Adobe公式のロイヤリティフリー写真販売「Adobe Stock」。
Adobe CCを使っている人は、システムが統合されているので知っていると思います。
このAdobe Stockの進化がとんでもないことになっています!
AI(Adobe Sensei)を使った検索で、被写界深度やらあざやかさやら、「雰囲気タグ」やらで、イメージに近いものが出てきます!
かなり使いやすい!
Adobe Stockと他サイトの違い
Adobe Stock以外の写真販売サイト(ShutterStockやPIXTAなど)では、
- キーワード
- 写真のカタチ(縦、横、スクエア)
- 大きさ
- 人物の有無
- サイズ
- タグ
など、けっこう具体的な指定で探すのがメインです。
でも実際のところ、大判写真に使いたい場合は、写真の持っている「イメージ感」みたいなものが大切。
- いやいや、もっとほわっとした雰囲気がほしいんだよ
- もうちょっとシックで落ち着いた写真がいいんだけどな
- 背景をキリ抜くから白かブルーバックでお願い
こんな感じで、いままでのキーワード検索ではイマイチピッタリの写真が出てきません。他のサイトでは「ボケ」とか「淡い」「白背景」とか、タグで探すことはできますが、製作者がタグを打っていなければ探せません。
Adobe Stockは写真を投稿した時点でAIが判定し、オススメのタグを提示してきます。これでタグ抜けがかなり防止されています。
さらに被写界深度(ボケの深さ)とかあざやかさで絞り込みが可能。
これ、かなり使えます。
まず標準で「花束」を検索してみます。まあ、いわゆる花束画像が検索されました。
つぎに「鮮やかさ MAX」「被写界深度 MAX」で検索!
おおー!確かに色調が強くて、背景ボケの写真が出てきましたよ!
つぎに「鮮やかさ 最低」「被写界深度 MAX」で検索!
すごー!落ち着いた淡い色合いの、しかもピントが手前にある写真が出てきますね~
さらにキリヌキにうれしい「単色背景」オプション!
このスイッチを入れると、基本ホワイトバックの写真が検索されます!これなら自動選択ツールで素早く切り抜けますね。
ライブラリの統合で便利
PhotoShopやIllustratorのCCライブラリと統合されるのもポイント。
いままでの写真サイトですと、
購入→ダウンロード→ファイルを持ってくる→写真を埋め込み
というのが一般的な流れですが、Adobe Stockなら、
Adobe Stockで購入→PhotoShopのライブラリにすぐ入る→作品にそのままドロップ
となり、時間がかなり短縮されます。
PhotoShop、Illustrator、Premirer、After Effectsなどとも同一のライブラリを使うので、派生作品で同じ素材を使うときもラクです。
いちいち素材ファイルをフォルダにまとめて共有、とかやらなくてもOK。ライブラリ共有すればファイルの位置を意識しなくてもいいですね。
パソコンに詳しくないデザイナーにも安心です。
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