手書きとデジタルのメモはどこまで融合できるのか?Wacom BAMBOO Slateレビュー!

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

手書きメモをデジタル化するにはいくつかの方法がありますが、

  • 手書きのメモを写真に撮ったりスキャンする
  • 画面上でマウスやデジタルペンでメモする
  • 手書きのメモを見ながら、パソコン上で清書

こんなところが普通ではないでしょうか。ただ、どれも一長一短です。

手書きのメモをスキャンするのはまずスキャンや撮影の手間があり、うまくやらないとピンぼけや字が小さくて読めないなどの問題が出ます。

マウスやデジタルペンはそもそもうまく描けません。iPad ProとApple Pencilを使えばかなりスムーズに書くことはできますが、両方で10万円近くするのでメモだけのために買うとなると、さすがに高すぎです。

手書きのメモを見ながらパソコンで清書するのは、あとからの情報の利用という点ではとてもグッドですが、当たり前のごとく手間がかかります。しかも絵や図は結局手書きスキャンや、PowerPointで図を作成したりとさらに手間がかかります。

そんな中で発売されたのが、今日借りてきました、ワコム「Bamboo Slate(バンブースレート)」!

一見ボードと合体した単なるメモ帳に見えますが、なんと、この上で描いたものはボタン一発でスマホやタブレットに送れてしまうというハイテク(死後)装置!

さっそく使い勝手をレビューしてみますよ!

外観をチェック!

まずは外観をチェックしましょう。

楽しげなロゴの白い箱に入ってきます。

開けるとボードとメモがセットされたBAMBOO Slate本体、専用ペン、USBケーブル、ちょっとした説明書が入っています。

これがBAMBOO Slate本体。ちなみにテスト機はSmallモデルのA5サイズです。カバンにもラクに入り、持ちやすい。もう少し大きなA4サイズのLargeもあります。

重さはSmallが264g、Largeが472gとけっこう差があります。僕としてはこのA5サイズが一番いいなと感じました。

裏面はグレーのファブリック。サラッとしていてすべりにくいですね。BAMBOOのロゴは控えめ。

ペンをチェック

お次はペン。芯は普通の黒ボールペンです。

もちろん普通のボールペンではなく、本体と無線通信をする電子ペン。アナログなのに1024段階の筆圧感知もするというから驚き!

前から見るとちょっと太いのが分かりますね。細身のペンが好きな人はちょっと持ちにくさを感じるかもしれません。

クリップにはBAMBOOのロゴが。

メモ帳は(あたりまえですが)取り換え可能。上に引っ張ると抜くことができます。背の部分がスリットに入っているだけの簡単な構造です。電子メモ帳ですが、特別な構造ではないですね。逆にそれがすごい。

薄さはメモ帳とクリップボードという感じです。デジタル感はまったくありません。(写真がぼやけているぞ・・・目が疲れたかな?と思っているあなた!本当に写真がぼけているのであなたの眼球は正常です。というかピンぼけ写真ですみません。)

下部にはmicroUSB端子。ここから充電します。

 

次のページでは実際の使い勝手をチェック!