どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はドスパラから販売されている、手のひらサイズのパソコン「Diginnos Mini NUC-B5」を入手したのでレビューしてみますよ!
115.0(幅)×111.0(奥行き)×34.5(高さ)mmという非常にコンパクトなボディに、最新のCore i5と高速M.2接続のSSDを詰め込んだマシン。(※CPUはグレードによって変わります)
この小ささからは想像もできない快適さだった!
小さいぜ!
箱から出して驚くのはまずその小ささ!
本当に手のひらに入ってしまうほどの大きさと、3.5cmの高さ。ちょっと厚い本と比べてみるとこんな感じ。机のどこにでも置けてしまいますね!
起動が速い!
さて起動してみましょう。
電源ポチッからデスクトップ画面までわずか13秒。スリープ状態からなら5秒程度と起動がとても速い!
起動が遅いとストレスがたまりますが、このスピードなら快適です。
ストレージに新世代のM.2コネクタを使用したSSDを搭載しているのでディスクアクセスが非常に高速。これが全体の動作を底上げしています。
Microsoft OfficeやAdobe Photoshopのような大型ソフトもスイスイと動いてしまいます。この小ささで!
ファンの音
こういった小型機は静音化のためにファンを無くす機種も多いのですが、やはり熱が溜まりやすく機能低下の原因となります。
NUC-B5は静かなファンを搭載。
熱による能力低下を出さないようにしています。
ファンはずっと回っていて、完全な無音にはなりません。アイドル時は非常にささやかな音で、「シュー」というような音がしています。
ベンチマークに入るとファンの回転は上がり始めますが、そんなに大騒ぎにはなりません。ちょっと離れていても聞こえますが耳障りな音ではありません。
性能に対して発熱はかなり低い感じです。
とはいえ背面の排気温度は52度。けっこう暖かい風が吹き出しています。
ベンチマークもよく動く
グラフィックはCPU内蔵のIntel HD Graphics 6000を使用します。これがなかなか良く出来ていて、3DMarkもそこそこ動いてしまいます。軽い3Dゲームなら十分プレイ可能と言えます。
3DMarkの一番軽いテストIce Stormはスコアもいい(52819)ですが、プレイ中の画面も引っかかりが少なく、なめらかな再生をしていました。
無理やりモンスターハンター(大討伐)のベンチマークを動かしてみました。しかもFULL HDです。これもコマ落ちが見受けられますが、ガクガクではありません。すごいな!
少し解像度を下げてみましたが(1360×768)、これならプレイ可能ななめらかさになりました。
手のひらサイズの”まともな”デスクトップ機
さて、ひと通りテストしてみましたが、デスクトップ機として十分な性能を持っているなと感じます。ファンの音ですが性能を維持するために常にファンを回転させてはいますが、十分に静か。
なによりも小ささがすばらしい。
通常の大きさのデスクトップ機では机の上の面積をだいぶ取られますが、このマシンならほとんど場所を取りません。というかモニタの裏につけてしまえば面積ゼロです!(VASA規格の専用金具付き)
全体の速度も速く、小型マシンは性能が心配という人にも安心してオススメできます!
WTS的まとめ
少し前まではこういう小型マシンは性能が非常に低く、マニアの実験機という位置づけでしたが、いつのまにやらメインとして活用できるほどになってしまいましたね~2,3年後にはどうなることやら。