どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
先日スマホを変えました!プレミアム価格帯のZTE Axon 7を買ってしまいました!54,800円!だいぶ思い切りました。(買ったのは最安のNTT-X)
(Axon 7はAmazonでも売っているんですが、現状Amazon自体の在庫ではなく、マーケットプレイスの他業者からの出品だけでした。マーケットプレイスの業者の場合、保証に不安がありますので、こういう高いものを買うときはNTTがバックについているNTT-Xのほうが安心)
実は今年の夏ごろにはHuawei P9 Liteを買っていまして(レビューは未掲載)、動作もサクサクで画面もキレイで、調子よく使っていたのですが、メイン容量が16GBしかなくて四苦八苦。
購入前は「ゲームは入れないし、16GBで余裕でしょ」と思っていましたが、ぜんぜん足りませんでした・・・
Android 6.0から、SDカードを入れてもアプリは移動できないんですね(やろうと思えば裏技みたいのはあるようだけど)。思わぬ盲点。アプリが大きいと容量を削ることもできなくて、どうしようもなくなりました。
ということで、どうせなら大容量だけではなくて、すごく速くて音も映像もいいスマホがほしいな~と探したところ、ZTE Axon 7にたどり着きました!
5万円超のプレミアムクラススマホは、値段だけの価値があった!
Axon 7のデザイン
さて届きました!
真っ黒の箱に、金の箔押しで小さなロゴ。なかなかオシャレです。
中身はシンプルそのもの。
5.5インチの大きめの画面ですが、ベゼルが非常に狭く、全体的にスリムです。男性なら片手で無理なく持てると思います。
カラーはゴールドを選びました。あまり黄色くない、落ち着いた色あいです。うっすらオレンジがかったような黄色かな?クレヨンの「はだいろ」っぽい色味です。もちろん光の具合で、色の表情はかなり変わります。
裏面はサラッとした処理がされており、フルメタルボディでひんやりとした手触り。硬質で高級感があります。
ただ、とてもすべりやすい。特に手袋なんかをしているとすぐに落としそうです。何らかのケースは必須ですね。
厚さは約 7.9mmと薄型。ケースで覆ってしまうのがもったいないほど薄いです。エッジは丸みを帯びていて、接合部はダイヤモンドカットされています。
カタチは全体的に丸みを帯びています。フチも裏側に向かってなめらかに丸くなっています。Huaweiなどのような直線的なデザインが好きな人はイマイチ・・・と思うかもしれませんね。
ただ、使っているとこの丸みがやさしい雰囲気を出していて、5.5インチの見た目の迫力をやわらげているような感じを受けます。
側面ボタンの位置はちょうどよく、押すとカチっとした手ごたえがあります。上が音量、下がパワーボタンです。ボタンもダイヤモンドカットされていて、キラキラと光っています。
ゴールドモデルは総じて知的な女性っぽい雰囲気で、高級感を好む、持ち物に気を遣う人にウケそうだなと思います。
めちゃくちゃキレイなディスプレイ!
まず感動するのはディスプレイ。
5.5インチで大型なのはもちろん、2560 x 1440ドットという超高解像度を実現した、アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶を採用。
これがすごい!ひと目で色の違いがわかるほどのクッキリ感!
特に黒がすごく黒い。(何?)
Huawei P9 Liteとか3万円前後のスマホは、ほとんどが「IPS方式」という液晶画面をつかっています。これも十分きれいなのですが、有機ELと比べると「真っ黒」がごくうっすらとグレーに見えるんですね。すごく濃いグレーというか。
それが、Axon 7は本気で真っ黒。ベゼルの黒フチと、画面内の黒が見分けがつかないほど黒いんです。だから陰影が強い画像などを見ると、非常にくっきりと見えてとてもキレイ!質感も十分で、画面に実際の写真を貼りつけたかのように見えます。
さらに2560 x 1440ドットという解像度もすごい。フルHD (1920×1080)のスマホでも十分な精密さでしたが、さらに超えて精密です。
もちろんどちらもドットを肉眼で見分けることはできないのですが、Axon 7は文字とか線の細さというか、エッジの立ち方が全然違う!
Instagramの一覧では、画面に目を近づければ小さな写真の細かな部分まで見えるほど精密。Instagramを見るのが本当に楽しくなりました。
ヘタな専用スピーカーよりきれいな音
続いて音響。
スマホとしては大型のスピーカーを2つ、上下に取り付けています。また(見た目は少々美しくないですが)細かく開けられたスピーカー穴により、音がスポイルされずに出てきます。
それに加え、「Dolby atmos」という、映画でおなじみのDolbyサウンドをスマホ用に設計した、専用の音響ドライバ入り。
こいつがまたすごい!
Dolby社のデモ映像が入っているのですが、音の透明度、広がり、太く強い低音、すべてが他のスマホを圧倒しています。こんなにキレイな音がスマホから出ているだなんて、にわかに信じられないほど。
鳥が飛びまわる場面では、まるで頭の周りを飛び回っているかのように聴こえる広がりです。とにかくビックリです。
これでAmazon MusicとかGoogle Musicとかを聴くのがさらに楽しみになった!(Amazonはプライム会員なので、無料でガンガン聴けるのでお気に入り)
片手でも持てる
続いて使い勝手。
5.5インチの大型スマホですが、本体はスリムで男性なら片手で持てます。指の範囲としては、画面反対側まで親指がギリギリ届く距離。
重さは 175gと5.5インチでは普通ですが、5インチクラスと比べるとずしりと感じます。重いというほどではありません。密度感のある重さ。
デュアルSIM対応
SIMカードはデュアルSIMに対応。同時待ち受け可能です。(同時使用はできない)
スロット2にはSIMではなくmicroSDカードを入れることもできます。最大容量は書いてありませんが、128GBまでは認識した、というレビューがいくつかありました。僕は32GBをいれ、問題なく使用できています。
Axon 7は本体メモリも64GBもありますから、動画を撮りまくったりしなければ拡張はほぼ必要ないですね。
すごい速い!
CPUはQualcomm Snapdragon 820という、現行スマホで最速クラスのものを搭載。すごく速くて快適です!
さらにメモリが4GBもあるので、メモリ不足なんてのも皆無。40個のアプリを開いても半分程度(2GB)で済んでしまいます。普通2GBと言えば、ほぼMAX状態ですよね。
あらゆるアプリがパッと開いてサクサク動きます!
Snapdragonはスマホ業界のデファクトスタンダードというべきシリーズで、たいていのアプリはSnapdragonメインでテストされています。なので「動かない」「フリーズする」「落ちる」という場面がほとんどないのもポイント。
デジカメレベルのカメラ
カメラも、他のスマホよりもワンランク解像度の高い2000万画素。
まあ画素数で写真の良し悪しが決まるわけではないですが、非常にクッキリ撮れるのは確か。高速CPUのおかげで起動も速いので、子供のオモシロ写真を撮りやすくなりました(^^
カメラは1mmほど出っぱっていますね。机に置いたりすると傷つくかもしれませんので、レンズ保護という意味でもケースが欲しくなります。
どんな写真が撮れるかはまた後日レビューします!
USB Type-Cと高速充電
コネクタは裏表の区別がない新しいUSB「Type-C」になっています。
いままでのコネクタは差そうとすると、ちょっと差してつっかかって「うわ、裏だよ」となることが多かったので、裏表なしはストレスが減る。暗くてもサッと差し込めるのがうれしい。
Quick Charge 3.0という高速充電にも対応しています。対応充電器につなぐと、トップ画面が「充電」から「急速充電」になります。ほんの10分ほどでも30%以上回復できるので、充電を忘れても大慌てしなくてすみます。
2年の延長保証「無料!!!!」
そしてこれ!なんとメーカーの延長保証が無料!
ZTEメーカーの純正延長保証が無料です!
大切なので2回書きました。
公式ページにひそかに書いてあるので、知らない人も多いかもしれません。「Axon 7」「Axon 7 mini」は、通常は毎月450円かかる2年の長期保証「ZTE安心保証サービス」が、なんと無料で受けられるのです!
心配症の保証大好き人間には最高です。
もちろん最初の1年はメーカー保証なので、自然故障は無償修理できます。
1年過ぎた故障や、落として壊した、ガラスが割れた、水没した、蒸気とか液体で基盤が腐食した、というような自己責任での故障も、5,000円で本体交換してくれるといううれしいサービス。
買った後30日以内でしか加入できないので、買ったら速攻加入したいですね。
ただしこのサービスは期間限定キャンペーンのようで、いつ終了するかはわかりません。公式ページにも特に期限は書いてありませんでした。
WTS的まとめ
スマホ環境が激変する1台です!いままでは映像を見るならTV、音楽を聴くならパソコンからなどと使い分けていましたが、なんか全部Axon 7でいいじゃん、みたいな気分にすらなっています。HuluとかInstagramを見るのがすごく楽しみになりましたし、Kindle書籍も読みやすい!
あらゆる楽しみを詰め込んだスマホ、と言えそうです。