どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
最近NCASE M1 V6という小型ケースで自作PCを作りました。このケースは電源がSFXもしくはSFX-L電源しか使えません。
限られた空間で大容量と静音性を両立できる電源ボックスを探したところ、たどり着いたのが「Corsair SF600 Platinum (CP-9020182-JP)」。
GeForce RTX 2080を余裕で支え、SFXとは思えない静けさが最高!
内容をチェック!
商品内容をチェックします。
SF600 Platinumは80PLUS PLATINUM認証を取得したSFX電源です。
フルモジュラー式で、必要な配線のみを接続できます。余分な配線をケースに押し込む必要がないので、ケース内に余裕ができ、空気の流れ、見た目も良くなります。
ケース側はラインが盛り上がったような造形。このおかげか、ケースの強度がかなり高い。硬い感じがします。
SFXは本当に小さい!片手でカンタンにつかめるほどの大きさ。
本体の大きさいっぱいの92mm静音ファン。
メーカーは「静音」とは言っているけれど、これで600Wもの容量を静かに冷やせるのか、最初はちょっと不安になります。
さらに、低温状態ならファンを完全停止する「Zero RPM Fan Mode」も搭載。
ATXへの変換プレートも付属。
ケーブル類。
ケーブルはすべてブラックメッシュ加工され、見た目がとてもGOOD!ケース内がブラックアウトできます。ヒカリモノも目立ちますね。
また線が細く、柔らかいので、取り回しもラクです。
静音性
NCASE M1 V6に組み込んでみました。
空間はかなり狭く、さらにGeForce RTX 2080という大電流を要求するカードを使うため、条件としてはかなり厳し目です。
まず、起動~アイドル時。
非常に静か!
いままでのATX電源と同レベル、むしろSF600 Platinumのほうが静かじゃないのか?と思うほどの静けさ。
耳を近づけないと風切り音も確認できないほどです。
続いて3DMarkを全開で回してのベンチマーク時。(約300W使用)
この状態でもケースファン(9cm、12cm静音ファン)のほうが音が目立ち、電源からは軽い風切り音が聞こえる程度です。
といってもケースファンもうるさいわけではありません。SF600 Platiumがかなり抑え込まれているんです。なかなかすごい。
GeForce RTX 2080に高負荷がかかったときにまれに「キュ、キュキュ」というコイル鳴きが聞こえましたが、頻度も低く、音自体も小さめなので許容範囲です。コイル鳴きは個体にもよると思います。
小さくても実力十分
総合的に非常に静かな電源です!
ぼくはかなりノイズにきびしいですが、この電源は満点です!
この小ささ、大容量で、ここまで音を抑え込んであるのは驚異的。SFXの「うるさい、容量が少ない」というイメージが大きく変わります。
いままでATXをわざわざSFXにするなんて、容量的にも騒音的にもあり得ませんでしたが、SF600 Platinumなら一考の価値ありかもしれません。
ATX電源から乗り換えれば、空間も大きく空き、小型のケースでもいままで積めなかった大型カードも積めるようになるかもしれません。
WTS的まとめ
NCASEを買うときは、「うわーSFXしか使えないのか~。うるさくなるのはイヤだなぁ」と思っていましたが、SF600 Platiumのおかげで最高のPCになりました!
PC全体としてもかなり静かに仕上がっています。
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