確定申告はこの楽しいテンキーでガンバる!8BitDo レトロ 18 メカニカル テンパッド レビュー

4.5
★ 当レビューの商品は筆者が自己購入したものです。

今年もやってきました確定申告シーズン!

誰もが避けたい面倒な作業ですよね~。

しかもその苦労のあとでどうなるかといえば、ご褒美ではなく税金が徴収されるという、虚無感(きょむかん)の高い作業となっております。

 

さて、確定申告では大量の数字入力が基本

テンキーのないノートPCやテンキーレスのキーボードを使っていると、数字入力が非常にめんどうです。数字のみが入力できる「テンキー」があると、連続入力ではかなりの効率アップを望めます。

今回買ってきたのは、ゲーム用周辺機器で定評のある8BitDoから発売された「8BitDo レトロ 18 メカニカル テンパッド」。

 

ホワイトやブラックカラーの実用本位なPC製品の中で、ひときわ目立つファミコンを彷彿とさせるレトロポップなカラーと、本格的なメカニカルキーによる正確で小気味よい打鍵感が味わえ、虚無感満載の数字入力作業を(多少は)楽しくしてくれます!

机に置いておけば、実用を兼ねたアクセントとして、所有欲も満たしてくれる一品なのです!

ファミコン世代にはたまらない!レトロポップなデザイン

このテンキーの一番の特徴は、なんといってもそのファミコン本体を思わせるカラーリング。

 

裏面はまさにファミコン!?

 

ちょっと黄みがかった白と、濃い赤のコントラストが鮮やかで、(40代以上限定ですが)「ファミリーベーシック用キーボード(HVC-007)」をいやおうなしに思いださせます。

この時点でビビッと来てしまったアラフィフなあなた、さあすぐに買いましょう。(笑)

ちなみに4色のカラバリがありますが、どれもヒトクセあっておもしろい。単なる白や黒はありません。

 

キーのフォントも大きめで見やすく、数字入力の際に横目で見ても入力しやすい。

ただ慣れないうちは、右上の「←」(バックスペース)と、下の「ー」を見間違えること数回。「BackSpace」を文字で書くとか、でかい三角アイコンとか、目立つようにした方がよいと思う。

 

クリッキータイプのメカニカルキーを採用しているため、キーを押すたびにカチカチッと心地よい音が響き、ちょっとゲームをしているような気分に。しっかりとしたストロークのあるキーは、ノートPCのぺったんとしたキーボードに物足りなさを感じている方にとっては、新鮮な感触です。

もちろんメカニカルキーの特徴となる、スパッと押し下がり、パンッと押し返してくる、非常に心地よい押しごこちはそのまま。本格的なキーボードです。

用事がなくても押してしまうほどの気持ちよさあり!

カチカチとしっかりした音が鳴る

 

反発力がありますから、長時間使用しても疲れにくく、誤入力も少ないため、確定申告などの数字入力作業を効率的にこなすことができそうです。

さらに、ゲーミング用キーボードでよく搭載される「Nキーロールオーバー」機能を搭載。

これはほとんど同時に押すほど早い入力をしても、しっかりと全ての文字が出てくる機能。この機能をテンキーに搭載するとは・・・

「テンキーを早く打つと文字が抜ける!」という悩みがあるなら、この製品が解決になるかもしれません。

電卓機能も搭載!

さてこのテンキー、PCに数字入力できるだけではありません。

右端の赤い「CAL」ボタンを押すと、そのまま計算機としても使えてしまうのです!

CALボタン

 

上部には算結果が表示できる液晶画面。Famiカラーモデルの場合、色はオレンジ一色で、まさに昔の”8セグ”そのまま。懐かしいわ~。ここにフルカラーの液晶を持ってこないところが、まさに「わかっている」メーカーです。

表示は明るくあざやかで、明るい場所でも見やすい。

 

わかりやすすぎるスイッチと電卓呼び出しボタン

上部のダイヤルはBluetooth、2.4GHz接続、OFFが切り替えできます。

カチカチと切り替わる物理的なスイッチで、わかりやすいことこの上ない。

「OFF」があるので、使わないときはしっかり電源を温存でき、安いBluetooth製品でありがちな自動スリープで切れまくるという問題はありませんでした。

 

Bluetooth接続は、ダイヤルを「BT」に、ペアリングボタンを押す。その後、PCから認識すればすぐに接続されます。

Bluetoothペアリングボタン

 

2.4GHzは、裏面に収納されているUSBドングルを取り出しUSBに接続。その後「2.4」にダイヤルを合わせれば接続されます。

「ちょっと入力しないと、Bluetoothがスリープに入って切れまくる!」という現象がありますが、これはテンキー側とPC側の両方に原因があり、根本対策はむずかしい。

その場合はUSBの2.4GHzを使えば、切断や途切れが発生することはほぼありませんでした。(※周囲の電波状況によります。)

入力が非常に早い人は2.4GHzが特にオススメです。2通りの接続を内蔵しているのもうれしい。

 

8BitDoらしい高い品質

8BitDoは、ゲームコントローラーやアーケードスティックなど、ゲーマー向けの周辺機器を数多く手がけているメーカーです。その性能と強度に定評があります。

筆者も数台のコントローラーを買っており、かなり激しい操作をしていますが、数年間故障しらずで楽しめています。

 

この8BitDo レトロ 18 メカニカル テンパッドも例外ではありません。

プラスチックは内側にしっかりと構造体が入っており、がっしりと固く、重さがあります。ひねってみても、ギシギシといわない高い精度感です。2000円のペラペラとしたテンキーとはまさにレベル違い。

少し重みがあり、安定感があります。作業中にぐらつくことなく、ガタつきもまったく感じません。この安定感は、数字の打ち込みを集中させてくれます。

WTS的まとめ

8BitDo レトロ 18 メカニカル テンパッド」は、レトロなデザインと確かな品質を兼ね備えた、楽しいテンキーでした。

確定申告だけでなく、日常的な数字入力作業にも大活躍してくれるでしょう。ファミコン世代の方だけでなく、レトロポップなデザインが好きな方にもおすすめしたい!

というかビビッと来たアラフィフなあなたはいますぐAmazonへ。

2000円のペラいテンキーを買ってイラつくぐらいなら、高くてもこれを買えば満足度高いですぞ。

 

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