GTX 970Mはデスクトップに迫るほどの高機能GPUです!グラフィックのなめらかさはノートとは思えません。どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
ドスパラ GALLERIA QF970HGのレビュー第二回です。
前回はベンチマークをとり、まずはGTX 970Mの描画テストをレビューしました。3DMark Fire Strikeが6500ポイントと、GTX 800Mシリーズと比べて大きな進化を感じられました。
今日はGALLERIA QF970HGの本体機能をレビューしていきます。
迫力の大画面
GALLERIA QF970HGは17.3インチの大画面を搭載する大型ノートです。目の前に設置すると視界のほとんどを画面が占めるほどのサイズで迫力満点です!
解像度はFULL HD(1920 x 1080)。
GTX 970Mのおかげで最高解像度、高品質の設定にしても処理落ちやフレーム落ちはまったくと言っていいほど感じません。
迫力のスピーカー
スピーカーも非常に良い音を出します。
キーボード上部に2機のステレオスピーカーを搭載しています。また本体裏側にはサブウーファーも搭載し、クリアなサウンドとともに重低音も迫力があります。
便利な多数のポート
本体左右と後ろには多数のポートが装備されています。
USBポートは5ポート(2.0 2個、3.0 3個)。映像に関してもHDMI、D-SUB15、ミニディスプレイポートと3種類も装備。おおよそどんな映像機械にも接続できそうです。
SDカードスロットもありますので、写真の読み込みやデータの受け渡しにも便利です。
キーボード
キーボードはテンキー付き。キー全体は不自然な配列はなく、だれでも違和感なく操作できそうです。
キータッチは軽くていいのですが、少し反発感が足りなく感じます。押すとペシャっと潰れた感じで、反発が弱いので指を持ち上げる感じの操作が必要となってしまい、ちょっとリズムが取りにくいです。
操作に関しては問題ありませんが、キータッチはもう少し改善が必要だと感じました。
キーボードはバックライト付きで暗くても正確にキーを操作できます。
大きさ、重さ
17.3インチの大型ノートですからボディも必然的に大型になってしまいます。428x288mmという大きさはA3サイズの紙に近い大きさです。また厚みも45mmほどあり、薄型なイマドキのノートと比べると「厚い」と感じます。
重さは3.8kgとこれまたずっしり。さらに電源アダプターもなんと1kgを超えていて、気軽に持ち運ぼうという気分にはなりません。
まあゲーミングノートは通常据え置きで、家の中の移動ぐらいしかしないでしょうから問題になるとは思いませんが、もし持ち運びを考えているのならそれなりに腕力が必要になります。
ただ、この厚みと大きさはデメリットばかりではありません。内部空間を多く取ることができるため空気が通りやすくなり、冷却効果は飛躍的に高まります。
前回のベンチマークでは非常に静かだったと書きましたが、GTX 970Mの低発熱に加え、このボディの大きさも静音性に貢献しているでしょう。
WTS的まとめ
本体が厚い・重いという欠点はありますが、17.3インチの大きな液晶とGTX 970Mを搭載するのなら仕方のない大きさだと感じます。
冷却ファンの静かさは特筆に値します。FullHD最高画質設定で動かしても、あまり回転数が上がることはありません。(計測は冬の室内22℃前後です。夏場はもう少し回るでしょうね)
高機能ゲームを多くプレイしていてファンの騒音に悩まされているのなら検討に値しますよ!