どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
Amazonで人気のモバイルバッテリーメーカーと言えば「ANKER」と「AUKEY」。すごく名前が似ているのは偶然だとは思いますが、両社とも支持層は厚い。
僕の中では、絶対性能と手厚い保証にファンが多いANKER、けっこう性能が高くてちょっと安いAUKEYという認識です。
さて今回はAUKEYのほう(笑)から発売された20000mAhの大容量バッテリー「AUKEY PB-Y14」がセールになっていたので、さっそく買ってまいりました!
iPhone XSより2回り大きく、厚さはThinkPad X1 Carbon並み
さっそく開封!
大きさはご覧の通り。iPhone XSより2~3まわりほど大きい。重量は435gとiPhone XS約3台分。けっこうずしりと来ます。まあ20000mAhというバッテリ容量を考えれば妥当でしょう。
マットなプラスチックボディ。表面は梨地加工され、薄型ですがすべることはありません。
厚さは14mm。ThinkPad X1 Carbonとほぼ同じ大きさ。
感覚的には長財布ですね。
側面にバッテリ容量を表すインジケータが付いています。充電開始時、ボタンを押したときに4段階で示してくれます。
ポート構成
ポートを見ていきます。非常に多彩なポートと幅広い電圧に対応しています。
- USB Type-A 3ポート
- 1ポートはQuick Charge 3.0対応
- 2ポートはAdaptive Charging対応
- USB Type-C (Power Delivery 2.0対応)1ポート(充電も対応)
- Lightning 1ポート(充電も対応)
- 充電専用 Micro-USB 1ポート
という構成。現状発売されているUSB機器なら、あらゆるものに対応できます。
特にうれしいのがUSB Type-CのPower Delivery 2.0対応。
最近ではスマホやタブレットはもちろん、ノート型PCでも充電用として採用されているType-C。しかしポートの規格としては一つなのですが、電流値は大きく3種類あり、機器ごとに対応が違います。
- 5V–6V 3A
- 6V–9V 2A
- 9V–12V 1.5A
特にノートパソコン用は大容量の電圧を必要とします。PD2.0に対応していないバッテリーからは充電できないことがほとんどです。
ではPB-Y14は充電できるのか?試してみましょう!
ThinkPad X1 Carbonを充電してみる!
では実際にUSB Type-Cを充電ポートとするノートパソコン「ThinkPad X1 Carbon」を充電してみましょう!
PB-Y14とThinkPad X1 Carbonを必ずType-C同士でつなぎます。Type-Aポートでは高電圧は使えません。Type-C to Type-Cでのみ高電圧充電が可能です。
またケーブルにも気を付けたい。
ごく普通のType-Cケーブルでは高電圧が使えず、バッテリーが高電圧でもケーブルで制限され、本来の電圧が出せません。必ず「PD対応」、できれば「60~100Wクラス対応」を表明しているものを購入してください。
さてつないでみると・・・充電開始しました!右下のThinkPad X1 Carbonの充電ランプ(オレンジ)が点灯しているのがわかるでしょうか。
50%の状態からおよそ1時間ほどで満タンになりました。かなり速い。
起動しながらは充電できなかった
充電は成功しましたが、続きがあります。
スリープ状態、シャットダウン時は充電できたものの、起動した状態では次のような警告が出て、充電はまったくされませんでした。
(挿さりました、って、なんか指にトゲがささったみたいに聞こえますね)
これはもしかしたらケーブルのせいかもしれませんので、次回また試してみようと思います。今回はワット表示のないPDケーブルを使っています。
追記:高品質PDケーブルを買って試しました!PDケーブルでの充電の様子はこちらをご覧ください。
WTS的まとめ
けっこうな大きさはありますが、スマホ・パソコン・タブレットとあらゆる機器に充電できるのは非常に便利!
台風での停電が予想されるこれからの季節、停電時の備えとしてこうした大容量バッテリがあれば心強いですね!
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