どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日は税込み9,000円を切る価格ながら、最大3500MB/秒のリード速度、最大3000MB/秒のライト速度を実現した、超高速M.2 SSD「XPG SX8200 Pro」を買ってきました!
さっそく性能をチェックしていきますよ!
スペックと価格
スペックを確認します。
XPGは、ADATAのゲーミング・グレードパーツを表すブランド名。高性能と手に入れやすい価格が人気です。
今回のSX8200 Proもシーケンシャルリード3000MB/sを超えるタイプとしてはかなり安い8,000~9,000円台(2019/10/16現在 Amazonで8,699円)。
他社の同クラスのSSDは10,000円を超えていることも多いので、いかに安いかがわかるはず。
それでいて保証期間は5年間という長期間。安かろう悪かろうのような売り方ではないのがわかります。
その他の特徴はこちら。
- SLCキャッシング・DRAMキャッシュバッファ
- 3D NANDフラッシュ – 大容量、高い効率性と信頼性
- LDPC ECCによるデータ整合性
- E2Eデータ保護とRAIDエンジン
パッケージ内容
パッケージ内容はいたってシンプル。本体とヒートシンク(冷却用パネル)のみです。
最初からヒートシンクが貼り付けられているモデルも多くありますが、USBケースに入れたりするときにはヒートシンクがジャマになります。別になっている方がありがたいですね。
ヒートシンクは厚さ0.5mmほどのごく薄いもの。そんなに冷却効果は高くないと思われます。付けるかどうかは好みです。
3Mの熱伝導シートが貼られています。3M製はノリがベッタベタになったりしないので安心です。
ベンチマーク
ベンチマークを取ってみましょう!
テストするマシンは自作マシン。ちなみにかなり小さなケース(NCASE M1 V6)に組み込んでいるので、放熱はあまり良くありません。その前提でご覧ください。
CPU | Core i5-9400F |
マザーボード | MPG Z390I GAMING EDGE AC |
OS | Windows 10 (バージョン 1903) |
メモリ | コルセア DDR4-3200 16GB |
こちらがベンチマーク結果です。
読み込みは3400MB/sを実現していますね!公称値に近い超高速です。
逆に書き込みは公称値の3000MB/sにはだいぶ届かず、2200MB/s前後。これは放熱が悪いのでサーマルスロットリング(速度を能動的に落とし、温度を制限する)にひっかかっていると思われます。
ベンチマーク中の温度は70℃で頭打ちとなりました。ヒートシンクはつけていません。
広いケースで直接風を当てられれば、かなり改善する可能性があります。
WTS的まとめ
このSSDをメインストレージとしましたが、非常に速くて快適ですね!
Windows 10をコールド・スタートしても、10秒前後で起動してしまいます。再起動のストレスがありません。
もちろんAdobe Photoshopなどのような重量級アプリもサクサク開きます。ゲーム用途ではなくても、大容量を使う仕事にもうってつけです。
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