準的な大きさ(手首~中指先端まで17cm)だと思います。手との比較ではこのくらいの大きさ。ちょうどかぶさるぐらいですね。
シンメトリー(左右対称)のデザインで、右利き、左利きどちらでも使えます。
マウスボタンの重さはちょうどよく、使いやすい。操作感はかるくスムーズです。マウス側にも電池ボックス部分にUSBレシーバーの保管場所があります。便利。
接続
パソコンとの接続はUSBレシーバーを挿すだけ。これでキーボードもマウスも両方つながるので非常にカンタンで便利です!
有線でも普通の無線式でも、通常はマウスとキーボードで2つのUSBポートを使います。それが1つだけで済むというのも大きな利点です。ポートの少ないモバイルノートでも安心ですね。
BIOS設定にも使える
ちなみにこのUSBレシーバーはBlueToothではなく独自の2.4GHz通信です。PCからみると有線接続のように見えています。つまりOSが起動していない時点から反応します。無線ですがBIOS設定も行えるわけですね。
これもまたPCのサポート係やサーバー管理者には非常に便利な機能だと思います。
WTS的まとめ
マウスとキーボードはセットで使いますが、2つのレシーバーUSBレシーバーが一つになぅっている製品はなかなかありません。
ラックサーバー管理にもかなり便利なのでぜひ
コメント